ミシミシギシギシと音がするような締めつけ感のある前半。
龍馬すら後藤を脅す力業を繰り出し、永井に直訴という捨て身の技までやってのけ、大政奉還直前という舞台を盛り上げる。

二条城での会議の重臣達のヘタレなこと
後藤は建白書を持参した本人であるから、ずいぶん頑張った。
ずっと強気だった慶喜の顔がゆがんでいく…

薩長の読み、弥太郎の読み、慶喜の苦悩、勝の思い。
全てが大政奉還という瞬間に良くも悪くも終わる。

直前まで殺気立つほどキリキリしていた龍馬が、出来る事がなくなった途端に吹っ切ったような行動。
あそこで一旦緊張の糸が緩んだ(切れたわけではない)
確かにもはや待つしかない状態だったけど、あそこまでリラックスするのは大物か?ヤケクソか?
見てる方はずっとキリキリしてたので、ちょっとホッとしたが。

大政奉還を酢屋で聞くとは思わなかった。この辺はあくまで龍馬目線なのだな。

大政奉還は第一歩で、これで全てが変わるわけではないと悟った龍馬。
まだまだ成さねばならないことが出来てくるのだが…

次回で最終回かぁ
ドラマとはいえ、大政奉還とか史実は変えようがないのはわかってるが、終わりがあるのはわかってるがツラいなぁ

どんな風に描かれるのかを楽しみにして最終回を待とう。