暗殺教室、実写映画の感想でも。

とは言っても地上波で見ただけの感想です。
映画とか俳優さんとか詳しくないけど原作ファンが遅れて色々言ってるだけですので注意。

映画は苦手というか映画館が苦手なんですよ。大きい音やびっくりする事があるとその後映画どころではなくなってしまうので。見るのは主に地上波かケーブルですね。
最近は思い出のマーニーを見てボロ泣きしたので映画館で見なくて良かったとつくづく思いました。(マーニーは一見意味わからん話のようだけどおばあちゃん子には胸に響くと思う)


話は戻って暗殺映画、まず何が言いたいかというと、思ってたより良かったんです。
最悪のパターンを想像してたからでしょうか。まぁ私が知ってるメディア化の最悪のパターンってのは『主演が薬物で逮捕』ですから。それを経験した私なら大抵の作品は大丈夫でしょうね。泣いてはいない。泣いてはいないぞ。

主要メンバーの演技も良かったです。もっとひどい棒読みの学芸会を想像してたので。
烏間やイリーナは設定や年齢的に原作通りではないけれど、これはこれでというかんじ。名前変えてもいい気がする。
オリジナルの渚の幼なじみキャラの存在意義はよくわからないけど(渚に世間の目を意識させるため?)、卒業編に何かあるんでしょうか。
もしや彼女はこれから茅野ちゃんを越えるヒロイン力を披露するんだろうか。卒業編の茅野ヒロイン力はカンストしてるだろうけど(ていうか卒業編の宣伝がネタバレひどすぎる……)
役者さんで一番違和感なくなじんだのは鷹岡でした。実写であの狂気はすごい。

展開は映画という長時間ではぐだぐだしてるように感じるけども、元は週刊連載の一話完結?漫画ならばしかたない。

しかし夏休みシーンでは夏服くらい用意したれやと思った。せめて体操服とか。
神崎さんがウイルスで倒れるシーンだって、真夏に冬服で動くから熱中症起こしたようにしか見えない。

あとピンチになんでか鉄塔?に逃げたり、解毒があっさりできたり、後で重要になるであろうシーンが削られてたり、色々つっこみどころはありますが映画は映画として見ればとくに問題はありません。
原作大好きな人は気になるかもしれませんが。

あ、でも生きた鷹岡をコンクリート?セメント?で固めるシーンは怖くなりました。
石膏とかセメントとかって固めるやつって水に反応してすごい熱を発するんですよね。セメントなら火傷するくらいの。
……つまりあれは3E生徒なりの処刑だったのではないかと深読みすると怖い。
落ちこぼれとはいえ進学校の生徒ならその危険性は知っていてもおかしくはないし。例えば奥田さん(化学)とか菅谷君(美術)とかなら知ってるんじゃないか?

まぁ、創作物ってのはどんな無茶苦茶なものでも読み手に一瞬でも納得させたら作り手の勝ちだと思います。後になってよくよく考えてひっかかるのは仕方のない事です。