ロクカリとは別ベクトルで、ロルカリが大好きです。

ロールちゃんとカリンカちゃんは大親友。
異論は別に構わないけど、何を言われても私は意見を曲げない。








以下、私の想像する『ロールちゃんとカリンカちゃん』と『ロックとカリンカちゃん』の関係性について。


ロールちゃんといるときの笑顔は、すごく楽しげなんだけど、それが気を使わない女の子同士の特権(笑) 

多分、カリンカちゃんはロールちゃんと大人になっても仲良くしてくれると思います。
そして、カリンカちゃんはロールちゃんを置いて大人になることにちょっと胸が痛んで。
ロールちゃんはカリンカちゃんが大人になっていくことに寂しさを覚えて。
でも、それを表に出さずにふたりで楽しく遊ぶんですよ。
相手に失礼だから。
カリンカちゃんが人間であることも、ロールちゃんがロボットであることも、各々が望んだことじゃないから。
『たまたま』そうだっただけで。

胸に抱えるものもあるけど、でもそれ以上に相手が大好きなので、辛い顔をさせたくないから、本音は自分の胸の内だけに秘めるみたいな。
多分、お互いに相手が抱えるそれに気付いているんだけど、それは言わない。
『敢えて黙っていてくれている』事も、わかってるから。



ロックは、ロールちゃんにシール見せられて「良かったね!」と言いながら、ちょっぴりロールちゃんが羨ましいな……と、思っちゃう。
んで、カリンカちゃんはロールちゃんに甘いので、ロックは割と複雑。
そしてカリンカちゃんは、ロックがみんなに甘いので、カリンカちゃんはカリンカちゃんで複雑。


でも、カリンカちゃんはロールちゃんには言わないけど、ロックには「自分だけが大人になっていくのが複雑」って言います(笑)
ロールちゃんに言わないのは、カリンカちゃんの優しさです。望んでも仕方ないから。
ロックに言うのは、自分の想いをロックと共有したいからです。

本当は、『二人を置いて大人になっていくの辛い』という気持ちがあって、それをわかってほしい。
わかってほしいけど、ロールちゃんには言えない。傷付けたくないから。
ロックを傷付けたくない気持ちも、カリンカちゃんにはちゃんとあるので、基本的には言わないけど、不安や苦しさが抑えきれなくなったら、ロックには感情を叩きつけるように言うと思う。
ロックは、カリンカちゃんが辛くて我慢しきれなくなってそう言うことをわかってるから、ちゃんと話を聞いてあげます。
ただ、中途半端な言葉がかえってカリンカちゃんを傷付けることを知っているから、アドバイスやフォローの言葉は言わない。
その代わり、中途半端なんて言葉じゃ収まらないほどの大胆な希望は語ります。
「僕は大人になれないけど、人間になれないけど、カリンカちゃんと結婚したい」とか(笑)


出来ないことは出来ないというのが、ロボットだと私は思います。
だから「僕も成長して大人になる」なんてロックは言いません。そんな事出来ないから。嘘にしかならないから。

でも「結婚したい」には出来るかもしれない可能性がある。
法律が変われば、ロボットと人間の結婚も出来るかもしれない。
ロックは本気で叶うと思って、大胆な希望を口にします。

そして、カリンカちゃんは、ロックは口先だけの嘘でも、慰めでもなくて『本当に叶う』と思って言うのを知っているから、そういう部分にも惹かれていくような気がします。
「どうせ叶うわけないと思うけど、ロックが言うならちょっと乗ってみようかな」……って思う、とか。



そんな甘酸っぱいロクカリが……って言うか、ロールちゃんとカリンカちゃんについて語ろうとしたのに、結局ロクカリで着地する辺りが、まさに私だなって思います。