寿命の消化




朝起きて



仕事に出る。



夜帰ってきて



ご飯を食べる。



お風呂に入って寝ると



またすぐ朝が来る。



毎日毎日働いて



月末になると給料もらう。



でも、何の為だろう?



誰のためだろう。



いったい私は



誰のために生きてるんだろう。



そんな事を考えていると



毎日がすごく…たいぎくなる。




ただ無駄に時間が過ぎ



無駄に労力を使う。



無駄に疲れるのに



後には…なにも残らない。



毎日毎日…



自分の寿命を



消化しているだけ。






尻拭い




先日… 看護師長に呼び出された。



『また…何か失敗しちゃったかな…』



そう思いながら 看護師長の元へ行くと



ミスがあったことを指摘された。



ミスといっても



紹介状のコストを取るための
電子カルテ入力ミスだ。



それも、たまたま診察当番だったがために



私のミスとされた事…。



正確に言うと 院長のミス。



院長が犯したミスを見つけなかったことを指摘された。



普通、院長って…
職員を守るものじゃないだろうか?



うちの職場はいつもそうだ。



院長が出した指示や
院長が入力した電子カルテ



それらを目を凝らしてみて



ミスがないかを確認しないといけない。



そしてそれを見落とすと



『見落とした貴女が悪い』と責められる。



もう、2年以上勤めてるのに



新入りが居ないから



いつまでも新人新人と言われ…



誰もが嫌がる診察当番を



その新人と呼ばれる私に押し付ける。



この職場に私を守ってくれる人なんて



誰一人いない。










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