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冗談のように言えるまで

今日、常葉の学校や保育所で本格的な放射線測定がありました。
東電の作業員の方が10人くらい来て、建物の外を中心にあちらこちらを測定。
特別な機会で放射能の様子を画像で計り、今後の除染についての計画を立てるというもののようでした。
主に雨どいの下、草むらなどが多いのはまあ想定の範囲。
雪の遮蔽効果があって全体的に数値が少なかったので緊急除染対象にはならないようだというのはあまり納得のいかない話ですが、それでも問題の出るほどの数値ではなかったことにホッとしました。

ただ、その作業中に郡山から別の作業の方が来ていたんですけど、冗談のように言った一言
「我々郡山から来ましたから、我々がいるせいで数値が上がっちゃうかもしれないですね」
この言葉が胸にズンと来ました。
今も0.5とかが普通にある郡山。
その中でみんな普通に暮らしているわけです。
冗談のように言えるまでどれくらいかかったのかなあ、と思うと少し切なくなりました。
今も、皆がどんな思いで暮らしているのかなと思うと、なんだか申し訳なくなりました。

いつか、本当に放射能の話題が冗談のようになって笑えるといいのですが。
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