友達と夜に無理やり時間作って面会ー。
急に決まったやつなんで予定を何も決めてなかったせいか、合流には手間取りましたけどねぇ。
時間が時間だったんで、集まった後自然に晩御飯をって、適当なお店に入ったんですけどトクメーは家で同居人がカレー作って待ってる。なんで軽めにっつーことで、ナスと豆腐のあんかけ、を選んだんですよ。
そしたら揚げ出し豆腐…!!!! 揚げ出し豆腐に茄子と餡かけとかそんなん絶対箸が進むやつやん久しぶりに食べたな…!!!!
自分では作らない。揚げ物苦手。ウマー。
集合の理由はまぁ、SAN値がごっつり減った友達の回復だったんですけど。それはまた別枠で。どぞ。書いたらあんまり気分のいい話じゃなくなっちゃった。長くなったので消すのは惜しいけだけ。
そう。その時ついでに友達の家でご飯会した時に作って残してったシチューの話になって。えーっと…。友達と優雅なご飯会をして、鍋とシチューの汁物祭りにした結果、作るだけ作ったシチューはレンタル料として友達の家の晩御飯になった、というはなし。
それを聞いた他の友達が「シェフ…!!!」ってなった。感染力高いなぁ。君らそこそこ料理作る勢ばっかりだったよね??
いや待て違う。本題はそこじゃない。そう。その例のシチューだよ。てっきり友達の旦那さんも食ってんだろうと思ってたら旦那氏、茶わん一杯分ぐらいしか食ってないらしくて。ほぼ大半を友達が平らげたんだと。
なんだと。旦那氏マジか。お前グルメか。
いやでも話を聞くとそういう風でもないらしい。好き嫌いかしら。食わないなら食わないなりになんかいいメニューの一つでも考えてやりたいぐらいだけどその前に。シチューの大半食ったって、あれ結構量があったはずだ。朝昼晩食べてもまだあるはずだ。一人で食べるなら。マジかよ。言ってくれたら引き取りに行ったし何ならアレンジメニューの一つや二つ作ったのに…。まかせろ料理人と一緒に仕事をした記憶。何なら最後の数カ月は料理人相手にご飯作ってた記憶しかねーから。
悪いことしちゃったな…。同じメニューが何日も続くってあんまり精神としては健全じゃないだろうし…。もったいない精神が働いて捨てれなかったんならマジで申し訳なかったなぁ…。
くっ。シチューのアレンジメニュー…。まずば耐熱容器にある程度温めて濃度がついてるかもしれないシチューいれて。パン粉と適当なドライハーブ混ぜて香草パン粉作って上から上に一面しいて。その上から粉チーズをたっぷりかけて、オーブンに叩き込みチーズとパン粉に色がつくまで加熱して、仕上げに軽ーくあらびきの胡椒とタバスコ…。おいしく簡単なんちゃってグラタン…。パスタもありだぞ…。その場合はもうちょっと塩味とかを足してやった方がいいけど…。追加食材を入れれば簡単に鮭のクリームパスタ、…っぽい仕上がりに…。うむうむ…。
…なんでこの手の屁理屈沢山思いつく癖に、他の屁理屈が一切出てこないんだろうね? 能力仕事に全振りしてない? もうちょっと他に考え方とかあると思うんだァ。うん。
で。SAN値回復させようと試みた、ってところから派生するんですけど。
上手くできたかどうかの自信は未だにないっすねー。トクメーは元々対人能力があんまり高くない。幼少期にその手の対人スキルを鍛えそびれたんで本来成長するべきタイミングで成長できず、周辺のスキルレベルと齟齬が生まれて、結果として育成できる環境から淘汰されて中途半端なもので止まってる、っていう認識が一番合ってると思うんですよねぇ。対人スキルは人が居ないと育たない。つまり幼少期にうまく人間付き合いできてないとこのあたりのスキルは本人の努力ではどうしようもない程度に欠陥を抱える羽目になる、っつーのが持論です。反論有。
おかげで先輩だろうが後輩だろうが同僚だろうか、相談されることにとんと向いてない。っつーのが多分相手にもわかるんでしょうねぇ。あんまり相談を受けた記憶がない。大体ことが終わってから「こういうことがあったんだよ。」という話を聞く。それすら聞かされず偶然話を聞いて「あ。そういえばこの時あなた居たっけね。」って存在すら意識の彼方においてかれるハメになる。
トクメーの自意識は大体独立型っつーか個人主義っつーか、「己が良しとしたもので満足する・できない場合は自己研鑽する・無理ならほかのもので補う手段を探す・行動理由に自分の感情以外を使わない」って感じなんで固いんですよね。全体的に。行動の端々が。
グレーゾーンがほとんどない。だから日本人によくありがちなグレーゾーンをたくさん持って共感できる余地を残したり相手の態度に順応することがいまいちできん。質問しようが相談しようがトクメーの意見は役に立たないことの方が多い。だって対人スキルのレベルが違いすぎて双方その思考回路が理解できないんだもん。
こっちからすると向こうの対人能力が高すぎて『えっ。何て言ってんの?』だし、向こうからするとこっちの能力が低すぎて『え。そんなのもわかんないの?』レベル。情報のバージョンが違うんならそりゃ話も合わねーわ。
しかしまー、今回はどうも相手に余裕がないのもあってスゲー珍しーことに現在進行中のお悩みを聞くことができたわけです。
根本的なケアはおそらく家庭でやってるだろうし、そこでできないケアは、おそらく悩みを抱えてる友達にとって一番話しやすいトクメー以外の誰かが請け負ってるだろうから、正直トクメーがしゃしゃり出ない方がいいだろうとは思ってはいるんですけどね。悩み事相談。
どうせ共感できないトクメーじゃァ友達の悩みに寄り添うことはできないし。いや、実際悩みを聞いたんですけど、トクメーだったら開始何秒かであっさり切り捨ててる悩みなんですよ。そりゃぁその決断はしんどいかもしれないですけど絶対に自分が同じ立場に居たら確実にその決断をする。つまり相手への半強制的なデメリットの付与。攻撃されたと思った以上、二度とそのふざけた思考回路にならないよーに自分でできる範囲で徹底的に叩きのめす。
…普通はその思考に至らないはずなんだ。だってそんなことずーっとやってたら社会で生きていけない。他の人たちはトクメーとは違って集団社会で生きていける普通の人だ。だからその結論になるはずがない。この結論しか持てないトクメーは、根本的に相談に向いてないし相談しちゃいけないタイプだと思う。扇動の考えだぞこれ。運が悪いと集団の亀裂を生みかねない。
−−−まぁ、だからこそ、とあるホテルの採用担当者は「自我が強すぎて扱えないから雇いたくない。」って判断したんだろうけど。しかし。何回考えても結論が変わらん以上はしょうがない。
これ、トクメーが扇動者にならなくて済んでるのは、主義主張の一番最後「行動の理由に自分の感情以外を使わない」ってのがあるおかげ。あと異様に共感スキルが低いから。だから他人の主張に同調せずに燃え広がることがナイ。同調されることもない。気楽なもんです。
えーっと、なんだったっけな。友達の話か。いかんいかん…。
まぁ、そんなわけで役にたたんだろうと思ってたんですけどね。どっかのタイミングでその件の友達が「…一回頭を空っぽにしたい。止まってるといろいろ考える。」って言ったもんで。じゃあ。それなら。そういうことなら。引きずり回すだけで良いなら。話を聞くことを求めてるんじゃなくて頭の中身を他のことで一杯にすることだけなら。自分にもできるんじゃないかと欲を出したんですわ。
なにせ自分は多趣味。知識も広く浅い。局所で深いけど。だから、引きずり回してあーだこーだと物事に駄々をこねるのは得意中の得意。で、引きずり回してみたんです。これ人生初の試み…。うまくいってるのかどうかは知らん。
結果としてあの子は別れるとき、トクメーからしたら笑顔に見えた。お世辞かもしれない気のせいかもしれないけど自分はそう思った。そう受け取った。だからまぁいいことにしておる。
慣れないことをするといろいろ考えますな!!! うん!!! やっぱり私は悩み事相談には向いてねーわ! 役に立っった自信がかけらもない!! 事態をひっかきまわしてたり余計な傷を増やしてねーかとひやひやする。
今の自分の持つスキルは、なかなかどうして、捨てたもんじゃないと思ってはいるんですけどね。やっぱり一般人に交じって一般人のふりをするのはちょいと無理があるんだなぁと今回でつくづく思いましたね。
できなかったこと、過ぎ去ったこと、適性がないことにグダグダ文句をつけることはしませんけど、まじで今手持ちにある交友関係が全滅したら、もう二度と自分はその手の交友関係を築けない自信がある。大事にしなきゃとは思うんですけど「大事にする」ってところが空回ってる気がする。
…世の中の人はこういうのどうやって処理してるんだろ…。皆そつなくこなしていくんだよなぁ…。どうやってんだろ…。説明してもらってもよくわかんないし…。そういうところだけ、そーゆーところだけ、ほんのちょっぴり、他の人を羨ましく思ったりします。ちょっとだけだ。まじで。ガチで。ちょっとだけ。ちょっとだけですってば。