森羅万象

荷物を積めたら夜には名古屋へ。


毎回下道で行くのでなんだかんだ４時間近くかかっちゃうんですよね。
そも奈良から名古屋はその工程の約半分程度が名神自動車道を通れるので、残りの半分からが高速に乗るかどうかの選択になります。そこから省略できる時間は４０〜１ｈぐらい。割としっかり大きな時間だけど前日乗り込みならもう何も関係ないあるね！！！

なにせ名古屋には拠点（仮）がある。

荷物を詰めるのは過去に出店した履歴があればそこから予想を立ててピックアップする。
今回のイベントも例にもれず出店履歴はあるので素直にそこから予想を立てたんだけど。その履歴と今回の開催とは何もかもが違うので素直にその立てた予想を信じられるのかと言えば否。
かといって、下手な数を持ち込んでもなァ…。素直に予想通りの数を詰め込む。やや空白が目立ちそうな気がしなくもないけれど、それはそれ。正直、大型イベントではあるんだろうけどそこまで気を張るイベントでもない。

ちょうどいま入れ替えだのなんだのでいろんな種類が行ったり来たりしてる。正直消し去りたいシリーズもあったりしてるけど、一回出したシリーズにはお客さんが付きやすくって困る。引いたら引いたで何か言われるんだ。売れてないのに！

売れて無いのはちゃんとデーターを取ってるのではっきりしてる。出した直後こそ売れたものの、だんだんと売り上げが落ちている姿がばっちりと。さもありなん。
なので今フェードアウトさせるつもりで姿が消えつつある商品もある。
逆に新しい味を作りづらかったシリーズは安心安定の固定商品化してるので気が楽。あのシリーズは増えも減りもしないだろう。
固定してるのはマドレーヌ系で２ー２−２、サブレで５．…サブレで５ってのがもうすでに多い…。これ減らせっかなー…。いやでも全部隙で作ってる上に、全部明確に固定客ついてるんだよなァ。最近ここにもう一つ種類が加わってなんと合計６種類に…。作りすぎたなぁ。
で、先に挙げた固定。ああ、多い多い…。
一人でやるお店は出しても１５品種ぐらいだってのはいったい誰の話だったか。なんだかんだで３０種類ぐらいは常時持ってるぞ。


ま、いろいろと言いたい話はあるけれど置いといて。荷物を積み込みさぁ出発だ。名古屋名古屋。

かろろろろ、


「ーーいらっしゃいま、せええええ？！」
「めっちゃおどろくやん。」
「わぁ。私のこと覚えてる？」
「いやそりゃ覚えてますよ！　あ。ちょっとまって。こんなに先輩、ちっちゃかったっけ…？」
「うっさいよ。」


行方不明だった最初の職場の先輩とすげぇ久しぶりに再会。
行方不明ってのは言葉の綾でもあるんだけど、自分は筆不精なもんでロクスポ人と連絡を取らない。
だから世話になった人もお店とか会社とか、そういうところにいてもらわないと会うこともできない。大体にしてあの時代にラインは存在してなかったような気がする。大体メール。

この先輩で特に覚えてるのは自分よりもはるかに力持ちだったこと。
自分がべーべー言って持ち上げ出た栗の缶詰６缶入り（多分１０ｋｇちょい）をひょいっと２ケース持ち上げて階段を上がってたはずだ。うっそだろって思った。
そりゃ小麦粉の袋とか砂糖の袋みたいなのだったら自分も持って運べるけれど、栗缶ケースは段ボールじゃん？重心ずらしづらくて持ち上げるタイミングで腰がピキピキしたんだよね。１ケース持つのはそんなに難しくないけど２ケースまとめては結構しんどかった記憶がある。それを。あんなに。軽々と。

いやはや、なつかしい。自分がその店を出たあと戻ったらもういなかったから、ああどこかへ行ったんだろうとぼんやり思ってたんだけど。いつの間にかその店にいた先輩二人とも外に出て行方不明になってたはずなのに近所に戻ってきてるんだから驚きなり。

連れてきてくれた最初の職場の上司そっちのけでいろいろおしゃべりさせてもらった。
「いやお前この距離ですごいうるさいな！！」「何言ってんですか。一緒に働いてる時からこうでしたよ。」「そうだっけなァ！！」とかなんとか。
いやぁ懐かしい。質疑応答してるようなもんだったけどね。ただまぁ、上司もその先輩も確実に自分が今作ってるようなお菓子は好きじゃないだろうから、買い物とかもちょっと無理させたかなって思ったりしてる。


長く生きてりゃこういうこともあるもんだ。なんだかいい気分だ。

世の中はバレンタイン当日だけどこっちにとっては知ったこっちゃないやい。



体調調節のために今週は早朝のバイトは休んで製造とか梱包とかに費やすつもりでした。
製造は翌日木曜日にやるとして、この日はなんだかんだで放置してた各種の入金やらメールの打ち返しを。
…やっぱり事務作業が終わらない。

１２月に申し込んだ分の結果がボチボチ返ってきてて、やっぱり選考通過率は変わらずの５０％ぐらい。
嬉しかったのは一番行きたかったイベントに通過したことですかね。これに通過できるとほかのいくつかのイベントにも参加でいるって言う利点があるのでちょっと狙ってたのです。
逆に落ち込んだのは仲良くしてる友人は通過してたけど自分はばっちり落ちてる某所のイベント。
評判のいいイベントなんだけど一向に入れる気がしない。…おしゃれ度が足りないのかしら。知名度？
気にしすぎても精神に悪いのでそれ以上はもう何もしないつもりですけど、このイベントは申し込みにも結構手間がかかってるので落ちるとそれだけ落胆がすごい。受かるコツを聞きたいぐらいだ。

…こういう時にChatGPT４を使いたい気がしてくる。あれは勝手に自分で検索してくれる機能が後付けできる上に検索して出てきた文章を読み解いて要約してくれる機能も後付けできる便利なAIだ。３はあくまでも自分で打ち込んだ文章とかウィキに乗ってるような情報を元にしか教えてくれないので使い勝手が数段落ちる。
４だと多分、指定されたURLを読むことができるだろうからそれを要約させて、そこから人物をプロファイル、うまく溶け込めそうな文章構築のアドバイスを…、というちょっとしたコンサルみたいな使い方が出来そう。

ChatGPT4なー…。使いたいけどあれ有料なんだよなー…。

インプレゾンビの皆さんの中には４と組み合わせて特定の投稿を見つけてきて自分で勝手に変身を組み立てるとか、そういう完全オートメイション化した人も居るらしく、見つけられればそのAI相手にちょっとした質問や文章政策をお願いできるって言うライフハックを上げてる人が居た。
今のところそういう投稿を見つけたためしはないけど。どこかにいるんだろうか、中身がAIの投稿主。これも見つけ方のコツを知りたい。


落選すると後が大変なんだ。ぽっかり空いた隙間に何を設定すればいいのやら。これなら別のイベントに申し込みをしておけばよかったかな。でもブッキングさせると結局罪悪感がつらいんだよなァ〜〜。

今日は年末に他界した祖母の四十九日。



昨日ちょうど通りかかった京都駅から一路関東へ。あー、十数時間前に通ってまた戻ってくる行動の無駄遣いがー。
ホテル止まるよりも自宅に戻った方が安上がりだし、多分そういう話ではない。うん。
自由席を指定したので気負うことなくさっさと乗車。
自分が持ってる公共交通機関用ICカードでぴっと入場できる事実にちょっと感激した。

スマートEXはいいぞ。ちょっと使いづらいけど。

自分は前にも使ったのでアカウントを入手してたんですけどその後ちっとも使わないで今日までたどり着いてしまったのでパスワードが忘却の彼方。
かろうじてIDは履歴を残してあったのでそこから問い合わせしようにも、照会がメールアドレス経由ではなく登録されたクレジットカードでの照会だったので見事に詰んだ。
…放置しすぎてもうクレジットカードが期限切れで現存しないクレジットカードだったんですよねー…。

しょうがないのでアカウントを習得しなおす。放置された方のアカウントどうなるんだろう。いつか抹消されんのかな。

スマートEXは検索画面とかはわかりやすい方なんだけど、ブラウザの戻るボタンが使えなくてHP上に掲載されてる戻るボタンじゃないとエラーを起こして最初からやり直し。
また二段階セキュア推奨環境なので設定してないとクレジットカードを登録してもはねられる。このへん取ってもめんどくさい。

そう。自分は今、諸事情合って4枚クレジットカードを所持してますがそのうち３枚が弾かれて唯一登録できたのは１枚だけって言うね！！

…ちゃんとほかのもセキュア登録してたはずなのになァ。
ちゃんとコードも飛んできててそれを間違いなく入力してるはずなのにどうしてこうもちゃんと入手ができないのか。弾かれすぎて一回クレジットカードが停止された。やめて！！！
ラスト一枚を試すとき内心ドッキドキ。無理だったら同居人のカードを使わないといけない。絶対あの人セキュア登録してない。


そんなこんなでいろいろあって。何とかたどり着く墓。積もる雪。そういえばそうだった。
納骨するから墓石持ち上げてくれる石屋の人がある程度雪をはいてくれたからいいものの。たどり着くまでに雪で滑ってうちの同居人は階段を登れなかった。自分は大丈夫だったありがとうウォーキングシューズ。
納骨見送って、墓石に刻まれた新しい戒名みてちょっとしんみり。隣に先に刻まれた祖父、さらには母親の戒名と比べると白いんだ。時間の流れを感じる。

行き帰りの道中では祖母の家どないすんねん問題の話題も上がり年を食ったなと思った次第です。
あの辺は本当にめんどくさい上に時間制限もある。六カ月以内に手続きを済ませろって制限がかかってるのであんまりちんたら悠長にやってると色んな物事の確認やハンコを貰いに行ったり書類を用意したりで時間がとってもかかる。何ならもう祖母が亡くなって四十九日なのだから一カ月以上をバシュっと経過させてしまっている。
油断したらあっという間だぞ。
これを体感すると生前分与の重要性がわかってくる。そりゃぁもう残すのもが多い人たちにとっては死活問題だろうて。個人が何を持ってるかわかってないとそれを調べるところからスタートするわけだし。おそろしい。

それに祖母の家に関しては自分たち孫の世代はノータッチできるとは思うものの、やんなきゃいけない父と父の弟とその嫁さんと三人いるのがまた面倒くさそう。人数が少ないほどもめなくていいよね。
お金の問題は人間を変えるので（体感済み）なるべく穏便に終わることを祈るばかりっす。


そんで父親がぽつりと言うんんだ。「子供に引き継がせるのが一番いいと思うんだけどさー…。君ら結婚しないから…。」すまんなァ。マジで忙しいし人が居ないんだ…。結婚相談所に通う暇もなくてな…？
養えるほど稼ぎがあるなら主夫雇うような気持で契約取りに行けると思うんだけどまだそうでもないし。
…どっかにいないかな…。自力でローン組める程度にちゃんと資金管理ができて、タバコを吸わなくて、年収200万ぐらい（アルバイトフルタイムぐらい）あって、百貨店食品売り場の店頭で接客しても人から怒られたり指摘されたりしないレベルの社交性と清潔感（重要）持った人間…。


あー。やめやめ。生産性のない話だ。この間見た出生関係の論文見て精神えぐれたし…。解決手段が無いなら放置が一番なり。見なかったふりしとこ…。

いつも止めてる駐車場から締め出される2ndシーズン。



今日も京都は某所で出店してたんだけど昨日に引き続き駐車場争奪戦からあぶれる。
京都は高いので安い駐車場に集中しがち。駐車場はたくさんあるけど最大料金の設定がないのに課金が10分とか３０分単位だったりするし、最大料金が2000円とかも平気な顔で転がってる。恐ろしい土地！
自分が止めてるのは根性で発見した1000以下のところ。観光名所から外れれば割とちらほらある。
でも大体出店先は観光名所の社寺仏閣だから、そこから10分以上歩かないとつかないような場所になっちゃう。ちょっとめんどくさい。
そんで一方通行の中に合ったりするので満車だったら別の場所に行くのが結構手間。駐車場探して徘徊20分とかよくある。

しょんもりしょもしょも。

しょうがないので最終手段に置いてある某所の駐車場に止めに行く。遠いんだここ…。
神社の陰に隠れるような形で存在してるので迷子にならないと見つかりにくいのもポイント。そうですね迷子になったから見つけたんです。
戻るには神社の境内を突っ切っていくのがショートカットでいい感じ。ちょっと不敬だけど。
ちなみに手馴れてる京都の民は分かってるので車に自転車を積んでる人が多い。自宅や遠方の駐車場に止めて開催場所までチャリで通勤するのだ。最初発見したとき「マジかよ。」ってなった。

で、朝に車を止めて無事に営業を済ませて店をたたんだ後、車を回収し神社の境内を突っ切ると子供の声がする。

なんじゃろねと視線をやると複数の子供のグループが追いかけっこしてたり砂地に落書きしてたりキャッチボールにサッカーボールを転がしたり、思いっきり遊んでる。近所の公園レベルで遊んでる。
ここ一応、権威ある神社のはずなんだけど。こういう風に子供が遊んでれば神社も形無しだなァはははー、とかのどかな光景にいろいろ思って一拍。


…いや、自分もめっちゃ神社で遊んでたわ。


地元の神社で確かに京都のそれより認知は低いかもしれないけど間違いなく歴史は古い。そういう神社の境内でめっちゃ遊んでた。
肝試しもした。朝昼晩につけて遊びに出掛け、走り込みとかいって境内の中の階段を上り下りメッチャしてた。あわわわわ。そうだキャッチボールを暴投させて屋根の上にボールを載せかけたこともあった。瓦落としてないかってひやひやしたのもありましたすみません。



七つの内はなんとやら。人がワイワイしてる方が神社の神様も楽しかろうね。とはいえ突っ切るだけの自分はやっぱり失礼だと思うので手早く撤収します。あ、すみません通りますねーーー。