今日4月3日…



私は…家を出てから



1年を迎えた。



『30分…いや、1時間したら帰ろう…』



そう思っていたあの日あの時から



長い時間…



私は雲の上を歩いた。



それは



死神にとりつかれた様な地獄からの開放と



大切な子供たちを失う失望の境界を



ふわふわと歩いている様な



生きてるのか
死んでるのか



よくわからない感触だった。



夢を見ていた?



いや、現実に違いない…



夢なら醒めないで欲しいのか
夢なら覚めて欲しいのか



よくわからない。



二股に別れた道…



私が進んだ道は



前に進んでいるのに



どんどん明かりが小さくなって行くトンネルが終らない。



あの小さな出口の明かりの先は



どんな世界があるのだろう。