話題:おはようございます。

実家からガタンゴトンと電車に揺られ、家に帰る。彼に会うため、みじかし実家滞在にさみしさも残りながら、次はいつ来るねと伝え、あとにする。この時間に電車に揺られていると引っ越す前のことを思い出す。こうやって、彼の地元まで向かっていたよね。おなじ関東でも電車で約2時間30分。徒歩とかも入れたら、なんだかんだと3時間くらい。今じゃ、東京から金沢まで新幹線で2時間30分で行けるというのに。ふしぎな距離感、電車賃は新幹線に比べれば安いのがお財布にやさしいところ。お天気もいいし、デート日和かなって、ただ、彼の家でぐうたらdayだと思うけど。なにをするかより、だれとするかな休日なので。ほら、あと20分であたしの最寄り駅につくよ。



支え合う、がちゃんとできている気がした。寄り添ったり、歩み寄ったり、妥協したり、相手を思いやることができるようになったからかもしれない。実家を離れて、彼の住む土地に引っ越して、同棲はせずとも遠距離から電車で30分くらいの距離になったのはよかったのかもしれない。現時点でも、なんで、あたしだけがだいすきな地元や実家から離れなくてはいけなかったのかとか、金銭面でも圧倒的に実家暮らしよりも貯金できなくなったとか不満は多少あるけれど、それをそのまま、彼に向けることがなくなった。なにか、不満が生まれた瞬間に、まずは文字に起こすのは、これまで通り。それをぶつけるのを彼じゃなくした。離れて暮らす、母だったり、妹だったり。あとは、未送信フォルダに大量にあるメールのなかに留まっている。それを後日、読み返しながら、このことはまだ解決できてないなとか、こんなこともあったなと思ったりしながら、最後には決まって、彼に送らなくて、話さなくてよかったと思う。こういう成長(という年齢ではないが)も一人暮らししたからできたもの。つらいこともさみしいことも多いけど、あたしなりの方法で問題と解決をセットにしていけているような気がした。