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突発

何かぼんやり浮かんだことをとりあえず書いてみたらやっぱりぼんやりしてる
そして途中で終わる
オチ?ないよ!





「食満先輩、潮江先輩はどちらですか?」
「え、さあ?」
何故知っていること前提で問い掛けられたのやら。留三郎は特に意味も無くぶらぶらと学園を徘徊させていた足を止めた。呼び止めた三木ヱ門は帳簿をふたつみっつ抱えている、どうやら文次郎を探しているのは委員会関係の用事であるらしい。部屋にいないのか?会計室は?逆に問い掛けてみればこれから探しますの答え。いの一番で留三郎のところへ来たようだ。だから、何故文次郎の居場所を俺が知っていると決めつけているのだろう。まぁ確かに恋仲だけどな。ふふんと得意気に込み上げる喜びを含ませて、留三郎はその疑問にひとり納得した。つまりもう俺と文次郎はつがいよろしく一緒くたにされる公認の中ということか!
「いえ。あなたは無駄に潮江先輩の行動を熟知してそうなので無闇に探すより早いかと思って。けまちわるい」
「何だけまちわるいって!」
怒鳴ったところでつんと澄まし顔。ああ四年生ってかわいくない!生意気五年よりはマシだけど、やっぱり後輩は三年からだよな、うん。そんな展開を見せる留三郎の思考に、だからショタコンなんて勘違いされるんだよ留、と伊作さんからの助言が聞こえてきそうだった。
「潮江先輩ならうちにいるぞ」
そこへ、ひょっこり会話に入って来たのは通りがかりの滝夜叉丸だった。抱えた桶の中の水がたぷたぷと揺れている。
「うちって、四年い組か?」
「私の部屋だ」
「何で文次郎がお前のところに?」
特別接点もないだろうと投げかけられた疑問に、はあと御座なりに返事を返しながら滝夜叉丸は答えた。
「私というか喜八郎ですね。先程気絶した潮江先輩を無理矢理部屋まで引っぱってきまして」
「気絶?」
若干話が物騒になりそうだと思った。その真意を探れば滝夜叉丸はしかし依然平然と応じる。
「何のことはありません。潮江先輩が喜八郎の掘った穴に落ちてしまったらしくて。泥だらけだしところどころ擦り傷が出来てるし何より頭を打っているらしいので保健室に運ぶべきだと言ったのですが、穴に落ちたものは僕のものと言い張る喜八郎がなかなか手離そうとしないんです」
だからとりあえず水でも汲んできました。泥だらけのまま私の部屋に入られては堪らないと滝夜叉丸の主張。
「文次郎は俺のもんだ!」
「私の委員長です!」
恋人の主張とそれに張り合いたい後輩。
「しかしその原理で行くと今頃伊作はその長屋に拘束されてなきゃいけないんじゃないか」
「善法寺先輩は放し飼いだそうです。放っておいてもすぐにターコその他に落ちてくれるので。逆に潮江先輩がハマるのは珍しいということで逃がさないそうですよ」









むしろ誰か探してオチを。
穴に落ちたものは全部あややのものなので保健委員会は全部あややの所要物
綾部の最近の興味は小平太をどうやって落とすかってことだったらいいのに
小平太は絶対落ちてくれないから。当面の目標は七松先輩を生け捕りにすること(え
おなかもすいてきたし御飯つくるかー
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