話題:ごめんね、ありがとう。

彼に会わなくても平気な日々に気づけたのは、伊野尾くん。きっかけは、なんでもよかったんだと思う。たまたま、アイドルだったけどこれが身近なひとでもなんでもよかった。あたしが彼と出会った頃は仕事と家の往復となんとも色気ない日々で、仕事にも慣れてきて、漠然とした物足りなさを感じていて、色々とつながっていた男関係を切って、お兄さんを糧に働いていて、お兄さんに玉砕したから彼に落ち着いて、現在。彼の人生もようやく回りだし、多分たのしい時。自慢話に耳を傾けたり、不安だからと甘えられるのは平気だけどキスやセックスは微妙。生理的に受け付けない時期なのか、彼だからなのか。彼以外とそういう雰囲気になっても今は身体の関係になることはないかなってのが正直な話。以前もこんなことがあって、彼に求められると気持ちわるくて泣き出すくらいで、それに彼が傷ついて、あたしはさらに罪悪感に苛まれて、それからは、性欲なんてなくても応えてきたけど、そろそろ限界。こころがこわれそうで、くるしい。

身体なんてつながらなくても、ただ寄り添って、ことばや時間や空気を共有して育む関係もありだと思う。触れたいときに触れる。我慢なくそういう行為を行えたらいいのにね。

ごめんね。あなたはなにもわるくなくて、あたしが応えられないだけ。