スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

映画の魅力

話題:最近観た映画

※ヴァイオレット・エヴァーガーデン、鬼滅の刃の映画のネタバレ含む感想です。



先月、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの映画を2回観た。上映時間の半分は泣いていたと思うくらいに涙がながれた。やさしさと愛にあふれた、すばらしい世界。京都アニメーションに感謝しかなかった。映像のきれいさ、繊細さ、アニメーションの域を越えた空の色合い、海の色、街並み、丁寧に描かれた世界観、これぞ京都アニメーションクオリティー。これまでのヴァイオレットのつむいできた想いが、少佐に会いたいという祈りが結ばれる。あいしてるを伝え、あいしてるを伝えられる、全身であいしてるを感じた。人間らしくなったヴァイオレットのうれしそうな表情、恥じらい、悲しみ、泣き顔を生身の人間のように描く京都アニメーションのすごさ。泣くときのくちびるが震える感じとか、その細かさ丁寧さに胸がいっぱいになる。ヴァイオレットの想いが報われたラスト、とてもよかった。今回の映画でのふたりの活躍、裏腹なディートフリートや過保護なホッジンズのかっこよさが胸に突き刺さりまくった。何度でも観たくなる、これは劇場のあの大きなスクリーンで観るべき作品だとおもった。


そして、鬼滅の刃、無限列車にも乗車してきました。(みんながよく書いているので書いてみたかった)ufotableのすごさを感じさせるバトルシーン、原作は未読でアニメしか見てないあたしでもたのしめた。後半のバトル、煉獄さんのつよさ、最後まで立派な先輩であったその姿に涙をながさずにはいられなかった。鬼の技もかっこよくて、石田さんが声をしているのでなおさらよき。炎がながれたときの梶浦由記感満載の曲にさらに涙がながれる。梶浦さんの物語やキャラクターの心情を汲み取る才能のすばらしさに脱帽。全体の音楽は梶浦さん少なめに感じたのでEDでは高まった。観終わると煉獄さんをすきになっている。それだけ煉獄さんの魅力にあふれていた。満員な映画館というのがはじめてで、幅広い年齢層の老若男女が夢中になるアニメがあるということ、その現象を感じたこと、オタクとしては語らずにはいられないうれしさ、これぞエンターテイメント。

海辺のエトランゼ。原作未読なのに予告に惹かれて観てしまったが、こちらもよかった。南国の花の可憐さに負けないくらいの不器用な恋。一生懸命、全身全霊で恋してる感じがきもちよくて、いとおしかった。

春にはARIAの映画がある。ジョゼと虎と魚たちも原作と映画はすきなのでボンズのつくる世界が気になっている。こんな時代ではあるけれど、やはりすきな作品は劇場のあの大きなスクリーンで堪能したいなと思った。

空気を入れる

話題:ひとりごと

最近、ひさしぶりに友人と会った。会うまでは断ろうかなとおもうくらいの面倒くささに駆られていたくせに会ってしまうとまた会いたいとおもう。この面倒くさがりをなんとか奮い立たせているからあたしは紙一重で友人を失わずにいるのだろう。

気づけば、6時間も話していて、なにをこんなにとおもうものの、中身はそんなにおぼえてない。そんな空気のようにかるい話をして、たまに重たい話で沈みかける。意外とバランスがとれている。結婚したり子育てしたり、それでも別れがあったり。子どもを生んでから子どもがすきじゃないことに気がついたという彼女のことばの重さ。理想と現実の狭間で、あたしたちは諦めたり、踏ん張ったりしながら大人になっていくしかなくて、そんなときに会う学生時代の友人は当時にタイムスリップしたような感覚をもたらし、あたしに空気を入れてくれる。沈みかけたあたしに空気を入れてくれる存在をこれからもたいせつにできたらいいなとおもった。
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2020年10月 >>
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
アーカイブ
カテゴリー