必殺必中ぶろぐ屋稼業

新長田駅に降りた私は、新長田一番街へ。

この街灯を通りすぎると・・・

神戸復興の象徴、鉄人28号！
やはりこの日は、鉄人を見ないと気が済みません。
その後、商店街をあれこれ食べ歩き、銭湯で仕事の疲れを洗い流しました。
何だか月曜と行動パターンが変わりませんが、それぞれ店は違います。
２４年前、まさに火の海と化した商店街で色んな味を味わい、多量のお湯を使えるありがたみを感じる事に意義があるのです。
銭湯に入っていると、自宅の水道が復帰していない中、遠方まで風呂や温水プール入りに行った事思い出しましたね。

さて、仕事が終わった後、ブラリと新長田駅へ。
駅前では震災追悼式典が行われていました。
この近くは、火災の酷かった地区ですが、同じ火でも、この火は暖かく、優しく感じられますね。

会場では、鎮魂の想いを込めた和太鼓の演奏も行われていました。
新長田駅から足を運んだ場所については、次項にて。

今日の神戸は晴れ。
２４年前の今日は、空は黒煙に覆われ、黒煙に遮られた太陽は、夕陽のように真っ赤でした。
ですが今は、青空が清々しいです。
そんな中、突然スマホに緊急のエリアメールが・・・
私は仕事中、複数の携帯電話を持ち歩いていますが、それが一斉に鳴り響いたのです。
もしやこの日にまた地震？！と、思いきや、訓練のメールでした・・・
こういった訓練のエリアメールは、あらかじめ覚えている事がほとんどでしたが、今回は全く知らなかったので、正直驚きました・・・
また地震かと思ってしまったのも、口永良部島で噴火のニュースを知ったからです。
幸い、怪我人は出ていないようですが、これ以上被害が大きくならない事を祈るばかりです。

神戸の山に輝く、「ＫＯＢＥ　１.１７」の文字。
普段は「ＫＯＢＥ」のみの電飾ですが、阪神淡路大震災から２４年となる今日に合わせ、「１.１７」の文字が付け加えられています。
今朝は余裕を持って起きて、のんびりと朝風呂に入り、普通にガス・水道が使えるありがたみを実感しました。

今日の朝食。
納豆にたくあん、昆布の佃煮、味噌汁、そして炊きたてのごはん。
これだけの物ではありますが、普通に温かい物を、明るく暖かい部屋で食べられるという生活のありがたみをあじわいました。
特に味噌汁は、震災以降知り合った友人にもらった愛媛の麦味噌で作った物。
震災当時には知らない味でした。

デザートには、震災以前を懐かしむ味。
このブログで幾度か取り上げた、神戸学校給食の味、とくれんオレンジゼリーです。
震災の頃は、まさかこの味を家庭で普通に味わえるようになろうとは、思いもしませんでした。
普通の生活のありがたみを噛み締め、今日も仕事に行って来ます。
普通に電車に乗って通勤出来るのも、ありがたい話です。
今日の仕事内容を思うと、少々憂鬱ではありますが、それでも命あっての事。
頑張って働きます！とまでは言いませんが、何とかこなして来ますかね。
仕事終わったら、またブラブラとあちこち見て回りますか。