ゲーム感想

祐二話目にして詰まる。
ストーリーの途中、女子力やら所持アイテムをチェックされるのですが、スカート買えず進めなかったのです。
まさかゴールドかポイントが必要になるとは。そんなわけで女子力上げたりいいねしたりしてゴールド稼いでます。
そもそも何故女子力を上げるとゴールドを貰えるのだろう。貢ぎ物？
女子力ってのもよくわからなくなってきました。私的には女子力とは『研ぎ澄ましてはいるが隠している刃』だと思っていたのですが。
例えば『普通に一汁三菜作れるけど、彼氏に食べさせる時には一品か二品を時間かけて慣れないキッチンできゃーきゃー言いながら作る』とか。
『本当は彼氏より頭いいけどテスト前には彼氏に勉強教えてもらう』とか。
見た目や料理や気配りなんて今や男子にも必要な技能だと思うし、能力的なものなら雇えばいいだけだし、いかに頼りない女子らしく振る舞えるかが重要かと。
対となる男子力も考えてみると悩みますね。男子力は『上記のような女子の小細工に気付きながらもあたたかく見守る』とか？

本編は球技大会へ。
そしてまたチェックで詰まる。ゴールドが足りずアイテムが買えない。
ゴールドを稼ぐまで女子力上げておしゃれおさげ頭部を手に入れまた進みます。
祐には妹がいて、しかし妹は彼氏ができて兄離れ中、と祐が可哀想になってきた。
しかしそうは言ってられず、この二人のすれ違いが主人公にまで及んで祐とぎくしゃく。
主人公もこういう時は妹ちゃんの言葉を守らず保身に走れ。まぁ妹ちゃんナイスフォロー。
途中好感度が足りずメールをもらえなかったりまたゴールド足りなくて修学旅行中だというのに詰まってるけど、とりあえず康太グッジョブ。
康太はなんなんでしょうか。世話焼きおばちゃん並みにフォローしてくれてるんですが。
祐ルートなのに康太にときめきます。でも他ルートなのに輝くキャラって本人のルートじゃまったく輝かないあるあるから不安になります。

イベントも始まりました。文化祭で演劇するちょっとしたストーリーを読み進めるんですけど、イベント女子力なるものを高めなくてはならないという……
普段の女子力は流用できないようです。一体なんなんだイベント女子力って。やたらはりきる文化祭の女子みたいなのを連想するんだけど。本当に女子力がわからなくなるゲームだ。
まぁこっちでもゴールドは稼げるのは無課金には有難いですけども。

肝心なストーリーは祐が白雪姫の王子役になって、主人公がその練習に付き合い、当日姫役が風邪ひいて主人公が代役をするというもの。
『わぁ☆王道でロマンチックー』とか思ったけど、よく考えたら白雪姫の王子なんて大したセリフないはず。
むしろ白雪姫の方がセリフ多くて、主人公が王子の練習につきあったからといって前半部分はカバーできないと思う。
いやいや多分王子視点の白雪姫なんだろう、と思う事にします。
寝ている無防備な人間に劣情を覚える王子は性犯罪を度々起こすももみ消し続け、しかしついには国を追放され白雪姫と出会う……的な。ロマンチックさんいないなこれ。

気になってたので事前登録して始めてました。
実は私、キャラクターもの好きなんですよね。子供の時はそんなに興味なかったのに大人になった今はかわいくて仕方なくてグッズを買ってしまう。
まぁ一番グッズを買ってしまうのは○ンエックスさんちのキャラなんだけど。
だってサンリオさんはいざ持ってみるとヤンキー感が溢れるというか……(個人のセンスの問題です)
あ、でも手帳はマイメロちゃんで、壁紙はプリンです。私しか見ないようなものなら持つし買う。
まぁこんなゲームを作っちゃうサンリオさんです。懐は広いはず。最近のキティさんも寛大のようだし、私みたいなのがやって大丈夫かな。

ゲームのシステムは日付ごとに与えられるシナリオを読む権利を使い読み進めるかんじ。ガチャもありますがそれは家具のアバターぐらい？。
あとストーリー内で女子力(数値)が必要になるのでそれを体力を使い上げたりする。
私の現在の女子力は1300なわけだけど、それってどれくらいだろ。まだ低いようだから『異性の前で猫を見たらカワイーって言う』レベルかな。

ストーリーは普通に地味な女の子がサンリオキャラが好きなサンリオ男子と出会うというもの。現代物ですね。
ファンタジーではないです。女の子向けキャラグッズをモテのため以外に使う男子の存在自体がファンタジーだけど。

で、私は祐シナリオを進める事にしました。というのも私はマイメロちゃんが好きだからです。
『メロちゃんを好きになってくれると嬉しいな』と言われましたがとっくに好きです。むしろ祐本人を好きになれるかどうかが不安。
ちなみに男子としての好みは諒(キキララ担当)。とにかく可愛い。見守りたい。

祐はとにかくチャラ男で常に女子に囲まれてます。こいつならメロちゃん持ってても『女の子から貰ったんだな』とか『モテるために持ってるのか』と思わせるのでマイメロ好きは堂々に出す。
ただ他のメンバーはサンリオ男子である事を隠しているようで内緒にしなくてはならない。
そんな訳でなんで急に仲良くなったかを説明できず、女子に睨まれる主人公。
イケメンキャラに急接近した主人公がモブ女子に嫌がらせされる展開か。少女漫画界にはよくある。有りすぎて飽きた。
まぁこういうのは男側の対応次第かな。何も気付かない奴とかだと嫌です。
その点祐は反省するからいい。ていうか康太(プリン好き)に花丸あげたい。自分のルート外の女子にまで気をつかうのかこの子は。

終章。
文化祭をエンジョイするリィン達。時間帯が変わればキャラ配置も変わるので会話聞くだけで大変。本当によく作られたゲームです。
チケットは女の子達と使いました。これだけ女の子を侍らせてりゃ男子の評価悪くなりそうだけど悪くならないリィンすげぇ。
妹のエリゼも来たので案内。さっそくあのロマンチックなプラネタリウムに連れてくとか、リィンはわかっているのかいないのか。

文化祭バンドは無事終了。
後夜祭ではアリサと踊りました。これまでアリサを優先してきたので。
あのヒロイン力は無視できない。最初のラッキースケベイベントでツンデレ属性があると見せかけてめっちゃ気づかいできる子だもんな。
後は女子を優先して仲良くなってました。
フィーもかなり好きです。やっぱり無口ロリは強い。
男子とは二週目で仲良くする事にします。

今回のボスもきっとインテリだ、と思いボスはトマス教官あたりじゃないかと疑ってましたがそんな事はありませんでした。
ですよねー

ラストはロボットアニメみたいな展開に魔法少女要素がプラスされたかんじでした。
いきなりロボに乗り込み喋る猫のアシストで戦うんだもの。
その衝撃もすごいけど、保健室のやさしいおばあちゃん先生か銃ぶっぱなす様子もなかなかすごい。前からそういう話は出てましたけども。

そしてこんな終わり方するのかというエンディングでした。続くの前提にしてもある程度の安心が得られるエンディングにしてほしい。

感想まとめ。
ずいぶんとっつきやすくなった軌跡だと思います。
以前までがどこかマニアックな雰囲気があるというか。世界観を楽しみたい人はきっとハマるんだろうけど、そういうのまどろっこしい人は投げ出しそうな雰囲気ですから。
とりあえず今回町をまたいだおつかいがないからほどよい。ペルソナぐらいのクエストが大丈夫な人ならいけます。

でもこれやるなら�U用意してからやった方がいいと思います。
続き方がね。非常に落ち着かないものでしたから。
多分�Uでは今作の伏線いっぱい拾うだろうし。後他のシリーズもやっとかないとちょっとした事が楽しめない。碧やったら先がわかっちゃうけども、まぁそのあたりはしかたないのか。

キャラはとにかく魅力的です。多分�Uではもっと掘り下げられるでしょう。このシリーズ一作目は壮大なチュートリアルみたいなもんだし。
世界観から生まれるわだかまりをしょっちゅう行われる修学旅行で解決していくかんじなお話でした。

帝都にて、皆が抱えている事情をぶっちゃけるとマキアスも事情をぶっちゃけました。
多分マキアスは年上女性が好き(憧れ)なんだろうなぁとエリオット姉への対応を見て思う。
それにしても皆ぶっちゃけるとＳクラフト習得するのはなんでや。
前々から練習してたけど未完成の技があってぶっちゃけにより心身が安定し完成する、って事なんでしょうか。

留年の危機を迎えたクロウとなぜかミリアムが�Z組に仲間入り。
単位足りなくても�Z組に入れば帳消しってどういう扱いなんだろう。それだけこのクラスの授業がハードって事なのか。

ミリアムはユーシスとのコンビがいいですね。カップルというよりは兄妹みたいな。
ユーシスもいつまでもマキアスと喧嘩してたら文芸部部長に目をつけられるから女の子とも仲良くした方がいいと思うの。腐女子はあからさまに仲いい男子達より殺伐な男子達が好きだから。
ところでミリアムの『妹起こし(妹系女子が朝寝ている男子の腹部に飛び乗る事。妹系女子が50キロオーバーすると殺人)』はユーシスも経験したのでしょうか。

次はラウラの故郷へ。
ラウラは地元女子にやたらとモテますね。これだけモテると水泳部のモニカが心配になってきた。共学だから大丈夫とはいえ嫉妬から他の女子にいじめられてはいないだろうか。

委員長に不思議ちゃん疑惑がどんどん生まれるけど多分ああいう事なんだろうな。
そのまま要塞へ。序盤のあれです。まぁこれも碧やってるとなんとなくわかってる事です。

色々あったけど文化祭。破廉恥な格好でバンドするトワ達の姿に影響を受け、リィン達もバンドする事に。
�Z組は人数少なく学校にいない期間も多いのによくやるものだ。
でも突然バンドやるのは『テロリストが学校占拠したから授業サボって屋上で寝てた俺が救う』並みのロマンだからな……

アリサの実家へ。
いろんな事に巻き込まれる�Z組。
しかしミントちゃんは色んな設定持ってますね。ルーレに両親がいて叔父さんが先生で先生もすごい設定をもってて別の先生とフラグ立てるのを手伝い、吹奏楽部に所属し親子で壊滅的な料理下手……
モブかサブではベッキーとヒューゴも好きです。一緒にいるのを見かけるとつい声をかけてしまう。
ていうか今回３Ｄでキャラの識別もしやすいので、少しでもキャラが立てば追いかけてしまう。

終章。色々はしょった感がありますが仕方ない事かもしれません。容量足りなかったんだろうなと思わせるもの。もう入学当時になにがあったかも思い出せない(それは私の攻略ペースのおそさのせいかもしれないが)

学園祭なのでいつものおつかいもいっそう複雑な気がします。
あっち行ったりこっち行ったりで、一個間違うと手間がとんでもなくかかる……

相変わらず眼鏡と貴族の仲が悪いのにそのチームで課外授業。
まったくいがまないエマとフィーは天使かと思う。
このいがみあいは誰か死ななきゃ治らないと思ったらリィン負傷。するといがみあわなくなった二人。わかりやすい。
そして男部屋で色々話して一応は和解したのでした。

しかしマキアスが無実で捕まるしユーシスは自宅に軟禁状態。
三人で地下道からマキアスを脱獄させる事に。ピッキングしたりドア爆破したり、学生なのにすごいもんだ。

途中梯子でフィーが『エマは胸が大きいから梯子が大変』とか言い出し私は初めて気付かされました。そっか胸の分上半身が梯子から離れるから腕に負荷がかかるのか。
よく巨乳は肩凝るしうつ伏せしんどいとは聞いていたけど、貧乳だって肩凝るし(そもそも血行不良だから貧乳になる)、うつ伏せもしんどい(あばらが床に当たって痛い)。
なのでそんな巨乳の欠点と言われてもまったく納得できなかったのですが、梯子しんどい説なら納得です。
そしてあの無口なフィーが二回も言ったのもよくわかる。

次は試験。まぁペルソナ的というか。普段の授業はないけどそれまで起こせる会話の中に答えがあるかんじです。
私がカンニングしたためリィン君はなかなかの得点でした。
その試験結果のせいで貴族に絡まれる�Z組。試合的に戦う事になったけどメンバー選択時に『女子はいれるな』だとか『ユーシスは貴族だからいれるな』だとか『ラウラは強いから入れるな』だとか、とにかくうるさい。
最初から素直に『平民男子をボコりたい』と言え。

そんな貴族達をボコってガイウスの故郷へ。
とにかく遠く、着いても広い。馬に乗って移動です。それでも行ったり来たりが大変でした。
幼い男女の色恋の話は微笑ましいものの、依頼を請けにいって好きな色を聞きにいって報告して、とかが大変。

次は夏服。色々と眩しいです。そしてさらに水着。すばらしいです。
しかし水泳でサラ教官にはなかなか勝てずに苦労しました。音ゲーみたいなあれかと思ってもなかなか掴めません。

リィンの妹も出てピンチになり将来ヒモやってそうな先輩(クロウの事)と共闘。それにしてもリィン、中二病が発症しそうな属性が付与されてますね。

つぎは帝都。ずっとラウラとフィーがぎこちなかったけど戦う事で解決をしました。勇ましい二人だ。
仲が悪いとしてもお互いを認めあってるし、リンクしたら最強と分かってるからこその焦りみたいなのがぎこちなさの原因だものな。マキアスとユーシスとは違う。
それにしてもちょっとかっこ良すぎる女子二人だ。