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兜の前立ては「愛」で(エッセイ)

表紙の挿絵とタイトルから立ち読みし、即買い・即読し、また他の本も購入しに行ってしまうほどおもしろかった。
その本のタイトルはジ/ェ/ー/ン・ス/ーさんの
「女の/甲冑、/着たり/脱いだり/毎日が/戦なり。」 である。
社会で生きていくための衣服や髪型、化粧や心構え等などを「女の甲冑」と表わす比喩表現が最高且つおもしろい!!
もちろん殿方も社会で生きていくために甲冑を着ているわけなんだが、スーさんの目線で女特有の物事を面白おかしくブッた切ったり賛美したりがおもしろい。

それにスーさん、超共感できるひねくれてるとこがあって「長いものに巻かれたくない」とか「ゆるふわスイーツ女子」を鼻で嗤ったりしちゃうとことか、流行ばかりを追い掛けるのも恥ずかしいけど時代から弾き飛ばされるのは嫌だとかいう心情が面白い比喩と痛快な言葉でつづられるエッセイなのだ。
レギンスを「スパッ…レギンス」といい直すところとか、それに若いころは意地とプライドで受け入れがたかった物事に寛容になってきたところとか、わかるわかる!!

2冊目に買った「貴様/いつまで/女子で/いるつもりか/問題」では老いの手前の「老け」について
「老けはまるで、知らぬ間に忍び寄る恐怖。(中略)老けは一日にしてならずであり。老けフェアリー(妖精)は、私が寝コケているうちに、私の身体に毎晩少しずつ老ける粉をかけていきました。しかしそれが余りに微量なので、すぐには気付けませんでした。」
引用終わり。
老けフェアリー!!!なんという迷惑な妖精www
おもろいわー

おもしろいエッセイは書き手の方とサシでおしゃべりしているようでとても楽しい。
ところで検索よけは役に立つのか…?
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