話題:もやもや

彼とギクシャクしたまま帰省をした。派遣を入れると言っていた彼だけどまったく決まらなかったようでひとりで過ごしていたみたいだった。(もちろん、風俗にいっている可能性もあるけれど、そんなことは考えていても仕方なく、地元をたのしむことにした。)毎日、いろいろなことをして疲れたものの、有意義な休日だった。姪っこに会い、やっぱり子どもがほしくなって、幼なじみと遊んではあまり会話がつづかないなと思ったり。


離れることで彼のことを改めて見つめ直す。気づけば、家族に話す内容はほとんどが彼の話題ばかり無意識下で彼のことをすきなのかなと分析しつつ、今から新たな出会いを求め、新しく関係を築くのとどちらがいい人生なのかと悩んだり。出会いがほとんどないあたしの婚活は根気を入れないと始まらないことも痛感しつつ、ご無沙汰だったSNSをちょこちょこと再始動させる。歳も歳だし、むかしよりも需要の低くなった自分に落ち込んだり、相変わらず、身体目的の多さに呆れたり、会いたいとメッセージがくると冷めてしまったり。すべては自分の望む人生を歩めるように選択していくだけなのに、自分がどうしたいのかうまく見えてこない。諦めてるだけなのか、めんどくさいだけなのか。長らく、恋愛前線から離れていたら億劫になるばかり、老けるばかり、鏡に写る自分に愕然としてアンチエイジングを考える。

結局のところ、あたしは彼としあわせになりたいと思っていて、それを彼が踏みにじるのがゆるせないだけで、別のひととなんてあまり考えていないのかもしれない。けれど、別のひととの未来を選んだほうがいいことはわかっていて、その矛盾に悩んで、自分にしか出せない決断を保留にしている。

自分にとっての最善はなんだろう。見えてる答えを曖昧にして、迷宮を自らつくる。