アカツキノイロ

翡翠は異国人と日本人のハーフ。というか遊女の子で、お店で女中みたいなことしていたようです。そりゃあ自分の外見にコンプレックス抱くわ……。
というか、お母さん実は華族だったとか出自がわりと良かった。しかも薔子さんと友人……世間は狭いなぁ(遠い目)。
そんな翡翠はツグミが汚れる(色恋に惑わされる)ことを拒否してたわけですが、それって翡翠の我が儘なんですよね。ただ、彼は春を売る人々を間近で見てきたから、そういうことで苦しむことも知っていたんだよな……。
まあ、最終的にはそんなことぶっ飛んだけどな。恋愛ゲームだし。
ところで温室のソファーがすごい広いことに感心しております。

翡翠ルートは、鵜飼ルートよりもサブキャラクターが輝いていたように思えます。
まずは薔子さん。あの華奢な姿からは考えられないほどに強い人だった。あと情が深い。
笹乞さん。癖のある方だけど、最後はちょっとしんみりしたけど、嫌なことにはNOが言えるんだなと思いました。
百舌山氏。おまえは許さない、絶対にだ。


あと意図せずにヒタキエンドやな行きました。そこでそうなるとは思ってなかった。
ヒタキは「自分の知っている姉」以外は断固拒否なんだと。髪を切るのも、働くのも駄目。自分の望む姿で自分のために屋敷から出ない姉ではないと駄々を捏ねる。
……何となく、翡翠と似ている気がしました。二人とも嫉妬深い。ただ、翡翠の方が大人だなと。ヒタキはあれだ、姉がいないとマジで駄目な子だ。家とかガン無視だな……。

次は紫鶴の予定。