スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

本の持つ力

この間、私が古本屋巡りで見つけた本は
「3.11 あの日を忘れない」
という漫画でした。
1〜5まであって、偶然全巻、古本屋に揃っていて、購入しました。

どの巻もいろいろ考えさせられたのですが、私のお気に入りはやっぱり1巻。
「飯舘村・ほんの森で待っている」
飯舘村唯一の村営書店「ほんの森 いいたて」の話と仙台の喜久屋漫画館のお話でした。
私が本好きのオタであることをさしい引いても、どちらもいいお話でした。
本が大好きででも、周囲に本屋が無くて学校の図書室に入り浸った思い出を持っていた私には「ほんの森 いいたて」がどれほど村の人たちに愛されてきたかもわかります。
仙台の喜久屋 漫画館さんは私もイベントなどで何回も足を運んだ場所であり、震災後はあそこで見たたくさんの漫画家さんの色紙に感動した覚えがあります。

震災当時、たった1冊の少年ジャンプが回し読みされ、多くの人の心を慰めた話は有名ですが、そんな本にまつわるエピソードはきっと、色々な所であったと思います。
常葉でだって、避難所の方達の為に常葉の人たちが本や漫画を持ち寄って寄付したりもしましたし。
本っていうのは究極の情報の形であり、いろんな人の心と思いが詰まっているから、人の心に届き、感動させ、そして力になるんだな。
と改めて思いました。

そんな出会いをこれからも大事にしていきたいと思います。

2013年発行なので、今更だとは思いますが
秋田書店
「3.11 あの日を忘れない」
シリーズ 全5巻
お勧めです。
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2015年09月 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
アーカイブ