ども。滞在二日目ですねー。
今日はなんだかんだで予定があります。
この後はピアノに行きます。メインの目的がこれだったりする。
引っ越して一年過ぎてますが、ピアノだけは続けてる。
その後は恩師に会いに行きます。
・・・あの人も大概忙しい。ちゃんと会えるか不安・・・。
年の暮れまで仕事してんだぁ、あの先生。かろうじて三十日がいつも休みなんだけど。三十一から絶好調で動いてるしぃ。
正月三が日の間も、生徒にあわないだけで動き回ってるし・・・。
・・・ホントに大丈夫かなぁ。今から不安増やしてどーすんだ自分。
最後に古いなじみに会いに行きます
それこそ、生まれて幼稚園に行く前に知り合ってたレベルの幼馴染。古い。
思い返せばその子ともかなり色々あったんですけどねー。普通に付き合いが続いてるのもすごいかも。
昨日は何してたって、関西にある知ってる人には有名な、とある美術館に行ってきましたー。
世界の名画の複製が飾ってあるかなりでっかい美術館です。
その複製も、確か陶器か何かに焼き付けて作ったって言う。耐久性抜群の複製でして。
実際に触ったりしてもオッケーと言う・・・!
元々、美術館とか好きな人ですからね。トクメーってば。
ほぼ丸一日居ましたかね。一緒に奈良に帰ってきてる同居人と一緒に。
迫力がもう凄くて!!
美術館って、確かに行ったらちょっと疲れるんだけど、あれは大分疲れた。
何だろ、宗教絵画がすげー多くて、なんか雰囲気に当てられた感じ?
知らない画家も、知ってる画家も勢ぞろい。
一日かけたけど、正直それぐらいあって十分だわ。だって総延長4kmだぞ?
最後力尽きてバテて、ベンチに座って一休み。っていうか、一眠り?
やー、いいもん見たけど、疲れたわ。他の予定入れなくて正解・・・体力残ってないってドンだけ。
さてはて・・・今日も予定が待っている。頑張って消化していこう!
と言うことで美術館。
ちょうど行ったら二時間にわたるボランティアガイドが始まる直前で。
じゃぁまぁ、最初はボランティアさんと一緒で。その後好きに回ったらいいでしょ。なんたって一日あるし?
って言うノリで。ボランティアさんとくっついて歩く。
『えー、こちらのシスティーナ礼拝堂はミケランジェロの作品で・・・』
「すげーよ。これ天井まであるぜ。」
「そーだな。首が痛い・・・。」
「あれだっけ。ミケランジェロだっけ。」
「何が。」
「裸の人間描きまくって、後日弟子がふんどしだけ描き加えたって言う逸話のある作品の作者。」
「・・・多分。」
『こちらの聖マルタン聖堂では、こちらのコンクと言う場所に、聖マリアが描かれており・・・』
「あー。マリア信仰。」
「青色だもんねぇ、全面。イメージカラー?」
「そうそう。」
『なので、本来キリストを描く場所にマリアが描かれております。
けれども、きちんとキリストも描かれております。何処に描かれているかお分かりになりますか?』
「んー・・・?」
「・・・。」
『マリアの上に立つものとして、マリアよりも上に描かれています。』
「あ。分かった。あの納豆の中だ。」
「納豆?!」
「いや。ほら。あれ。」
「あ。」
『えー、納豆ではなく、こちらはキリストの顔を包んだとされる聖顔布でして・・・。』
「突っ込まれたぞ。」
「関西だからオッケー。」
『こちら。中世と古代の展示をしています。特に言うことはありませんので通過します。』
「おねーさんブッた切った!」
「しかも早い! 注釈見てる暇ねーよ!」
「後で見に行こう! 後で!」
『この階にもまだまだ沢山の絵画があります。次はもう一回上がって、さらに作品を見ていきます。』
「待ってー! お願い待ってー!」
「寒いっ! さっぶい!」
「おおおお・・・!」
『こちらの外では、モネの大睡蓮を展示しております。』
「さぶいよ!」
「高速で雪降ってたもんなぁ・・・! そりゃ寒いよな・・・!」
「通行止めになってたしな・・・!」
『夏の睡蓮、夕方の睡蓮、日の光や季節温度によってまた見方が変わるというのがモネの絵画です。
今日のように寒い日にもまた見え方が変わるので、是非とも堪能してください。』
「もう駄目だ・・・。ライフがゼロになる・・・。」
「落ち着け。」
こんなくだらない日常(なんかとってもスポーティ。)(美術館なのに・・・。)
『こちらでガイドを終了させていただきます。皆様お付き合いありがとうございます。』
「「ありがとうございまーす!」」
『まだまだ半分ぐらいですので、ぜひゆっくりと館内を巡ってください。』
「「半分・・・。」」
「・・・とりあえずご飯にしねー? もう昼だし。」
「・・・そだね。」
「先に残り見て、見逃した前半は余裕があったら見ようよ。」
「そーだね・・・。」