今年は両国1日目だけ参加してきました!


おれパラの感想の前にちょっと私信のようないろいろ。
今年は特にそういう感想を見かけることが多かったので、私の思いも書き残しておこうと思いました。
おれパラも10周年を区切りに変わりましたからね。
いろいろ意見が出てくるのも当然でしょう。
そのみんなの悩みを私は3年前に味わっていたので、その時の気持ちを思い返そう。



2015年にですね、男性声優の世代交代の波が来始めたときに私もずいぶんと悩んだものですよ。
アイマスsideMが出たころですね。あの巨大コンテンツが始動してから業界は一気に変わり始めました。
sideMが人気になったことで今まで30〜40代の声優が引っ張ってきた男性声優業界が若手、新人がとってかわる下地ができてしまったからです。
その時期から顕著にアニメのキャスティングが一気に知らない人ばかりになりました。
ゆーて私はアイマス(本家含め)大好きなのでアイマスを悪く言うつもりは毛頭ない!



当時はその業界の流れにずっと戸惑ってました。
Mは好きだから応援してるけど、それが業界に影響を及ぼすなんて思ってなかったから。
今まで10年近く変わらずに応援してきたものがなくなり始めていたから。
かわってしまうことに抵抗して、憤って、受け入れたくないって思ってました。
ただそんな抵抗も長く続けられないことも同時に気付いてました。
私が声優さんを好きになったのはちょうど鈴村櫻井が人気になって男性声優界の顔になってた頃でした。
多分、それが、今で言う世代交代の時期だったんだと思います。


分かりやすく言うと〜
アンジェ、遙か1〜3→コルダに代わったころ?
メイン声優の年齢層が一気に変わりますよね。


私はそういう若い声優さんが台頭するアニメ業界が普通と思って入ってきましたが、今までメインを張ってきた声優さんたちのファンは複雑だったでしょう。
今ならわかる。きっとそういう人たちが知らない所にいたはず。
いや、別にみなさん一線を退いたとかではなくて、イベント等の表舞台に立つ機会が少なくなるんですよ。
それはもうびっくりするくらい一気に。
そういう表舞台の仕事は若い子たちに譲っちゃうんですよね。
あとは自分の好きなように自分たちがやりたいイベントをやったりとか、裏方に回ったりとかいろいろ。


そうやって後輩に譲ってきた先輩のことを考えたら、今の声優の世代交代の事も受け入れないわけにはいかないですよね。
私が好きになった声優さんも、そういう時期になってしまったんだなって。
そりゃ複雑な気持ちを最初は捨てきれなかったですけど、時代の流れには勝てないですし。
代わっていくことを拒んでしまったらそこで打ち止めですよ。
もうアニメだってゲームだってCDだって映画だって楽しめない。
そこで受け入れないっていう選択肢ももちろんありますけど、それはこの趣味から離れるってことと同意義ですもんね。
それはしたくないし、関わり方が変わるだけで私の推しはそこに変わらずいるわけですから。
いなくなったわけじゃないんです。


変わっていく時代をそのままに受け入れて、その中で私なりの楽しみ方を見つけようって思いました。
だってね、私だって実際変わってるもの。
年も重ねたし、前に比べたらイベントだって行ってないし、CDだって買ってない。
そもそも30歳になったらそうしようって自分で決めてた。
自分が変わっているのに他は変わらないでほしいなんてそんなわがまま通りませんって。


そういう気持ちになってからすぐ切り替えられたかって言うとそうではないけど、1年もたたないうちに慣れますよ。
アニメって3か月周期だし笑
またこの子が主役級なのか、人気あるんだな〜ってなります笑


変わっていくことを嬉しいとは思わないまでも仕方ないことだって思うところから始めて、その後に変わった先でどういう楽しみがあるんだろうなってわくわくできるようになったらもう心配ない!
いずれ自分の気持ちだって変わります。
何度も言ったけど、変わらないことはこの世の中にはないんです。年も取るし環境も変わる。
ないからこそ、今を大事にしないといけないんです。
そう吹っ切れるまでにはすこしだけ時間が必要ですけど、ちゃんと自分で考えて向き合えば答えが見つかりますから。




いつかの私が悩んで得た今の気持ちを、
友人へ向けて。