たららん

数週間前に強烈なめまいがして以来体調不良が続いたんだけど、体調不良時に何が辛いって原因がハッキリしないから治療もできないことよね。
前も軽いめまいで耳鼻科に行ったけど、まさにめまいを起こしてる真っ只中に検査しないと診断してくれないのよ。めまいを起こさせるような動作をさせるんだけど、そんなにちょっこらちょいとめまいが起きる頃に外出なんかできないっつーの。
安静にしていてようやく症状は治まってきた。
辛くても誰もわかってくれない、というのは辛いものだ。どこの医者に行っても原因はわからず、休んでいると医者に行けと言われる。
医者からも周りからも「またか」とか思われている気がして誰にも助けを求められない。

よく○○被害者の会とか難病の会とかあるけど、ああいう辛さを共有する会って尊いと思うよ。強い人にはわかるまい、傷を負った人や弱い人の気持ちは。

さて、ぱーっと出かけられないけど、ボチボチ映画は観ていた。
・バーフバリ
・バーフバリ２
・カメラを止めるな
・MEG ザ・モンスター
・ザ・プレデター
・マーターズ


「プレデターみにいこ」と相方を誘ったところ

「おもしろいの？」「プレデターってなんなの？」
…とか言ってる。
…ちょっ、待てよ（キムタク）
プレデター知らないの？プレデター見たことないの？シュワルツネッガーだよ!?みたことないヤツとかいるの!!?そのころ地球にいなかったの!?

と、動揺した（落ち着け）
相方は○○ｖｓプレデターはテレビで見たことがあるけど、プレデター自体は見たことがなかったらしい。
いいかね、プレデターっていうのは「捕食者」って意味で、この宇宙人は、人間たちが鹿狩りや鷹狩を楽しむように（これを楽しむという気持ちが私には理解できないが）戦闘能力のある人間を狩ることを楽しんでいるのよ。
身体が大きくて力が強くて、強力な武器を持つプレデターに人間がどう打ち勝つか、それがプレデターシリーズの醍醐味なのだ！
ちなみに、食べるためでも生き残る為でもないのに狩るヤツを「捕食者」って、おかしくない？と常々思っていたが、今回この映画の中できちんとツッこまれている。

今回のストーリーは、主人公はアメリカの軍人でスナイパーの野猿。メキシコでお仕事中、宇宙船がバゴーンと落ちてきて仲間が宇宙人に殺されてしまったのだ！命からがら逃げ出した野猿は、この事件の証拠としてプレデターのマスクと、腕に付ける武器(？)をアメリカへ輸送した。

というところから物語が始まる。
…この映画、ストーリーを説明するのが難しいな…。
行きつけの美容院の人も映画好きなのでプレデターの話しをしたんだけど、「どんなストーリーなんですか!?」と言われても咄嗟に答えられず、かなり頭の悪い回答をしてしまったのだ。…いや常に頭悪いことを言ってばかりいるが。
物語のあらすじをかいつまんで、尚且つ興味を持たせるように話しが出来る人を心から尊敬するわ。
私の場合、順序を考えず言いたいところから言っちゃったり、冒頭からストーリーの中盤辺りまで言ってしまったりしそう。
というか私なんぞの話を聞かせて時間を無駄にしては申し訳ないと思い、端折って端折って話して結局意味が全く分からない話しにしてしまったりする。

さて、このプレデター、明らかなる大スターが出ていない。シュワ映画とかスタローン映画みたいなのではなく、烏合の衆が面白おかしく活躍するのだ。
私はこの映画を観ていてなんだか懐かしい気持ちになった。全然内容が違うんだけど、「ポリスアカデミー」みたいだなって。
面白いわけわからんやつらがそれぞれ活躍するみたいな。80年代ってこういうノリの映画がいっぱいあって、ユーモラスで、ちょっと真面目で、ちょっとカッコいいところがあって、すこーしアクション（もしくはホラー）なの。
ポリスアカデミーなんて今の20代は知らないだろうな。全然テレビでやらないし。そもそも地上波でろくな映画やらなくなったし。
今の30代・40代ってテレビ放送映画黄金期って感じするわ。吹き替えもおもしろおかしくセリフをアレンジして、時には映画内の音楽まで変えて放送してるんだけど、これが面白かったんだよな。
霊幻道士のあのねのね吹き替えとか、五福星七福星のいいかげんなあだ名とか変な音楽とか、あれらはDVDには入ってないじゃない。 
やっぱエディ―マーフィーの吹き替えは誰よりも下条アトムさんでなくては!!
と、リストアップした映画と全く関係ないことを書いて終わる。

今無性に星の王子ニューヨークへ行く下條アトム吹替え版が見たい！！！！！
ビバリーヒルズコップ下條アトム吹替え版が見たい！！！！！
排気管にバナナの手は通用しないぞ！！！！！
仕事してる場合じゃねぇや