私は昨夜から



右下腹部の激痛があり苦しんだ。



その事は彼も知っていて



私の体調を気遣うメールをくれる。



そんな今朝も腹痛に耐えながら



お弁当の支度を終え



仕事へと向かう。



朝は…色々とバタバタが重なり



彼への電話はしなかった。



仕事の途中で職場のドクターに



お腹を診て貰うことになり



ちょうどその頃



彼にメールでその事を伝えた。



それから昼休みが来て



私は彼の住むおうちのへ



帰ろうと車を走らせていた。



少し走って大きな道路に差し掛かると



彼の車とすれ違う。



私は広い場所へ車を停めた。



すると彼が戻ってきて



私の後ろに車を停めた。



すると…



『おまえが心配で…ここまできた。

俺が送り迎えしてやるから

俺の車に乗れ』と



私を車に乗せて



彼のおうちに連れて帰ってくれた。



初めて…



彼の運転する車で



ドライブデートの様。



彼は私を労ってくれて



何かコンビニで買ってこようか?とか



何か作ってやろうか?とか



何もしなくていいから
横になってろ。とか



優しく介抱してくれる。



車で送り迎えして貰うだけでも



凄いことだと思うのに



私の身体を何かと心配して



口数も少なく



癒してくれる。



こんな人…



過去に居ただろうか?



今日はとっても貴重な1日になった。



彼が私を愛してくれる



証の様な1日…



『あいしてる。』