四百四十二



おはようございます。最強寒波はまだ居座っているようで。
おかげで室内でも上着をオン。古い家は寒い。



昨日は本当に疲れ果てて帰ってきたんですよ。
何でかっていうと、少し前に書いたバレンタインのネタでね?
黒コショウが使えないから。とにかく他の仕事を終わらせて、昨日の夕方過ぎにそれの代用品を作り始めたんですよ。

使ったのは同じくスパイスのカルダモン、クローブ、フェンネル。
カルダモンとクローブは聞きおぼえがあるとは思います。
カルダモンはカレーに入ってて口臭予防。クローブは胃薬。消化促進。
フェンネルが一番なじみがないとは思うんですが…ミント系の匂いですよ。クローブと同じく消化不振に効く。


それを作っていざ試食。個人的にはフェンネルが好き。チョコミントが好きなのが原因の一つかと。


しかし、上司はやっぱりどっちもだめらしい。基本的にスパイスが苦手なのかも。
でもコショウよりかはマシなんだとか。まぁまぁの反応をもらって、じゃぁ次は店長とホールの仲良くないお姉さんにって準備して試食してもらう。
…上司だけで終わればいいんだけどねー。上司が絶対言うからさぁ。「食べてもらったの? あっちがオッケーでないとだめでしょ?」って。


「あれ? コショウ無いの?」
「アレはないです。却下になりました。」
「えー? 出来がよかったのに…。なんで?」
「上司がコショウは無理だと。」
「…。」
「…。」
「え? それだけ?」
「そうですけど。」
「上司の好みで判断しちゃだめだよ。」
「…とは、言われましても…。」
「頑張って説き伏せないと! それとこのチョコレート。コショウ加えてスパイス四種類でやるの?」
「いえ。他にも三種類あります。スパイスは今日持ってきた三種から一つを選ぼうかと。」


「えーーー。ならもう、今度の全体ミーティングで皆に食べてもらって決めたら?」
「…、全体ミーティングって、水曜日のですか? 休み明けの翌日の?」
「そうだけど?」
「…作業が、間に合わないんですけど…。」
「ちょっとずつでいいからさー。」


チョコレート一個作るのにどれだけ手間暇かかってると思ってんだろうこの人。とかして入れ込んで終わればいいけど、外側のコーティングとか段階が色々あるんだからさぁ。一日でどこまで進むって色々ホントあるんだからね? 分かってる?


「…出来ないの?」
「…鋭意努力します。」




というわけで。本日、振り替え休日のくせに出勤してきます。
昼ごはんは店で食べよう。あまり食材使えばカルボナーラもどきぐらいならできるだろ。


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