スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

イニシャルD(ゲーム)を自分で現実にやったらガードレール擦りまくりでしょ(グランツーリスモ)

いろいろ書きたいことがあったけど作成中に度々邪魔が入り、だいぶ日が経ってしまったなぁ。

こないだディーラーに車をあずけたら代車でミニクーパーを貸してくれた。今まで貸してくれた車が何故かトヨタのコンパクトカーばっかりだったから初めてのミニに全オレが歓喜。
そんで運転してみて思ったんだけど、ミニの足周り硬すぎないか…?自分で運転していて酔った(どないやねん)。やっぱ自分の車最高よ。大事にしよ…。そのうちガソリン・軽油のミニが消えていくんだろうから尚更。
EVEVうるせーけどアメリカとかヨーロッパの広大な大陸を電気自動車で生きていけるの?本気で言ってる?とガソリン車生産やめるマン(メーカー)に聞きたい。

さて車の話しをしたところで書きたかったこと、それは映画「グランツーリスモ」についてだ!
テレビCMだとかメディアの露出少なすぎるのは何故なんだ!!?結構面白かったよコレ!
まずソニーのレーシングゲーム(と言っていいのだろうか)を洋画で実写化するという時点で話題になりそうなのに。さらにコレ実話ベース(どーん)。もっと王様のブラ●チやらでギャーギャー騒いでいいだろこれ(取り上げられたかどうかは知らないけど)。
なにが実話なのかというとソニーが作ったグランツーリスモというゲームはただのゲームを超えた「ドライビングシミュレーター」と言えるほど精巧に作られたゲームらしい。私は最近のはやったことが無いからよくわからないんだが。そしてそのグランツーリスモで好成績を収めたゲーマーを集めて実際のレーサーに育て上げる「GTアカデミー」というものがあって、そこで実際にレーサーになったヤンという青年を主人公にストーリーが進むのだ。
ちなみに実際のGTアカデミーに参加できるのはヨーロッパ圏の方限定らしいよ。

この「実話」ってのを読んで、ゲーヲタがゲームばっかりすんな!って叱ってくる大人たちを見返していく話しかと思って私は超ワクワクして見に行った。…まあ、予想と実際の映画の内容はそう的外れではない。
レーサーの夢を捨てきれない主人公のヤンが夢を叶えていく工程と親子愛、師弟愛、友情、恋愛、日産車のカッコよさなどなど超よくばり盛沢山なんだけど、展開のテンポがよくて気持ちよく見られるのよ。
あとゲーム画面みたいに主人公の車を分かりやすく「1P」みたいに表示してくれるところとか非常に見やすい。
実際に車に詳しい人やグランツーリスモファンはどう感じたかはわからないけど、私はこの映画おもしろかったわー。ついでに事故フラグがあちこちにあってハラハラしながら見たわー。

ちなみにレーサーのヤンやお父さんがサッカー選手だった等は本当だけど、「ヤンがGTアカデミーを経てプロレーサーになった」というベース以外は殆どドラマとして味付けされたものです。これを言えば映画タイタニックも実話よね(笑)。タイタニックは実際に沈没したという実話をベースに、乗客のローズとジャックのドラマ(これは登場人物も架空の人物(モデルはいる)だけど)。
とりあえず映画館で見ないともったいない映画だわ。グランツーリスモ。GTRがかっこいいんじゃ!

見なくてもわかること見てもわからないこと(men同じ顔の男たち)

最近ひとりでPCに向き合う時間がなくて、見た映画記録用のこのブログ更新もご無沙汰だわ。
ブラットピットのブラットトレイン?ブレットトレイン?見たこと書いたかしら。
そもそも最近は映画館で見たい映画もなかったしなぁ。

そんななか、アレを見てきた。
「men 同じ顔の男たち」
アバターじゃないんかーい(時期的に)

ストーリーは
夫の死を目撃し、心に傷を負ったハーパーが、心身療養のため田舎のゲストハウスに2週間滞在する。
美しい景色、静かな環境の中でじわじわとおこる不快な出来事。
それらの不快さを与えてくる男たちは、全員同じ顔をしていた…というはなし。



さてネタバレあり
森の散歩中に追いかけてくる謎の影、家の周りを裸で徘徊してのぞき込んでくる男、悩みを聞きながら体を触り「あなたが悪いのでは?」と責めてくる聖職者、ゲームに付き合わないと悪態をつく悪童、ストーカー被害を軽視する警察官。
挙句、ハーパーの夫はモラハラ野郎で、思い通りにならないと暴力をふるう、図体の大きい子供。

これらの不快人物にあう経験は、特に女性は心当たりがあるんじゃないかと。
知らない人に追いかけられたり、体を触られたり、男尊女卑などの不快な思想を押しつけられたり、不快や恐怖の体験を「その程度のこと」とあしらわれたり。
それらの不快さを与えてくる男を「男なんかみんな同じ」と揶揄してるのかしらね。
クライマックスのおっさんがおっさんを生んで〜のシーンは何だったんや…。ありゃ男は女から生まれるのにねぇという揶揄?メッチャきもいんだが。

サイレント沈黙続き(ネタバレ有)

やれやれである。最近というかいつも忙しくてダラダラする時間がない。
出かけたり買物行ったりしなくちゃいけないんだけど、もうウダウダとスマホいじくりたおして何もしたくないや。
なんでスマホいじくってダラダラしてる時間ってあっちゅうまに過ぎていくんや。(ダラダラしてるやん)

さて、サイレント沈黙の感想つづき。
えーっと、遠藤周作の沈黙。
これさー真夏の暑い日差しの中、ドログチャの地面に敷かれ、虫が湧いているゴザの上に座らされ、汗と垢にまみれながら何日も何日も自分たちがキリシタンではないことを無言で訴え、耐える。
というのを、夏休みのクソ熱い部屋の中で宿題のためというだけで本を読まされる自分…。拷問かな?
多感な時期に本に入り込みすぎて、日差しの痛さや暑さや手首に食い込む荒縄が擦れる痛さや、腐ったゴザに座っている下半身の不快さ、痒さなどを読んでいる自分が感じているかのような不快さで読めなくなったのよ。
映像ではそこまで陰惨に描かれてないが、というか自然と俳優陣が美しくて、汚いとか臭そうとかいうのが抑えられてて、見やすかった。拷問ばっかだけど。

ストーリーについて書いたっけ。
これはポルトガルの聖職者が主人公。キリスト教を広めるために、宣教師たちは各国に派遣(?)されているのだが、日本に出かけた師匠であるフェレイラ神父が棄教したという手紙を受け取る。敬虔な神の僕であった師匠が棄教したなんて嘘だッ!ってなってる二人の宣教師は、キリシタンが弾圧されている危ない日本に渡り、フェレイラ神父を探す。という話しの流れ。主人公は弾圧されている日本人ではなく、日本にやってくるパードレだ。

作中は演出的な音楽がほぼ無く、自然環境音くらいの静かな映画で、笑いも救いもない重苦しい映画なのだ。
この映画の面白いところって、キリストを信じている教徒たちが惨い拷問を受け、死んでいく状況なのに祈りは届かない、神は沈黙し続ける…。神とは。という話しをカトリックの司祭を目指していたくらい敬虔な信者のマーティンスコセッシが撮っているところ。
ちなみに原作者の遠藤周作もキリスト教徒なのよ。
つまるところ、神、キリストはいるのか?という事ではなく、信仰とはなにか、信仰する心とは何かと問い続ける話しなのだ。

日本は自然災害が多い島国なので、昔より神の存在は自然の中にいるものと考えている人が多い。お日さまも神様、雨が降るのも神の恵み、台風は神の怒りなどのように。そんななか、この「ジーザスクライスト」こそが神の御子で、この方を拝めば死んだあと天国に行けますよ、という考えかたって定着するかね?
映画内でも描かれているが、日本の信者たちは「今ツライ環境にいても死後は天国に行けます」という事だけを信じている感じ。
私はたぶん世間並の無神論者的な感じで、初詣には神社に行って葬式は坊主を呼び、クリスマスにはケーキ食う(食うだけ)みたいな状態だが、食事の前にはいただきます、お天道様が見てるから悪いことは出来ないというような、神道や仏教的なものが身にすりこまれている。
だから懺悔とか告解とか、よくわからん。なんかセラピーみたいだよね。
…あの、キリスト教を否定しているわけではないのよ。わからないだけで。

だから、キリスト教徒の多いアメリカの博物館には進化論的展示がなくて、日本の学校で習った猿が人間にっていう進化はタブー視されているってことを25歳くらいの時にテレビで見て、メッチャカルチャーショックを受けたもの。
キリスト教では聖書が真実であり、人は神が造ったものだから。猿が進化したものじゃないから。
そういう考え方があるのかーって、全然気づかなかった。
まあ、進化論も進化の空白ヶ所があるんだけど。

さて何のはなしだっけ。まあいいや。
ちなみに知識不足のため、私は牧師と神父の違い等もよく知らない。色々間違っていたらごめんなさい。
神主と禰宜とかの違いも分からん。

ビートたけしのカッコ良さよ(御法度・クローバーフィールドパラドックス・サイレンス沈黙)

こないだテレビでやっていた「御法度」の後半部分だけ観たんだけど、あれなかなか面白いなぁ。
映画の公開当時は「魔性の美少年ってこの七光り二世俳優かよ!大島渚の趣味どうなっとんねん!」と思っておりましたが、それからおよそ20年。歳を重ねた自分がこの映画を観たとき、ひとを惑わす艶めかしい色気という「魔性の美少年」とはこういう事か!という理解が及び、大変面白かった。ただのカッコイイ、カワイイ、だけでは足りないのだな。
松田龍平の切れ長の目が時代劇・若侍に非常にマッチしていて、この頃の松田龍平が天草四郎時貞を演じた映画かドラマが見てみたかったなと思う。

ちなみに前半は見ていないのでストーリーの全貌は良く知らないの。新選組が舞台で、剣の腕を買って入隊させた新兵の加納くん(松田龍平)の色香に、隊員内で衆道が広まりギスギスしだす。刃傷沙汰にまで発展したことから、副長である土方歳三(ビートたけし)が加納くんをどうにかしてやる…というざーっとこういうはなし。
衆道も異性恋愛も友情も、誰かへの執着は人を狂わせる、正常な判断ができなくなる…というようなジワ怖サスペンスであった。
映画内に余白ヶ所が多く、たくさんの解釈ができるところがまた面白い。(辻斬りの犯人は誰なのか?黒幕は誰なのか?願掛けって何なのか?などなど)
簡潔な回答が欲しい人は見ない方がいい映画である。

さて、「クローバーフィールド パラドックス」これネットフリックスオリジナル作品なのかな?相変わらずの終わり方よ(笑)
パラドックスという通り、並行宇宙というかパラレルワールドに紛れ込んでしまったという話しなんだけど次々と巻き起こる不可解な事件が何故起きるのかが全くもってわからな過ぎて、登場人物が次々死んでいくのをただ見ているだけ感がありました。

そんで「サイレント沈黙」、これずっと見たいけど見るには覚悟がいるわー(内容的なものと時間的なもので)と思って見ていなかったけど、今月31日で配信終了っているから観た。3時間て長いわ。ただただずーっと拷問拷問という時間が続き、ツライ。
「沈黙」は高校の時の夏休み読書感想文課題図書で、読み始めてはみたものの活字でずーっと拷問の描写が書かれていて、いたたまれなくて途中で読むのやめたのよねー。

続く

安楽死制度が導入されたら日本は絶対に滅びるだろう(PLAN75、他)

見たい映画が見られぬまま終わっちまう。
予定と時間が合わないし、映画館まで遠いしなぁという。

●死刑に至る病
●トップガン マーヴェリック
●PLAN75

まず死刑に至る病。阿部サダヲが演じる連続殺人鬼の目が深淵の如く真黒く、恐ろしい。
特定の年齢の子供を狙う連続殺人鬼の阿部サダヲと、Fラン大学に通い悶々とした日々を送る大学生岡田健史のやり取りがずーっと続く。
阿部サダヲの人懐っこい顔と人心掌握術が巧妙で、どこからが罠なの…!?というハラハラを楽しむ映画。
原作は未読だけど、おそらく小説を丁寧になぞっている映画だと思う。殺人鬼と大学生が面会室で対峙するシーンの緊張感が凄まじい。

つぎ、トップガンマーヴェリック!デンジャゾーーーーーーーン!!(壊れた)
いやぁ良かったよトップガン。ストーリーが若干「あれ?ミッションインポッシブル見に来たんだっけ?」感があったりするけど、あの若くて強気で生意気だったマーヴェリックの「現在」。今度はあのときの自分のような若い海兵隊員を指導する立場になり、苦悶する様子が描かれる。
とにかく映画内のすべてがカッコいい。ジェットエンジンの音はすさまじいし、ちなみに戦闘機のシーンは実際に乗って操縦している(トム・クルーズは)ので、重力で顔の表情がぐぐーんと歪んだり、呼吸できなくて喘いだりしているシーンは超リアルで、見ているこっちまで息が苦しいかのような同調体験ができてしまう。
トム・クルーズはとにかく映画を「体験」してほしいとコメントしていて、リアリティを追求するために実際に戦闘機を操縦するし、訓練兵役全員にも実際の戦闘機訓練を体験させたらしい。なので全てのシーンが実際に戦闘機を操縦している?のかもしれない。とにかく演技じゃなくてリアルすぎるのよ!
まあ、今回のストーリーにジュリアン・ムーアが演じる彼女はいるのだろうか?という気はしているが。あとノーヘルでバイクをぶっ飛ばしてるシーンが一番ハラハラするのだが。

そんでPLAN75。これ、ずっと見たかったのよ!
舞台は近未来の日本。75歳以上の人は安楽死の選択ができる、という世界。それは誰の許可も必要なく、誰にも反対する権利のない、本人だけの権利なのだ。
倍賞美津子さん演じるミチが年齢を理由に仕事を解雇され、それから家を失いそうになり、八方ふさがりの状態からPLAN75制度を受けようとする。そこに、PLAN75制度を勧める公務員?の青年と、その制度のサポートをする女性の視点からも描き、この制度の疑問点を浮き彫りにしていく。

この映画、ある事件がきっかけで作られた。知的障害者施設(?)、私は害を平仮名にしませんよ。意味ないからな。まああの障害者施設を「生産性がなく、周りに迷惑しかかけない者に生きてる価値はない」と襲撃された、実際にあったあの事件から、生産性がないと生きていてはいけない不寛容な世界が訪れたらどうなるか?という思いで作られたらしい。
劇中には制度に振り回される3人と、子供の手術代を稼ぐために働くフィリピン人の女性が出てくる。この「フィリピン人の女性」はどんな意味があって出てるのかなー?と思ったが、これは不寛容な国、日本と対比して助け合いの心がある外国の人、という立場で必要だったんだって。外国人がみんな助け合い&ハートフルかどうかはよくわからんけどな。

この「自分で選択できる安楽死」制度、昔はいい制度だなーと思ってたの、私。映画の中のセリフでもあるんだけど、「自分で生まれることは選択できないから、死ぬ時ぐらい自分で決めたい」って、いいなって。
あくまで病気や怪我の回復が見込めなくて、これ以上の治療はいらない!という意味の安楽死が選択出来たら、自分が歳をとって孤独死をして周りに迷惑をかけてしまわないように、という前提があるんだけど。

でもさコロナのパンデミックで、この制度が日本で導入されたら最悪なことになる、と思ったわ。
同調圧力凄まじいって。ワクチン打たない人、マスクしないひとを叩くのと同じように、76歳になってウロウロしてたら「なんで死なないの?」「あの家のババアまだ生きてるよ」「迷惑だな」とか言われるようになるって。絶対。
選択肢なんかないし、自由意志もないわ。

それにババア(私)の茶飲み友達とかが、突然「来週、私、安楽死なのよ」とか言いだしたらどうしたらええんや!!死なないで、生きて、とは言えない。
友達もそうだが、親兄弟の安楽死を笑顔で見送れるわけない。
結局、自分勝手なはなしだけど、自分はパッと楽になりたい。でも周りは(自分が悲しくなるから淋しくなるから)死なないで欲しい(笑)。
考えさせられる映画であった。
多分、年寄り感を出すためのライティングや衣装だったんだろうけど、スクリーン内の倍賞さんは姿も声もとても美しく、ステキだったわ。
<<prev next>>
カレンダー
<< 2024年04月 >>
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
アーカイブ