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:†ただ、ぼんやりと†:




忙しなく過ぎて行く朝の片隅で。


光源の欠片を見つめる二つの瞳。


色彩の欠けたその水晶体の底で。


日常は何色で縁取られるだろう。


世界は何色が溢れているだろう。


ぼんやりとした光源の輪郭から。


掬い取れる物があるのだろうか。


静かに見詰める二つの瞳の先で。


目覚めた太陽が溢した吐息から。


聴き取れる物があるのだろうか。


鳴き声も上げずに佇む後ろ姿は。


忙しない日常の片隅を俯瞰する。







写メ図解:愛猫脱走中。早朝恒例習慣。
(※出勤前の一時。見詰めるダヤン)



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