妙義の白狐

狐話で思い出したから書いておく。

私の小さい頃の体験談なのですが…恐らくホラーの分類に入る。

ので、一応スクロール(しかしPCはあんま関係ないw)。




















群馬県は山に囲まれているので、登り放題遊び放題なのです。

私が幼少の頃から山登りが大好きで、特に妙義山がお気に入りでした。
因みにこの妙義山、かの有名な赤城や榛名に比べて小さいものの道のりが非常に険しく、デッドオアアライブよろしく獣道または岩石の塊をよじ登る的な楽しみ方なのです。

ぶっちゃけ死人数多です。

そんな妙義山のあんまり目立たない処に(今もあるかわからない)小さな稲荷の祠があって、私は毎回妙義山を登る度に「来たよ!」と挨拶してました。

妙義神社(本堂)が祀っているのも稲荷だったかは定かではないんですが(おい)…朱色の漆で模様や口が描かれた白い陶器の狐が印象的だったのは覚えている。


母が男に走っていて暫く妙義に行けない時期があって…旅行だか何だかでその浮気相手と母と私でいつもとは違う山の麓に遊びに来ていた時のこと。

私はどうしても山登りがしたかったのだけど母は乗り気じゃなくて…やっと説得(駄々捏ね)して登り始めたのが空がオレンジ色の頃。

その山は低く全体的に緩やかな道のりなこともあり、途中まで登って母は先に降りて行きました。

散歩コースの丘に木が生えた程度の山だったので、私も暗くなる前にさくさく登ってすぐ帰る気で歩いていたのです。

するとちょっと遠くに狐がいたんです。

普通に野生の狐だと思って「あれ犬じゃないよな…狐さんだよな…あとで教えてあげよう」って思うじゃないですか。

それが此方に向かって降りてきて、違和感を感じました。

黄昏時なのに白く(ぼんやり光って)見える。
走り方が宙を浮くようにふわふわしてる。
どこかで見たような朱色が見える。
でかい気がする(小学生低学年の腰の高さまである)。

その狐は私の横を通りすぎた後、じっと此方を見詰めてきました。

まるで「おいで」と言われているような気がして、考える前に身体が勝手に後をついていったのです。

その狐は距離が離れても私が追い付くまで立ち止まって待っていてくれて、必死に追い掛けて……気が付いたら麓の旅館の前にいました。

当然ながら、狐の姿はなく。


後日、そのお忍びの旅行先が誘拐殺人事件現場として新聞に載っていました。



私と同じくらいの女の子が、あの日あの時間帯あの山の頂上付近で殺されていたそうです。

視える人あるある

思い出に一人で盛り上がってたテンションのままいきますよ。

以下のあるあるは根本的に信じてる人の話でござい。


@視えない人でやたら怖がって騒ぎ立てる奴

自分の目で見えないから理解出来なくて怖がる気持ちは分かる。が、無意味に騒ぎ立てる奴が多い気がする。

実際に何かあると「見えるなら早く何とかしてよ!」と無茶ぶりな他力本願。

取り敢えずうるせえ黙ってろと思う(・∀・)


A興味だけ凄く強い奴

大して見えないけど心霊スポットとか行っちゃう奴。

しかも一人ではなく必ず友達連れ。

友達の友達とかでも「あいつ霊感強いらしいぜ」って聞くとやたら親しくなりたがる。

存在がウザい(・∀・)



B自称みえる人

つい深夜のテンションで霊感あるないの話になって、誰かが「私視えるんだ〜」って言うと「実は私も…」って言って来る奴。

さりげなく体験談を語るように誘導すると、喜々としてそれっぽい雰囲気を出しながらそれっぽい話をしてくれる。

話が本当であれ嘘であれ内容としては中々面白い話をしてくるので、合宿やお泊りに最適かもしれない。

でもそういう奴って大抵背後に何か憑いてる(・∀・)



C自分最強とか思ってる奴

自分の霊感の強さを鼻にかけて見下してくる奴。

自分より強い人が自分に見えないものの事を話しても認めずに嘘つき呼ばわり。

自分の先祖の中に少しでも寺社関連のものがあれば、よく分からない使命感を抱いている。

まさに井の中の蛙そのもの(・∀・)


D判別意識が薄い奴

些細な事でも霊象にしたり、現実との境目が見えてない奴。

駅とかでもたまに見かける、一人でブツブツ話してる奴もこのパターンだと思われる。

一度病院行ったらどうだろう(・∀・)



自分が実際会った事ある奴らのパターンって大体こんなもんかな。

地蔵様が見てる

別に怖くないのでワンクッションなしで。


さっきコンビニから帰って来る途中、団地の駐車場にひっそりとお地蔵様が立っておった。


変な所にあるなぁと思ってスルーして帰宅した後母に聞いたら、


「ああ、そこの駐車場使ってるおばあさんが孫轢いちゃったから立てたらしいよ(・∀・)」


猫踏んじゃったみたいな軽いノリで言うなや( ゜Д゜ )


血が落ちなかった場所は砂撒いて誤魔化してあるらしい。



あれ……血だったんだ……



死んだ事に気付かないまま無邪気に遊んでる姿を視てると、ご冥福をお祈り申し上げますとか言いにくいよね。

意地悪婆さんの悪戯

はい、じゃあ今から多分怖い話するよー。


いやもう廃人生活し過ぎて何も書く事ないし携帯ないと書く気起きないのでね。

最近よく昔の事を思い出して母と「ああーそういやそんなこともあったわww」と語る事が増えたので、


その大半が怪奇現象の類(笑)なのでその怪談話をね、

タイピング練習も兼ねて先生の抜き打ちテストっぽく始めたいわけですよ。


まぁ管理人の体験談なので…怖いとは限らない故にカテゴリ名が怪談ではなく「会談」。


期待しても無駄クオリティは通常運転。

念の為追記に書いておく系。

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