スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

震災の後も

常葉町の保健センターは大震災の時の避難所になった場所。
暖房が利いてて、絨毯もあったので主に大熊町の子供や老人が多く避難していました。
退屈した子供達に私が職場から借りてきた白い紙やサインペンを貸してお絵かきや工作を楽しんだことは忘れられませんが、今日、用事があって行ったらそこにはまだ、その時に大熊町の子供の一人が描いた絵が貼ってありました。
多分幼稚園くらいの女の子だったような気がしますが、名前もちゃんと聞きませんでした。
いざ剥そうと思うといろいろ思いがあって、やっぱり剥せないみたいです。
多分、これからも思い出が色あせるまで、この絵はここにあり続けるのだと思います。

ちなみにこの保健センターは現在は内部被ばく検査のホールボディーカウンターの検査場所でもあります。
子供達の安全もこの絵は見守ってくれるのかもしれませんね。

原発事故を言い訳にするな

昨日、更新しなかったのは純粋な怠惰です。
寒くて風も強くて、うっかりベットでぬくぬくしてたら気が付いたら朝でした。
気を抜いてはいけないですね。反省


今日、ニュースで近所の男性を東北電力の男性が提訴したというのをやっていました。
この隣人。
飲酒運転で男性の家の塀を破損。
修理を求めたら逆切れして
「原発爆発させて何やってるんだ」「東北電力出て行け」と言ったとかなんとか。
子供にまで悪口を言ったということで、これが本当ならとんでもない話だなと思いました。
原発事故があったのは「東京電力」の原発です。
東北電力に大きく関係はありませんし、100歩譲ってあったとしても、一般社員に罪はありません。
自分の馬鹿を棚に上げて責任転嫁をするなんて訴えられても仕方ないと思います。

事故後、東京電力の社員の人達やその家族は結構風当たりが強かったと思います。
でも、原発事故が最悪の事態にならずにすんだのは原発で命がけで働いてくれた社員の人達のおかげであるのを忘れてはいけないと思うのです。
東京電力の責任問題と一般社員のことはまったく別の話。
なんでも原発事故を言い訳にして欲しくは無いと思います。

ちなみに本当に東北電力が出ていったらどうなるとおもってるんでしょうね?
電気ナシの生活ができるのでしょうか?

…まあ、だからこそ東電に未だに反省の色が見えないんでしょうけれど…。

大風、小風

2月19日は雨水と言って今日から雪が雨に変わると言われている日なのだとか。
実際、冬の寒さではないなあと感じることはありますが、それでもやっぱり今日は寒いです。
ここしばらく夜になると風がびゅうびゅうと家を揺らすくらい強く吹いていて、コロでさえ、散歩拒否。
風が強い時と雪が強い時は玄関に入れているのですが、散歩コースより早く玄関の戸を叩きます。
春は名のみの風の寒さや、という名歌にはまだ早いですけれど、この風の寒さももうすぐ終わりだと信じたいです。

もう気が付けば2月も終わり間近。
3月が近づいてきています。
震災で年を数えたくはないですけれど、もうすぐ2年。
月日が経つのは早いですね。

今日は母の誕生日。
実家にお祝いに行ったら妹が姪っ子を連れて来ていました。
首も座ってだいぶ可愛くなった姪っ子。
子供の成長も早いものだと思いました。

意外な落とし穴

最近、子供達の中に何人か首から変わったものをぶら下げてる子がいます。
ガラスバッジはもう終わったし、と思いながら見せて貰うと
携帯型空間除菌剤「ウイルスプロテクター」
これを首から下げていると、塩素成分でウイルスが除去されるのだそうです。
インフルエンザとか気になるお母さん方が子供の為にと思ってつけてるんだろうなあと思いましたが私は正直効果は眉唾に思っていました。
多分に気休め。
付けていたから大丈夫だった。付けていないから病気になったとか証明できないですからね。
でも、安いそうですし、気持ちの上でこれで安心と思えるのならいいかな、と思っていたら昨日、これ、回収命令が出ていたそうです。
何でも科学やけどが発生する可能性があるとかで。
昔プールに入っていた塩素でやけどしたなんて話もありますが、それと似たような事らしいです。
健康の為にと思ってやったことが思わぬ形で健康に害することになるとは思わぬ落とし穴ですよね。

品物そのものは効果がないわけではないのでしょうが、目に見えるやけどと除菌を比べたらどちらを取るべきかは歴然。
明日、保護者とかに話してみようと思います。


まあ、こんな事例にも色々と思ってしまうのは震災後からの悪い癖なんですけどね。

それでも神様はいるのかも

私はテレビを見ないんですが、ここ数日はロシアの隕石の話でもちきりのようですね。
近年最大級の隕石がロシアに落下。
衝撃波だけで1000人規模のけが人が出て建物の窓ガラスも全壊であったと。
当の隕石がまだ発見されていないそうですけど、怖い話だなと思います。
今日、知人と一緒に郡山のスペースパークに行ってプラネタリウムと「いきものがたり」という特別番組を見て来たのですが、恐竜が滅んだ原因と言われているのが隕石の落下です。
その時は地球の生き物の9割が死滅する大絶滅が起きたということですが、今回の隕石規模のものが海に落下したら大津波が発生したり、チリが大気圏外まで巻き上げられて、新たな氷河期が起きたかもという説もあるとか。
そうでなくても、もしその隕石が大都市に落ちていたら大惨事になっていたでしょうし、昔見たマンガにあったのですが
「大規模隕石が大都市に落ちた為、コンピューターが敵の攻撃と誤認、核爆弾の自動報復システムが作動して主要都市に核ミサイルが発射される」

なんてことも無いとは言えません。

だからロシアの方々にとっては簡単に良かったなどとは言えませんが、人の少ないところにその隕石が落下したというのはやはり奇跡的な幸運であったのかもしれません。
…大震災の後、神様はいない。もしいるならどうしてこんなことが起きるのだろうと思った人は多いと思うし、私も思いました。
でも、やっぱり神様はいるのかもしれません。
絶望の後には希望がある。
世界を殺すような大絶滅があっても生き物は強くたくましく進化していくのだと。

そう信じたいと思います。
カレンダー
<< 2013年02月 >>
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28
アーカイブ