お母さんはおばさん




だい太が真剣な顔をして



私に問いかける。



『お母さん…

よそのお母さんは

なんで…みんな

おばさんなんだろうか?』



とか…



どうやら



だい太の友達は…



私のことを



だい太の姉だと



思っている様だ。



いったい私は



何歳だと思われてるんだろう?







先立つ不幸




毎日毎日…



ドクターの我が儘にも疲れはてた。



あんなに頼まれて頼まれて



就職したのに



そこには嘘が多すぎて



毎日毎日…ドクターの為に



ドクターの機嫌を取るために



働いている。



でも、ドクターは社長だもの…



社長命令を聞くのが私達ナースの仕事。



そう思いながら



日々のドクターの悪態に耐え



仲間と励まし合いながら



ここまで来たのに…









Nさん:『ごめん。爆弾落とした。
10月の半ばで私…辞めるから。』と。



ショックだった。



こんな職場だもの。
こんなドクターだもの。



誰も辞めたいのは同じ気持ちだから



引き止めはしないけど…



みんなみんな



自分のためと言うより



互いの為
患者の為を思って耐えていると



言い合っていた仲間なのに



自分の未来のチャンスのために



辞めてくなんて。









体調不良


精神的なものか…



朝、目覚めると



激しい頭痛に襲われていた。



何とか起き上がったものの



身体が言うことを聞いてくれない。



かろうじて朝食の準備をしたが



その後…
朝食を口にすることはなく



寝込んでしまった。



何度か身体を起こしてみたが



頭が重痛く



身体が横になりたいと叫ぶ。



結局…



食べ物も受け付けず



貴重な日曜日を無駄に過ごした。



いや、無駄に過ごした訳ではなく



日曜日だったからこそ良かったのだと



自分に言い聞かせた。



夜には少しずつ楽になり



夕食の仕度を果たした。






日頃の溜まった疲れと…



この間、職場のNさんが落とした



先立つ不幸な爆弾が



私の体調に直撃したと思う。














イヤな患者…そのB



呼んでも返事をしない。



何かと処置をしても



一言も挨拶をせず



無愛想に黙って帰る人。



大っきらぁい。








基本的に挨拶ができない人は



人間じゃないと思う。







イヤな患者…そのA



仕事が終わって



帰ろうとしてる頃になってやって来て



点滴を要求した上に



『昨日からずっと体調が悪かった』



とか言う人。



こうゆうタイプは



いつもの常習犯で



超超きらぁい。



前日からなら



時間内にこれたはず。



とか思う。






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