久々に昼間の映画館へ行ってきた。
観た映画が公開から３週目で、現在大型新作映画目白押しのせいで回数縮小されて１日１回ないせいか劇場はそれなりに混んでいた。ハッキリ言ってあの某宗教アニメ映画、全国のシネコンでやらないでほしい。邪魔だわ。
でもそれより、シネコンに併設されているショッピングモールの人の多さに辟易よ。
モールの嫌いなことといえば、道を塞ぐかのごとく広がって歩く家族づれ、手をつないでダラッダラ歩く男女(道で広がりがち。追い越そうとするとフラフラと横へスライドし、前を塞ぐ。急に立ち止まることもありﾀﾋねばいいとさえ思う)、陳列商品に目が釘付けで他人の進路を妨害していることに気付かない人らだ。それに加え、混みあっているカフェの中での２人の若い男の身勝手さも辟易。わざわざ２つのテーブルをくっつけて４人が使えるスペースを２人で占拠する、他人への配慮の無さよ。その１つのテーブルがあればベビーカーを押した３人家族がカフェで休憩できていたものを。
コロナ自粛生活のせいか、以前に増して人の多い場所が苦手になった。気がする。
みんな消えればいいのにな〜と思いながら、お店の中を見て周る気力がなくなって帰ってきた。
ついでに映画館でポップコーン食べてるヤツのカリカリ音がうるさくて、早く食べ終わるか口閉じて食うか、そもそも食うなと思ってしまう(横暴)
さて、ここ最近見てきた映画を思い出す。
「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」…副題のダサさよ。
「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」
「モンタナの目撃者」
「オールド」
まず見たてホヤホヤ「死霊館」！
これは毎度おなじみ「アナベル」シリーズ。ウォーレン夫婦の活躍を描いた実話ベースのホラー映画。
１９８１年アメリカ、悪魔祓いのシーンから始まる。その悪魔が青年に乗り移り、彼が殺人を犯してしまう。裁判で悪魔を立証できるのか、というのをストーリーラインとしながら、ウォーレン夫婦は悪魔を召喚し呪いをかけている者たちを追っていく。
毎回このシリーズはウォーレン夫婦がお互いを支えあっている様子が好き。ロレイン役のヴェラ・ファーミガの瞳が神秘的な色で美しい。ついでにロレインはいつも衣装がオシャレなんだけど、ロレイン氏本人もいつもオシャレだったご様子。
次に「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」
今回でダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドは最後なのです。うおぉぉぉダニエルボンドは最高でしたよ。一番好きなのスカイフォール。それにQ役、マネー・ペニー役の２人も大好き。Mママもね。
ちなみに過去の007て話しが繋がっていなかったんだけど、ダニエルボンドは「カジノロワイヤル」から話しが続いている。だからボンドのキャラクターにも深みがあったんだなー。ただの凄腕、プレイボーイにあらず、過去の女性を引きずり、老いに自信喪失し、仲間の死を悼む、そんなダニエル・クレイグ演じる「ジェームズ・ボンド」にどっぷりハマってしまったため、終わりがくるのは淋しいなあ。
今作は、前作のスペクター後、マドレーヌを連れてMI6を辞めたボンドが、巨悪の事件に巻き込まれ、また復帰することになる。
注目なのが、今回ボンドガールが３人いて、１人めがマドレーヌ、２人目がMI6で007を拝命したノーミ、3人目がCIAのパロマ。パロマちゃんのカワイイカッコよさ最高!!!!出演シーンは短いのに、全部持ってった感ある。
次、「モンタナの目撃者」
これタイトルもうちょっとなんとかならなかったのか。目撃者じゃなくて当事者やろがい。
これはアンジェリーナ・ジョリー主演。森林消火隊員の女性が、事件に巻き込まれたせいで暗殺者に追われる少年を助けるのだが、山火事に道を阻まれて…というお話。
アンジー無双かと思いきや思いもよらない人が大活躍するという、そこが最高に気持ちいいんだけど、色々と「痛い！痛そう！」映画だった。
あの大切なメモはジップロックか何かに入れていたんだろうな!?と、そこばっか気になる。
最後に「オールド」帰ってきたＭ・ナイト・シャマラン
これ見たの結構前。９月中頃かな？映画が始まるとドーンと監督のＭナイトシャマランが出てきて、
「僕は１９××年からサスペンス映画を撮り続けて〜」と語りだす。何が言いたいんやと思ったら「思いもしない世界になったけど、みんな、映画館にお帰りなさい」とか言って本編が始まる。ちょっとウルっときてしまった。私もシャマランに会いたかったよ！！ただいま！！！！
そして…本編開始数分で出たがりシャマラン登場。
はやっ！シャマラン登場まで最短時間記録じゃね？相変わらずの出たがりなんだからもー。
このストーリーは、リゾートホテルを訪れていた客数組が特殊なビーチに案内される。そのビーチは異常に時間の経過が早いビーチで、この選ばれた客たちはある共通点がある者たちだった…というストーリー。
３０分で１年分だったかな？この高速で歳をとるって、マジで怖い！！頭も意識も追いつかないのに、体はどんどん老いていくんだよ。その様子をもんのすごく不気味に描いていくから気持ち悪い。
子どもたちが急速に大人になって、海パン少年とおなかペコペコ少女がビーチを走ってくるシーンなんかメチャメチャ気持ち悪い。シャマランやりやがる！心と体のバランスがおかしいとき、こんなにも不快に感じるかーって思ったわ。
それにモデル体型のブイブイ言わしとった系ねーちゃんが衰えていく美貌に怯える様子も怖い。
シャマランらしいハッピーエンドにならないモヤモヤエンディング、みんな期待して見てくれよな！(誰よ)
