今日は十何年かに一度の皆既月食だったらしいです。
私が気が付いたのは本当に終了直前の深夜で、でも雲一つない空に受かんだ赤い月は本当に神秘的でした。
仕事の関係で犬の散歩は早朝と夜になることが多く、月や星の光にちょっと敏感になってきています。
特に満月は足元に影ができるほど明るいことに最近気が付きました。
もっとも最近は街灯もあちらこちらにありますし、店の電気なども着いていてそんな真っ暗にはなりませんけれど。
ときどき思い出すのは震災直後の一週間。
あの街の暗さ。
人が誰もいなくなった町は自動点灯の街灯さえ明かりが消えて、本当に真っ暗でした。
本当に怖かったです。
灯りというのは人が灯すもの。
それが無いということは人の暖かさが消えてしまったということだったからです。
あのころは放射線だなんだと大騒ぎで外に出るのも怖くて、月や星をゆっくり見ている余裕もありませんでした。
でも、節電で真っ暗な町の中、確かに星や月が出ていた夜があったことも最近思い出しています。
次に皆既月食が見られるのは2018年らしいです。
(ここまで好条件でなければ14年にもあるとのことです。
さきもりさん。教えて下さりありがとうございます)
それまでに福島が、宮城が、岩手が復興しているといいのですが‥‥。