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確かに恋でした

あの子が思うだろうなってことを予測して動くようになってから、彼は前向きになっている。進めなきゃならないことも進んでいる、一歩ずつ。遅いけど、1ヶ月も止まっていたから、少しでも動いてくれただけでも進歩。大袈裟なくらいに褒めてあげる。普通に人が出来ることをすることに抵抗があるみたい。小さな子供に接するように、やさしく、よしよしと宥めながら、どうか、この歩幅で進んで行ってくださいと願う。彼にとって、あたしがプラスになればいい。前のような、浮気してるとかだれかに取られるとかの心配は減った。信頼関係を築けた証かもしれない。





秋のような冷たさを含んだ風。唐突に夏は終わりを迎えて、雨ばかり降らす。悲しくて泣いているのかな、それとも、悔しくて悪足掻き?また来年会おうね。出来れば、猛暑は少な目で。

冬生まれのあたしは、冬がすき。寒いけど、心地よい。淋しくなり、孤独になりやすかったりするけど、それでもすきなの。

ワインレッドのマフラーをもこもこと巻いて、口元まで隠して、グレーのコートを着て、彼と初めて会った日のように着膨れて、雪だるまみたいだよと笑われた、そんな冬。初めての夏の終わり、秋の始まり、二度目の冬へと歩みを進めてゆく季節たち。待ってはくれない、いつだって、正確に。

一年記念日は、去年と同じ場所でデートしようと言われた。前は、先の話は苦手とか、俺には未来なんてないとか言ってた彼からの提案。うれしかった。

寒がりなのに薄着な彼を近くで見てきたあたしだから、今年はちゃんとたくさん着なさいと言えた。喧嘩も多いけど、着実に基盤は作れているようだ。

日曜日から始まった6勤も明日で終わり。腰が痛くて仕方ない日々だけど、土曜には彼に会えるからがんばれる。

気づけば、恋人っぽいと思えて、しているなあって。これが、恋ですか。

I think you

話題:本日の恋心模様

最近は、上手く回っている。あの子の気持ちに集中して欲しい言葉や行動を考える。先回りして、安心させてあげる。容易ではないけれど、がんばっている。

今の彼に余裕などない。あたしが、甘えても彼は倒れてしまう。だからと言って、あたしもずっとは、立ってはいられないけど、その時は、彼を頼ることが出来るのかな。

なにもわかっていない。綺麗事、斜めから世界を見ては嘆いてばかり。そんな彼にわかって欲しくて、そんなんじゃ、すぐに負けてしまうよと。同い年でもあたしは、社会に出て4年が経っている。酸いも甘いも味わって来たつもりだ、少なくとも彼よりは。だから、もう少しあたしの言葉にも耳を傾けて欲しい。ひとりだけど、ひとりで生きているつもりでも、底辺とかそんなことばかり言わないで、わかっているから、あなたが駄目なことは。浮上する努力を忘れないで。

好きなんて生温いものだけじゃ、この恋は補えない。

真夏の天使になり損ねた

話題:昨日の服装



ノースリーブのワンピース。もう、暑さには敵わない。




ずっと、お休みならいいのって思ってしまう。



遅咲きの青い春

話題:デート

普段は、月2回しか会えないのに今月は、4回も会えた。だけど、あたしたちにとって、会うことは簡単なことではない。なにかを犠牲にした上で成り立つ。経済力のないあたしたちは、二人で支え合いながら遠距離ながら、こんなにも会うことが出来た。ただ、今月の代償は来月に。 毎週、会えていたのに、それがなくなると思うと淋しさとどう向かい合えばいいのかわからなくなる。わがままは、言えないから我慢。待てる女にならないと続かない。



カラオケに行くと、オタク全開ではしゃぐ。ラブライブを一緒に歌うのは、楽しい。歌いながら、手を繋いでくる彼が可愛かった。

些細なことで喧嘩。時間は限られているのにと悲しくなる。ごめんね、と素直に伝えて、仲直り。お揃いのキーホルダーをガチャガチャでした。

あたしが抱き締めるだけで、彼は興奮するらしく固くなる。気づかないフリして、頭を撫でた。

喧嘩した時、ご機嫌取りかわからないけど、紅茶の葉をくれた。なくなると彼が選んだものをオススメのところで買って来てくれる。


まだまだ、子供なお付き合い。泣くことよりも、笑い合えることが多くなるといいよね。

価値観の違い

話題:ごめんね、ありがとう。

電話を毎週、決まった日にしている。あの子の休みに合わせて、平日に休みだから睡眠時間を削って話している。

あたしは、習慣を優先したいから、やることをその時間までにする。彼との時間を作るためにしてきたのに、彼は友達と遊ぶからと最初は、電話までに帰るからだいじょうぶと言っていたのに、もっと、遊びたいからなしにされたのが、さっき。なら、昨日の時点で、そう言って欲しかった。友達も男とか言いながら、だれと会っているんだか、女も交えて、飲んでるんだろうな。だから、楽しくなって帰って来ないのだと思う。高校時代の友人とのことで、きっと、その当時の彼女とかも呼んで楽しんでるんだろうな、そうかそうか、あたしが働いてる間に電話よりも昔が楽しいのか、そうなんだ。

泣きそうになって、ラインをブロックした。しばらくは、これでいい。なにも知らない、見たくない、聞きたくない。





お客さんが、懲りずに誘いに来てくれた。出張先のお土産までくれて、また誘いに来ますと言ってくれた。50後半の男性だけど、大手企業勤めで感じのいい方。今度は、連絡先でも渡そうかなと思ってる。


冒険しよう。もう、知らないんだ。
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