私は『ロックマンXの二次創作』と、『岩本版ロックマンXの二次創作』はわけて考えてる派です。
極論、岩本版も有賀版もゲーム有りきな以上は、『ゲームの二次創作』だと思っています。
ただ、私より公式に近いだけで。
……たまに逆輸入されるだけで。(アルマージの性格とか、イーグリードとゼロの関係性とか)
個人的には、岩本版エックスの『レプリロイドで涙を流せるのはエックスだけ』という設定が好きです。
それに付随して、『泣けるエックスが羨ましいゼロ』も良いよね。
X1でもX4でもそんな描写がありますが、『友情』からくるのと『愛』からくるのは違うんだなぁーって。
Xの時は羨望です。本人も「羨ましい」と言ってます。
ゼロがまだクールキャラで、エックスの『仲間・親友』と言うよりは『先輩』だった頃の話なので、落ち着きもありました。
X4のは、悔しさや怒りです。アイリスちゃん失って泣きたいのに泣けないゼロのなんとも言えない感じがいいですよね。
私は、Xの方が好きですが、X4は打ち切りじゃなかったら、絶対もっといい感じになってたのに……とは思います。
アイリスちゃんにゼロが「俺が間違っていたらアイツが俺を殴ってくれるさ」って言ってたのに、打ち切りのせいで話が駆け足になり、結局殴ったのはお前なのかよ!ってなりましたしね……。
書き手の解釈で個性が出るのって良いよね。
今度、岩本版ベースにss書こうかな、ティルちゃん好きだから、ゼロがメインだな(ただのゼロ好きなので、結局ここに落ち着く)
追記は、『岩本版ロックマンXの二次創作ss』です。
岩本版のケイン博士とゼロを書くの超楽しいィ!
私は、岩本版のゼロとケイン博士のコンビが物凄く好きでして。
岩本版のエックスとゼロのコンビより正直好きかもしれない。
少なくとも、岩本版はエックスとケイン博士より、ぶっちぎりで私はゼロとケイン博士のコンビが好きです。
エックスとゼロのコンビも、ケイン博士とゼロのコンビも、X3が一番多く見られるので、私は岩本版X3が好きです。
どのシリーズも好きなのは大前提だけどX3が一番濃いよね。
どれか1シリーズだけ人に勧めるなら、私はX3勧めます。
かの有名なハリセンを受けるエックスもX3ですし。
かの有名なヤンキー上がり(?)のゼロがヤンキーのホーネックに「ワンパンで状況ひっくり返しやがった」のもX3ですし
かの有名(?)な通称女装シグマもX3ですし。
かの有名なヴァジュリーラの迷言もX3ですし。
もうすぐ岩本版ヴァジュリーラの日ですね
岩本先生が、10数年前に復刊したロックマンXの漫画が今でも増刷がかかるとおっしゃってたので、今でも愛される作品なんだなぁーって考えると、改めて凄いな〜って思います。
ちなみに岩本版X5……存在するのは知ってるんですが、カードダス関係の特典だわ、知ったときには予約終わってたわで散々です。
どっかに載せてくれないかなぁー、本になってるなら買うんだけど(切実)
あ、ロックマンX DIVEはダウンロードはしたので、そのうちそれについて何か書きます……たぶん。
温厚な方だと自分でも思う。
しかし、何度となく『知らない』と返していることに対して同じ質問を繰り返されたら、流石に多少は苛立ちもする。
だから、仕方がないのだ。
「エックス、久しぶりだな」
オレに話し掛けてきたのは、紅いボディに長い金髪が特徴的な男性型の戦闘用レプリロイドだった。
でも、オレは彼に見覚えがなかった。
雰囲気からして、おそらくはオレと親しかったであろう彼。
でも、オレには全く記憶に無い彼。
だけど妙な既視感を彼から感じた。
その正体を突き止めたくて、オレは彼に訊ねた。
「君は、誰なんだ?」
「…そうか」
噛み合わない返事を返した彼は、オレの一言で何かを理解したのだろう。
目の前の彼は、納得したように告げた。
「なるほど、まぁ賢明な判断だな。馴れ合いにも厭きてきたし、ここいらで『本来の関係』に戻るのも悪くない…か。元の馴れ合いか、本来のシナリオ通りになるか…どちらにせよ悪くないな」
ただ、目の前の彼は状況を把握出来ていても、オレには彼が言ってる意味が全く汲めない。
「…君は、何を言ってるんだ」
「何を言っている?…か。すぐにわかるさ、嫌でもな」
目の前の紅い彼は、愉しげに笑った。
その瞬間、彼の雰囲気がガラリと変わった。
この緊迫感は、知っている。
あぁ、これから彼と闘うんだな。
オレはすんなり『これから戦闘になる』という事実を受け入れていた。
まるで、それが、運命付けられていたみたいに。
■□■□■
俺は、コロニーを落とされるのを防ぐためにシャトルでコロニーに突っ込んだ。
そこまでは良かったが、Σウイルス漬けに
なったとき、知った。
…いや、違うな。
『思い出した』と言うべきか。
俺の製造理由は、『エックスを倒す』
それだけのために、造られた。
無論、『エックスを倒す』事について、なんて馬鹿な…と、思っているさ。
…今はな。
ただ、その時は。
エックスと戦えるのが、そしてエックスを破壊出来るのが生き甲斐だと知って愉悦を感じた。
「一つだけ、訊かせてくれないか?君はイレギュラーなのか?」
「………」
俺は、データ上はイレギュラーではない。
イレギュラー反応が出ないからだ。
それは、俺が『正常だったものが異常になったから』ではなく、『最初からイレギュラーとして造られた』事を意味していた。
つまり、『イレギュラーと呼ばれる状態が、俺のデフォルト』なんだ。
ただ、造られた動機や俺にイレギュラー反応が出る出ないはどうあれ、俺はイレギュラーを嫌悪し、斬る側だ。
だから、俺はイレギュラーハンターでいられる。
ただ、今は…今、この瞬間だけは。
『エックスにとってのイレギュラー』として、そして『俺にとってのデフォルトの状態』で、対峙していた。
だから、俺は…
「俺は、お前たちが言う『イレギュラー』で相違無いんだろうな、確かに」
…認めた。
「ハンターとして、あるまじき発言してるな…俺。まぁ、あの時の記憶がある以上、今更だな」
ふと今、エックスは何を考えているのだろうと考えた。
しかし俺とエックスは考え方がまるっきり違う。
考えたところでわからない気がしたし、意味が無いと判断することにした。
ただ一つだけわかるのは、今のエックスは俺を『敵』という認識をしているぐらいだ。
「エックス、俺を知らないとは言わせないぞ」
「……」
「闘ってみたかったんだ、俺の記憶を持っていない、俺にためらいや情を持たない、本気のお前と。同じ仲間同士だったら無理だっただろうけどな。今なら本気出してくれるだろう?...だって俺は、お前の敵なんだからな」
敢えて、『敵』だと発言する。
その言葉を聞いて戦闘体制に入るエックスを見て、俺も身構える。
「俺も本気を出して相手してやろう。来い、イレギュラーハンターエックス。全力で俺を、楽しませろ」
□■□■□
「…で?」
「言い訳はそれだけか?と、でも言いたそうだな。まぁ、エックスの記憶は戻ったんだから結果オーライだろ?」
へし折れた腕、焼け焦げた顔の右半分。
右側のアイセンサーはレンズすらもが割れている。
排熱口は歪んで、自慢の髪も焦げたり切れたりしている。
辛うじて両脚のダメージは軽かったようで、ゼロは自らの足でケインの元へやって来た。
はっきり言って誰がどう見ても重傷である。本来なら、緊急で修理する必要があり、絶対安静だ。
しかも転送されたならまだしも、自ら歩いてやって来るなど論外である。
しかし、当の本人は何も悪びれる様子もなく、楽しそうに笑っていた。
「殴れば記憶戻るだろうと思って、うっかり暴れすぎたみたいだな。ジジィ、悪いが修理頼む」
そう言いながら、勝手に作業台に寝転がる。
かの有名なケイン博士相手に、このような態度で接する姿を見たら他のレプリロイドはさぞかし驚くだろう。
しかし、今更遠慮するような間柄ではないとゼロは思っているし、向こうも、その態度をさも当然のように受け止めていた。
「ワシは便利屋じゃないぞい!」
全く、殴れば直るだなんて20世紀の家電に対する扱いをレプリロイドに、しかも親友にするなんて…有り得んぞい!と、文句を言いながらしっかり作業する様に、ゼロは声を圧し殺して笑った。
エックスとは違い、ひねくれているのだ、自分も向こうも。
だから、ある意味ケインと話すのは真っ直ぐすぎるエックスと会話するよりも気楽だった。
「いやぁ、しかし流石に暴れすぎたか。身体の節々が痛いな」
「そんだけ破損しまくりで平然としてるお主が信じられんわ」
「損壊には慣れてるからな。まぁ、老いぼれたジジィと会話できるんだから、俺も結構丈夫なんだな」
「慣れてどうするんじゃ!つか、お主はワシをなんじゃと思っとるんじゃ!」
その問いに、ゼロは暫し悩んでから告げた。
「イレギュラーハンターの総括的存在にして、レプリロイド兼ロボット工学の権威、ケイン博士…だったか?大層な肩書きだが威厳なんて何も感じないし、やっぱりジジィが一番しっくり来るな」
「相変わらず毒舌じゃのー。ま、ワシも堅苦しいのは嫌いじゃから、お前さんだけは平然と話してくれて、肩凝らずに楽なんじゃがな。でも、もう少し年寄りを敬わんか」
「ハイハイ、こう見えても頼りにしてるんだぜ?エックスや、シグナス達にバレないように俺を直せるのはアンタだけだからな」
「…しっかし、楽しそうじゃな」
半眼で睨みながら、皮肉を言ってやるケイン。
対してゼロは、やっぱり楽しそうだった。
「楽しかったぜ?やっぱり本気のエックスはいいな。戦い甲斐がある。このスリルと快感はそこいらのメカニロイドやレプリロイドじゃ絶対に味わえない」
「…エックスと戦うのが楽しいのは、戦い合うのがお主らの宿命だからか?」
「……」
ゼロは、押し黙った。
確信はない、でもそんな気がする程度の事に、この男は気付いていたのだ。
「…お主とエックスの因縁は、何となくわかっておった。しかし、ワシとしては二人に争ってほしくないんじゃ。昔、自爆した後にシグマに甦らされたお主と対面した後のエックスは見るに耐えんかった。ワシは二度と二人にそんなことになってほしくないんじゃ。…ワシが、シグマを造ったばっかりにお主ら二人を傷付けてしまっているのはわかる。だからせめて、シグマの関係無いところで二人で争うのはやめてくれんか?シグマが関係あれば、シグマと、シグマを造ったワシを恨めばいいが、関係無いところで二人が争ったら、ワシは誰を恨めばいいんじゃ…!!」
涙がこぼれる。
それは、排熱出来ずに熱くなったゼロのボディに落ちると、ジュ…と、音を立てて消えた。
人間では対応出来ない熱を、今の自分は帯びている。
それでも、修理をしようとする姿に改めて痛感する。
この人は、本当に『レプリロイド』も『人間』と同じように扱ってくれる。
レプリロイドは、ただの機械だと言う人間もいる中で、彼は関係無く接してくれる。
今、ここで自分がイレギュラー化したら間違いなく目の前のケインは死ぬだろう。
例えボロボロな身でも、人間を殺めるなど造作もない。
しかし、多分…いや、絶対。彼は自分に殺されるかもなどと考えていないだろう。
そもそも、今、人間の身でありながら確実に火傷をする熱を持ったゼロを修理をしようとしていること自体が『普通の人間ではあり得ない』のだ。
でも、そんなことすら考えずに、自らを省みずに修理をし続けるこの人間は。
「お人好し?いや、違う。ただのバカだな」
「やかましいわい!」
「…大丈夫だ、今は再びエックスと戦おうとか、そんなこと考えちゃいない。あと誰もシグマを造ったアンタを糾弾する気はないから、そんなに気に病むな。…本当に気に病む必要が有るのは寧ろ俺だ。俺が、アンタが造ったシグマを変えてしまった」
「ゼロ…」
「って言うか、あんまりしんみりし過ぎると、ポックリ逝きそうで心配だから、しんみりするのは俺を直してからにしてくれ」
「減らず口を!いつか言語プログラム入れ直しちゃる!」
「じゃあ俺、しばらく寝るからその間に修理しておいてくれ」
流石に疲れてきた。
そもそも冷却もままならないのに稼働していても負荷がかかるだけだ。
稼働し続けたが故に修理する場所が増えた、などと馬鹿げた展開で負担を増やしたくはない。
そう思ったゼロを、ケインは呼び止めた。
「あ、ゼロ!」
「何だ。俺は疲れたんだ、じいさんの戯言に付き合う暇はないから、用件は手短に済ませてくれ」
「…お主のせいじゃない、それだけは覚えていてほしいんじゃ。少なくとも『造られる前から定まっていた事』に関しては造られた側に罪はない、造った側に責任があるんじゃ。だから、お主がお主に責任を感じる必要なんて、無いんじゃ」
こういう時、思ってしまう。
自分を生み出したのが彼であったなら、どんなに良かっただろう…と。
「…了解した、ケイン博士」
どうせそのうち修理は終わって再起動する、そうしたら感謝の気持ちを込めて「直し方が雑だ」とでも告げてやろう。
そんなことを考えながら、ゼロは自ら機能を停止させた。
ケイン博士ってエックスの出生とか生い立ちに絡んでくる、いいポジションのキャラクターだと思いますぜー!
何でx4から居なくなっちゃったんでしょうね?ゼロの過去を掘り下げるのに邪魔だったんかなぁ?と邪推してしまいます。
漫画版は何となくしか知らないのですが、ゼロとケインの絡みがあるのはいいなぁと思いました。
私はこの世で全うに生きている人全てに、幸せに生きる権利があると考えますので、今回のみずきさんのお話はゼロが明るくなれるイイ話だと思いました!
後あんま関係ない話ですが、みずきさんってpixivやってたんですね!フォロー入れときましたー!
岩本版のケイン博士は愉快なじいさんなので、どっちかというと正義側にいるワイリーみたいな印象です。
ちなみに、ケイン博士はゼロの髪を『暇だから』三つ編みにしてゼロに怒られたりします(笑)
対してゼロは「俺たち仲間なんだろ?だったら俺たちばっかり戦闘するのおかしいから、じいさんにもちょっとは苦労してもらわないとな(笑)」
と言って、修理の必要なマサイダーを(冗談で)一人で運ばせようとしてみたり
エックスに、わざと青汁風味のオイル飲ませて「まずい……」となってるのを大爆笑してみたり。
岩本版のケイン博士は楽しいけど熱い部分もある素敵な人です。
ドップラー博士とケイン博士の友情は本当に熱かったです。
岩本版は、X3〜X4の間の話で、自分の出生の夢を見て、それで悩んでバスターが使えなくなり、自分のバスターを自分でオーバーホールするゼロと、それを見たケイン博士がゼロを案じるシーンがあります。
(ちなみに物理的な異常はなく、ゼロ本人いわく『トラウマ』でバスターが使えなくなった)
岩本版X5でも、エックスとゼロの戦闘中に、二人が戦ってることを知り、
「わしは彼らに…あの者に…なんと詫びればいいのじゃ…!」と苦しむケイン博士の姿があります。
つまり岩本版はX4にもX5にもケイン博士が存在しますよー!やったぁ!
シグマ作ったケイン博士と、シグマがああなった元凶のゼロ、何か不思議な組み合わせですよね。
そして、エックスの『育ての親』と言うべき存在のケイン博士は、もっと評価されるべきだと思います。
無理強いはしませんが、機会があったら古本屋で立ち読みで良いので、読んでみてください。
pixiv……うっ、頭が……。
ほぼ見る専ですよ、私のSNSで私自身が発信してるのなんて、マジでここぐらいです。
ここが一番居心地が良いので(笑)
気のせいかもですが、最近のソドムさんは、人柄が丸くなった気がします。
私も頑張ってる人が幸せになって欲しいと思うので、ソドムさんが幸せでありますように願ってます。
あまり自分の書いた小説の事以外は口にしない方が(人に失礼な事を言わなくてすむし)いいのかな…と思っていましたが、これからは日記で言っていこうかなと思いました!婚活してるけど上手いこといってないとか、コロナで暇だから危険物の資格取ろうかなとか、スマホでロックマンエックスの操作が難しいとか!
いや、知り合った時の僕、態度が悪かったじゃないですか?振り返ってみると酷かったなっていう反省がありまして、こんなでも付き合ってくれるみずきさんに感謝感激雨あられでございます。
婚活していて、相手にその日記を見せるのか否かでも変わってきますし。
相手に見せないなら、弱音とか本音とか書いても良いんじゃないですかね。
その際は見せないだけでなく、探されないようにしないとダメだと思います。
見せるとしたら、相手がどう受け止めるかによるので、少しでも印象を良くする言い回しに気を付けた方が良さそうです。
攻撃的になりすぎないように、やんわりと弱音とか本音とか書いて、最後にポジティブな事書くといいとか聞いたことあります。
……が、この手の云々は私の管轄外なので、信憑性は全くないです(笑)
なので、私の意見は見なかったことにしてください(笑)
資格は、ソドムさんが取りたいな〜と思っている上に時間に余裕があるなら、取っても良いんじゃないかな?って気がします。
資格が増えることは利はあっても害はない気がします。
X DIVEが難しいのは同意です、そもそも最初のX1のオープニングステージやってから全くしてないや……。
婚活にせよ、資格にせよ、X DIVEにせよ……私には「頑張って」と言うことしか出来ないので……大変だとは思いますが、頑張ってください。
ずっとエックスがゼロの事を「先輩!」って呼んでました!
これがいつか「ゼロ!」と呼び捨てになるのかと思うとワクワクします!
後思ったよりアーマー・アルマージ君がサムライだったぜ…ファンシーな見た目から想像もつかない…!
5冊でいちまんえん飛んでったぜー!
でも楽しく読んでるぜー!