このまま…




私は…このままここにいたら



本当に病気になるかも知れない。



今日は真剣に



この家から…



母から…離脱することを



考えてしまった。



それは…



その事態は…



夕食の最中に起きた。



母の心ない言動により



私の心はズタズタに引き裂かれ



食べ物が



喉を通過しなくなった。



お茶碗に残る少量のご飯を



かろうじて飲み込んだ。



なんて人間なんだ…



いや、人間じゃないかも知れない。



あの人は人間じゃない。







私が不定愁訴?



不定愁訴(ふていしゅうそ)とは

「頭が重い」
「イライラする」
「疲労感が取れない」
「よく眠れない」など

何となく体調が悪いという自覚症状を訴えるが

検査をしても原因となる病気が見つからない状態を指す。

患者からの訴え(主訴)は強いが

主観的で多岐にわたり

客観的所見に乏しいのが特徴。

症状が安定しないため治療も難しく

周囲の理解も得られにくい。



身体表現性障害

軽症うつ病

気分変調症

パニック障害

全般性不安障害

心的外傷後ストレス障害

急性ストレス反応

適応障害

などの可能性が含まれ

自律神経失調症と診断されることも多い。



読んで字のごとく

定まらない秋の心を訴える。



私はこのblogに訪れる方々から



こんな風に見られてるのだろうか。



ちょっと傷つく。










不安な話し





最近…数名の知り合いから



質問された。



『ケン子さん、ここのクリニック

閉鎖になるの?』



私は軽く



「そんなことあるわけないじゃない。」



と、答えていた。








うちのクリニックのドクターは



ホラ吹きで



今まで、何度嘘を言われた事だろう。



クリニックが新築になる話し



新築になったら複合施設になり



私たち職員が楽になる話し。



職員の家族の受診には
特典がある話し…



昨日まで元気だった患者さんが



亡くなった話し。



犬が猫を噛み殺した話し。



全部取り上げればキリがないほど



私たちは嘘を聞いてきた。



その嘘を話す度にドクターは



診察室へ職員みんなを呼び入れて整列させ



聞かされたものだ。



いつしかドクターの言うことは



どうせ嘘だから…



そう思うようになり



ドクターの話しには乗らない様になった。



ところが



最近の…閉鎖の話しは



何だか他人から入ってくるため



流石に不安な気持ちになってきた。



そして薬局担当する奥さんと仲のいい私は



奥さんに聞いてみることにした。



「奥さん、知り合いから

ここのクリニック閉鎖になる?って

聞かれたんだけど…

そんなこと無いよね?」



奥さんは否定も肯定もせず



首をかしげた。



そして



小さな声で言った。



『ケン子さん

今夜か明日の夜

手が空いたら電話するね。』



と…



意味深な奥さんの反応に



不吉な胸騒ぎがしてならない。



今宵はここで…



もう…



疲れちゃった。



本当に…



本当に…



疲れちゃったの。



私は…



消えてしまうのだろうか?



炎がユラユラ揺れてるけど



もう…ろうそくが無い



炎がユラユラ揺れるたび



ポロポロ流れて落ちるろうそくは



私の涙の様に



もう



流れるものすらない。



今夜はここで眠ろうか



そう思って家を出たけど…



パトカーウロウロしてるし



しょう太が電話くれたから



やっぱり帰ろうかな…



それとも今宵はここで



車中泊しようか?



寒いな…














ごめんね




昨日の朝の話し…



朝7時過ぎ…いつもの様に



ちゅう太としょう太を送り出す。



『やっと行った…』安心して



食卓の後片付けや洗い物…洗濯物をして



ようやく自分の身なりを整えていると



玄関で叫ぶ声が!!!



『ただいま〜』『うんちうんち』



ちゅう太としょう太が家を出て約一時間後に



帰ってきた。



どうやら、集団登校の班長がなかなか来なくて



雨降りの寒い中で一時間ばかり



待ちぼうけをくらったとか。



二人はトイレにこもり



なかなか出てこない。



私は出勤時間ギリギリになったため



トイレにこもる二人を夫に託し



仕事に出た。



職場について20分くらいすると



夫から電話がかかる。



夫:『二人とも下痢しててお腹が痛いって…

でも、お母さんカンカンに怒ってて

今日は学校休ませても見て貰うのは無理だと思う。

俺もこれから急ぎの仕事が待ってるし。』



と言う。



とりあえず、子供たちを私の職場に連れてきてもらい



ドクターに診察して貰うことにした。



ドクターが出勤してくる前に



母に電話をしてみた。



すると電話の向こうのでギャーギャー怒っている。



母:『今日、私は忙しいの。

子供なんて見てられないからぁ。

点滴でも打って貰って

先生から子供たちに

学校へ行くように言って貰って。』



スゴい剣幕である。



母は子供たちを拒絶し



夫は急ぎの仕事…



私は職場に看護師の欠員があるため抜けられない。



そんなで…八方塞がりに…



夫からは『忙しいのに』と怒られ



母からは子供たちを拒絶され



その上、昨夜寝かすのが遅かったからだと



電話の向こうでギャーギャー言われ



私は母の小言に付き合ってる暇は無いのに…



母には私の状況を理解して貰えず…



そうこうしていると



ドクター参上。



子供たちの症状をドクターに話し…



点滴を頼んだ。



そして…子供たちに学校へ行くよう



ドクターの口から言って貰う様に頼んだ。



私は…また



母の敷いたレールの上を



歩いてしまった。



何となく



ちゅう太としょう太へ罪悪感を感じながら



2人を



学校へ登校させた。







本当は学校を休ませて



おうちで様子見しないと



いけなかったかも。



ごめんね。。。






















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