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ハンサムウーマンの生き方

2013年の大河ドラマは福島が舞台の「八重の桜」。
戊辰戦争で活躍し、幕末のジャンヌ・ダルク。日本のナイチンゲールと呼ばれた新島八重さんの話です。
夏に会津に宝探しに行ったときにも随分、ピックアップされていましたが、最近学校の子供達が貰ってきた無料冊子にも新島八重さんの漫画が。
福島の本気が見えますね。

ちょっとググれば出てくるので、新島八重さんについては私などが今更言うまでもないのですが、戊辰戦争時代男性に交じって城を守る為に戦い、その知識や判断力で人々を守り励ましたことから後に幕末のジャンヌ・ダルクと呼ばれた方です。
鉄砲の天才で女性の身ながら白虎隊士にも銃を教える腕前。
敵の陣地に正確な計算で大砲を命中させ、不発弾で敵の使用している武器を判断するなど逸話はたくさん残っています。
彼女の姿を見て、人々は励まされ、後に続く様に命を懸けて戦ったと言われています。
最終的に戊辰戦争において会津藩は敗北しますが、その後新島襄さんと結婚し、当時の女性の枠にとらわれない活躍をしました。
日本初の篤志看護婦として、日清・日露の戦争に参加したりした一方で茶道を習ったり女性の教育に尽力したりしています。
当時夫である新島襄さんは彼女の事を
「決して美人ではないが、彼女は生き方がハンサムである。私にはそれで十分だ」
と言ったと言います。

ハンサムの語源には顔立ちが美しい、佇まいが堂々としているというような外見を意味する言葉だけでなく、親切で寛大、きりりとして品のある行動などという意味があり、女性にも使われてもおかしくないのだとか。
つまり「自律した美しく生きている人」であるということなのでしょうね。

故郷を破壊され、多くのものを失ったあの時代と、今は違うようで共通する点も多いかもしれません。
そして今だからこそ、彼女の生き方に学んで「ハンサムな生き方」をめざしていくべきなのではないでしょうか?

ちなみに綾瀬はるかさんが八重役を演じるそうですが、実はけっこうふくよかで、旦那さんが言った通り美人ではなかったそう。
でもきっと多くの人に愛される魅力的な人だったのでしょうね。
私も放送が楽しみになりました。

この写真は、八重たん。
「八重の桜」のマスコットです。
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