田村市の隣の三春町は何と言っても滝桜が有名ですが、古くは田村氏という一族が治めていた城下町で、有名なところでは伊達正宗の正室 愛姫の出身地でもあります。
今はもうお城の跡はお城山公園として残っているだけですが、歴史を感じさせる村だけに神社仏閣の多い街でもあります。

というわけでふくしま観光名所巡り、三春編です。

三春町は郡山から電車で15分。車で30分ほどの町です。
元は先にも書いた通り、田村氏という一族が治めていた田村郡のその中心でした。
先の町村合併でも田村市との合併はせずに、今も三春町として静かな時を刻んでいます。
駅から街の中心地はかなり離れています。
町の中心街を代表する建物は「三春交流館」まほら。二本の小さな角のような棟が特徴です。
コンサートや講演会など、様々な行事の中心となっています。
その前の道路はおまつりロードと呼ばれており、お城山公園の手前にある三春藩領の総鎮守、田村大元神社(たむらたいげんじんじゃ)から夏祭りなどにはお神輿や獅子舞が花を添えるそうです。

三春町は伝統があるだけに神社、仏閣の数が半端ないです。
仏閣だけで市街地を中心に仏閣だけでも10カ所以上。
それぞれに歴史や特色があり、看板も立っていて神社仏閣巡りなども面白いかもしれません。

滝桜は町の中心からは車で10km以上離れている郊外にありますが、街のあちらこちらには滝桜の子、孫木などがあって、桜のシーズンには美しい花を見せてくれます。
滝桜も現在、樹勢回復工事中とのこと。
多分4月に入り、桜の季節になればまた美しい花を見せてくれると思います。
花の時期はかなり混みますがそれでも樹齢1000年のしだれ桜は一見の価値はあると思います。

そういえば、リアル宝探しの景品カードなのですが、多くの場所では赤や青の宝箱とされていて、福島の様に描き下ろしイラストのカードであることはあまり無いようです。
福島でしか手に入れられない、しかもどこかその土地に合わせたアイテムカード。
福島のコードFは恵まれているなあと思います。