今更ドラマの「逃げ恥」再放送の2話を(1話は見逃がした)見たけど、おもしろいね。
主人公の二人は契約夫婦(事実婚)で、夫が雇用主で妻が家事労働をこなす従業員という、突飛だけどおもしろい着眼点だ。
普段家事労働を妻がしてくれているおかげで休日に溜まった家事雑事をする必要がなく、好きな事に時間を使える…と雇用主のゲンさんが喜んでらっしゃる。
そんで妻のがっきーは土日祝日はお休みであり、仕事は家事全般、お給料も出る。
専業主婦が日々している名もなき仕事たちのことを「食わせてもらっているのだからやって当然」と言われるとなんだか反発心も湧くけど、夫婦がよりよい生活を営むための「労働」であると認識してもらえるだけでも溜飲は下がるものだ。

かつての日本での「夫婦」の基本形って、男は外で稼ぎ女は家の中の仕事全般だったけど、それってつまり雇用契約の発生しない執事なんだよなぁ。執事は執事で家のことはきちんとしなくてはいけない気で縛られ、男は男で執事を食わせるために仕事でバリバリ稼がなくてはいけない気で縛られる。
親やもっと上の世代の人たちはそれが当たり前と思って生活していたかもしれないけど、今の時代から思うと窮屈だよなぁ。
ともあれこのドラマのような雇用が成立するのも「家の中にいても許される他人」という最大級の難条件をクリアしない限り無理なのでまあ…フィクションだよねぇ。

ところで毎週毎週引きこもっているけど生来の引きこもり体質なためステイホーム余裕なわけだが、全く運動していなくてもすごい便通がいいんだよね。(何の話だ)
そもそも物心ついた頃から便秘だったためか、小学生の頃に親から毎日出るもんだと聞いたときには驚いたもんだ。えっっ!!?ヤツらと遭遇するのって2日か3日に1回じゃないの!?という具合。

そもそも学生の頃って朝はギリギリまで寝ているのでトイレに行ってる時間がないし(ついでに家族が使ってて入れなかったりするし)休み時間にタイミング良く出るもんじゃないし、ついでに女子は連れション文化があっておちおち排便に勤しめないし(手洗い場辺りでおしゃべりが始まり個室から出にくい事案が発生する)、「アイツ学校でウンコしてるー!!」っていうわけのわからないイジリが発生したらどう対処していいかわからないし、ということで私は学生時代いつトイレに行っていたんだろう…?一日一本絞りみたいな時期は皆無だったね。

それがここ7・8年だろうか?友だちからハブられるんじゃないかとか勉強がわからな過ぎて冷や汗とか親父が酒飲んで暴れてるとか彼氏が浮気してるかもしれないとか、かつてのストレス要因が最早どうでもいいと思えるくらい歳を取りフライアウェイ状態なので胃腸も毎日出口付近で「行けるかもしれない」感を発してくれるのであろう。胃腸よ、ありがとう。
たとえ麦チョコのような成果だとしてもだ。(謝れ) 

かつて自分がいかに情緒不安定だったかが腹具合でわかるよ。お肌だってシミは増えたけど昔のような吹き出物ができなくなったし。
若いときには若いときなりの窮屈さとストレスがあるので、20代前半に戻りたいか?というと、そんな大変な時期には戻りたくないのが本音だ。コナン君状態(意識は今のままで体だけ若い)で戻れるならそれもいいけど、20代に戻った自分がまた歳をとり、現在の自分以上に幸せになるだろうか・・・?と考えると、無理な気がするのでやはり戻らなくていい。
そんな便通のはなしから現在の幸せを噛みしめるはなしとして締めるこの記述力、ひょっとして私、神なんじゃないか(自粛疲れでいろいろやられている模様)