2011-11-8 17:02
名前は決めてないが侯爵という位の変態という名の紳士な創作っ子を作ったら、余りに濃いせいか夢にまで出てきやがった。
やけに鮮明に覚えているので創作っ子達の基盤というか何かしらの種になるかもしれないからメモっておく。
現時点で故意に名前を伏せているので役職(?)と立ち位置と愛称だけチラリズム。(神皇とかが名前ではない)
無駄に長い上、彼は無類の男好きというアイタタな性癖なので追記に記帳。
ついでにメモ書きだからセリフしかない。
男色傾向だったりする。
原稿……ちまちまやってはいるよ(゜д゜)
侯爵「やっと逢えたね、愛しの君……!!」
神皇「……私は君なんか喚んだ覚えはないよ」
侯爵「嗚呼、その中性的にして白薔薇のように麗しい顔で織り成される冷めた瞳……たまらないね!!!」
神皇「なんだこいつ気持ち悪い……!」
侯爵「貴方から与えられるのなら最高の褒め言葉さ!!さぁその美しい声で私の愚息共々存分に詰ってくれて構わないよ!私が上位になるのは譲らないけどね!!!」
魔竜「フィーディ、その者多方面な角度から危険極まりない故、余の後ろに避難するとよい」
神皇「エルがまともに見えるとか世も末だね」
魔竜「毎度ながら酷い事を申す」
侯爵「勿論長髪のお兄さんもフォーリンラブなんだよ?この暗雲よりも濃厚なアバンチュールを共に楽しまないか、貴方になら掘られてもいい!」
魔竜「矛先をこちらに向ける前に潔く腹を切れ。貴様如きに余の主は渡さん」
侯爵「やだなぁこんな麗しい殿方達を目の前にして、私がアンフェアな手段を取るとでも?三人でベッドインに決まってるじゃないか」
神皇「うぅっ……どうして私は男に生まれてきてしまったんだろう……」
侯爵「その困り果てた顔にそそられて滾るパッションが準備万端だよ!さぁもっと鳴き声を聞かせておくれ!!」
魔竜「絶望の淵迄落とし泣かせた挙げ句、視線で余の嫁を穢すでない!格なる上は余が直々に成敗してやる表へ出ろ!」
侯爵「野外プレイも有りだね!私は全然構わないよ!!!!」
執事「……私も一緒にいたら同等の扱いをされてしまいそうですから、少々下がらせて頂きますね」
女中「その方が無難ね。後はあたしがやっておくわ。とりあえず女には興味ないみたいだし」
執事「御配慮、痛み入ります(脱兎)」
暗転、そして何故か別世界へ。
侯爵「ああ知らない世界へ飛ばされてしまったよ、恥ずかしがり屋さんだねぇ。どこだいここは。拡がる大自然、移ろい行く季節感…これがわびさびの世界……イイ!!」
雪女「屋敷の庭先で不審者がいやがりますね」
侯爵「なんだ女性か……悪いが女性には興味ないよ」
雪女「わたしもあんたの趣向には毛ほどの興味もありゃしませんが、掃除がわたしの仕事なんでぃ。退いておくんなさい」
侯爵「失礼だな君は!君こそ此処には場違いの存在ではないのかね。……む、美男センサーが疼く……!!!!」
雪女「定時になったら喜んで帰りまさぁ。……聞いちゃいねぇですね」
奉行「何をぶつぶつ言ってるのです?雨戸凍らせるのは勘弁して下さいね」
将軍「ははは彼女はそんな粗相をしたのか」
奉行「さりげなくお尻を撫でるのはやめて頂けますか上様」
侯爵「常識はずれな絹のような白い肌にして儚げな雰囲気を帯びる麗人、片や着物の上から見ても逞しさが窺えるいかにもS気質の浅黒い美丈夫……イイ、イイです!二人の間に挟まれ桃源郷へ旅立ちたい」
奉行「おや、新しい物憑きの方でしょうか」
将軍「余程精神への衝撃が大きかったんだな。現実と幻想の境界線がわからないようだ」
侯爵「初対面の面々に精神病患者と疑われるこの私プライスレス。遠慮なく注がれる冷たさを孕んだ哀れみの眼差しがたまらなく心地好い!もっと蔑むがいい!!!!」
奉行「末期と診ました」
将軍「そもそも何者なんだこいつは。何故龍神守の屋敷にいる」
雪女「知らねぇですよ。庭先に落ちてやがったんでぇ」
人形「世の中にゃ人には計り知れねぇ出来事がわんさかあるって事さ」
侯爵「ああすまない、人形も一応守備範囲内なんだが君は小さ過ぎる上に纏う空気がおどろおどろし過ぎて興味が湧かない」
人形「人並みの警戒心はあるんだな、安心したぜ」
雪女「…………人並み(笑)」
侯爵「おや、お二人の姿が見当たらないが」
雪女「とっくにどっか行きやしたよ。お奉行は野性的直感に定評のある奴なんでさぁ」
侯爵「私とした事が獲物を取り逃がすなんて!!!ふふふっわかってる、私の愛がどれ程のものか試しているんだろう?すぐに証明して見せよう、待っていたまえ子猫ちゃん達☆」
雪女「お奉行は猫じゃなくて龍神でぃ」
人形「いけねぇよ嬢ちゃん、自分の世界に浸ってる男に話しかけるなんざ野暮な事だぜ」
侯爵「おやおや麗人と美丈夫を追い掛けていたハズが違うお二方に辿り着いてしまったよ不思議、発見☆」
無月「…………………」
斎藤「…………………」
侯爵「ああ端麗なる顔が冷めた無表情にして無反応!!色んな角度から私をとことん楽しませてくれるね!大丈夫だよ、どんなに不感症だとしても私が優しくリードして目覚めさせてあげるから!!」
無月「何故だか解らぬがとてつもない寒気を感じた」
斎藤「右に同じく」
侯爵「鈍感な草食系男子も素敵過ぎる逸材だよ。大丈夫、心配しないで?何もわからないままでも私が楽園へ連れて行ってあ・げ・る!」
斎藤「貴様、奇襲か!!!!」
無月「奇人ではないだろうか」
和泉「わんぉ!」
侯爵「ぶるぁあああああっ?!」
(ちままの飛び蹴りが顔面に命中、剛速で地面を転がり壁に激突)
和泉「変質者と聞いて」
ちま「ままつよいんだよ〜」
千鶴「一さん、一大事と聞いて刀を持って来ました!」
斎藤「ああ、流石気が利くな。下がっていろ、今は気絶しているが奴は何処か危険だ」
和泉「何処かというか危ないのは二人の貞操とあいつの頭なんだよ」
斎藤「意味がよく解らぬが、今起きた事は水に流してしまった方がいいのだろうな」
無月「荒ぶれ、龍神波濤」
千鶴「そういう流し方なんですか?!」
ちま「どんぶらこ〜どんぶらこ〜」
和泉「ああいう大人にはなっちゃダメだからねー」
ここで目覚めた。
波濤が一発変換された奇跡。