ここまでくると、もう「14」はコメディ風味をつけていくつもりなの決定だな。
でも事件はシリアス。
そのバランスをどうとるかが脚本や監督の手腕にかかっている。
コメディのとっかかりは冠城氏のキャラクターで、米沢さんやイタミン達は振り回されて、右京さんは乗っかって遊んでるみたいな?
だから右京さんの性格が若干ライトになってる気がする。
なんだかんだで冠城氏と気が合ってるし、今回はなんだかんだと使ってるし
今回は事件ではなく幸子さんに降りかかった謎に挑む2人。
出向中の冠城氏はともかく、右京さんは職権乱用で給料泥棒だよ
『花の里』の幸子さんの買った古着の着物に書いてあった怨みごとのポエム?が発端。
売り主を探して不審者でしょっぴかれた幸子さんを冠城氏は「ミス・デンジャラス」と命名す(笑)
愛と幸子の双子の姉妹。
この2人の謎(多重人格)は特命係がまだ知らない段階での交換日記の描写で察しがついた。
でもジュンくんはギリギリまでわからなかった
愛(幸子・ジュン)は折り合いついてるようだからともかく、弟の陸の人格形成や将来が心配になった
幼い時に戯れの末に誤って幸子を殺してしまった愛の罪悪感や心の傷が、彼女の中に幸子を生み出したのだろうな。
あの怨みごとポエムは幸子が愛に向けて書いたのだけど、愛の罪悪感が根源じゃないかな。
ジュンは…陸の為に陸の遊び相手・友達を作り出したのか?
今回は右京さんも事件にしなかった。済んでしまってる事ってのもあるだろうが、たしなめて進言するだけで終わらせるのは珍しい。
事故を隠した母親の心情はわかる気がする。だけどあそこまで徹底的にやる行動力は感服する
今回も台詞の応酬
右京さん&冠城氏のコンビ漫才。
右京さん&冠城氏&米沢さんのトリオ漫才。
冠城氏&米沢さんのコンビ漫才。
冠城氏&捜一コンビのトリオ漫才。
そこに更に幸子さんを絡ませるカルテット(笑)
「顔の長いおっさん」(笑)
今回も冠城氏の発言はいろいろ笑わせてくれた。
「隊長!」発言から始まり、最高潮は
「出向の私が警視庁に代わって…」だなぁ(笑)もう一人芝居
行動は右京さんに置いてかれて、イタミン達に見張られながら自分の木札作ってたこと。
イタミンのツッコミがまたイイ
そして特製木札は最後に右京さんに削られ規格サイズとされる(笑)
冠城氏、置いてかれても伝令・幸子さんの指示の下、右京さんの所に飛んで行くんだから、彼もワンコ体質かもしれん。
右京さんも特命係の相棒と考えてるかどーかはともかく、遊び仲間としての相棒くらいには冠城氏の事考えてる気がする。