スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

:†水上追憶的創作文的作詩†:




*これは季節外れの夏の日のお伽噺。
*遠い神話の記憶か近未来の災厄か。
*人が消えるその日まで記憶は廻る。



【:†水上都市と片翼の天使†:】



(それは記憶と言う魂が見せる残像か)
(或いは現に確たる意思を持った幻か)



水平線の真上を走る蜃気楼
これはとある夏の日の話で

雲の上高く漂う天空都市が
大崩落を起こしたらしいと

地上は混乱と悲壮に包まれ
(生まれ落ちたのはお伽噺)

天空都市が墜落死を遂げた
(海の上にて纏わるお伽噺)

月が廻り天空都市の命日になると
消えた都市が海に浮上するらしい

その光景を見た地上の人々は口々に
それを『水上都市』と呼んだらしい

デコボコな形の建物の輪郭線は
出来の良過ぎたオブジェの様で

水平線の真上を走る陽炎は
両足を無くした幽霊の様で

聞く処どうやらその周りを
何かが飛翔しているらしい

それはどうやら堕ちた天使で
片翼で飛び回っているらしい

たった一人取り残されて
青と碧の狭間で飛び回る

『忘れないでね』と唄う様に
『ここにいるよ』と叫ぶ様に

今は遠い昔、此処ではない何処かで
ある夏の日から続く不思議なお伽噺

今でも未だ、飛翔する片翼の天使と
浮かぶ『水上都市』の悲しいお伽噺

昇れない魂と沈めない記憶の残像が
ゆらゆらり揺れて呼吸を続けている

『メメント・モリ』、波風に転がる唄声
此処には忘れられ無い魂が浮遊している



(追憶からの忘却は原初の虚無と同等)
(故に魂は形をなぞり存在を証明する)







はい。皆様こんにちは♪
来月からいよいよ年末シーズンに突入する訳ですが心構えが全然出来ていません燈乃さんですっ!!(´∇`;)/{わぁ参ったな

取り敢えず。今年はちょいちょい部屋のプチ模様替えをやったので、大掃除はいつもやらない(出来て無い)処を重点的にやろうと思います。色々如何にかしないと←

さて。今回載せた創作文的作詩は、某消滅都市ならぬ水上都市のお話です。全体的にお伽噺風味ですが、角度を変えるとホラー風味にもなると言う作風にしてみました。夏の日と連呼している辺り季節外れ(シーズンクラッシャー)も良いトコです(爆)

今回の作詩の世界観構成を考えたのは、そんなに暑い日じゃなかった筈なんですが、綴ってみたら見事に季節外れ感満載に←

物語っぽく書いたつもりが、読み直したら怪談風味だなんて。夏の日で命日だから、何かお盆を連想させる感じですね。世界観はどちらかと言えば外国に近いですが、幾ら海外では冬に怪談をやるのが定番でも、流石にやり過ぎたかなと反省してます←

ちなみに。水上都市(建物含む)のイメージはフランスの『モン・サン=ミシェル』をイメージしてます。雰囲気としては、『クロノ・トリガー(古代文明編)』とか『空の境界(俯瞰風景編)』とかの墜落するシーンのアレコレが断片的に混ざってます。

忘れたくない人がいても、世界は忘却を抱きながら廻る。忘れる事は時として救済にもなる。故に人間と言う記憶媒体は、地球や世界に於ける海馬と同じ仕組みを与えられたのかも知れません。存在していた事を知る人間が消えない限り、記憶と記録は受け継がれます。それは遺伝だったり。文明や文化だったり。歴史だったり。或いは、無意識の形の無い魂そのものだったり。

今誰かが消えて仕舞っても、完全な忘却の訪れは大分遅い。欠落に辿り着くまで。
その人が思っているよりもずっと不完全な要因で、きっと世界は廻っているのでしょう。今までも。これからも。ずっと。



ではでは、今回はこの辺で☆



*

:†{即席型介錯的解釈兼反省文}†:




はい。皆様どうもです♪
旧式のガラケーを使っているのでブログの機能が上手く作動しなくて四苦八苦しています燈乃さんです。多分設定の問題(泣)

さて。今回は前回載せた短編集作詩の、各々の作詩に関する即席型の解釈的解釈兼反省文を綴りたいと思います。文字数の都合上泣く泣く二段構え仕様になりました←
何分ダークな内容なので、多分いつもより若干暗め(比較的)になると思いますが、それでもよろしければどうぞっ!!(滝汗)





『焦燥』
⇒いらだちあせる。気があせるの意。
作詩ではこれに不安も混ざってます。

自分の意図しない処で鼓動が鳴っている。足を踏み出さないと前に進めないと知っていても、不安と葛藤ばかりが先走って、焦燥の色が濃くなって行く。それでも、足掻きながら心を引きずりながら、生きていく。そんな様子を綴ってみました。自分の知らない場所に進むのはいつだって恐怖が伴うものです。その一歩がどんな色でも。

作詩の最後の方は、ほんのりと微かな希望が見え隠れしている仕様になってます。





『共感の悪魔』
⇒常日頃思っている事を綴ってみました。常日頃思っている事を綴ってみました。
(※大事なので二回リピートしてみます)

人間社会に共感は欠かせません。人間でいる以上、人間として生きている以上、人間としての『物差し』が必要なようです。
別に共感そのものを敵視している訳ではありません。共感が無ければ、思いやりも優しさも愛情も生まれない訳ですからね。

ただまぁ。人間をどんどん突き詰めれば、外側(外見)から内側(内面)に向かうに連れて、その個人との理解や許容と言った距離は自然と反比例していくものだなと。
(※個人を全部が全部理解出来るわけが無いので多分これが極自然の普通の反応)

だから。他人からの意見を仰ぐ為じゃなくて、自身の意見の肯定の為に、他人からの共感を利用する人間は物凄く不愉快。
『だったら別に訊かなくても良いじゃん』と言うのが良い例です。自己の肯定の為に他人を否定すれば、その人間の周囲の人間関係は容易に勝手に歪んでいきますよ。

そんなのは最早共感ですら無いんですが。周囲との価値観の差異や、挙げ句の果てには感情まで自分勝手な都合で振り回す輩もいるのが滑稽です。多分そう言うのは碌な死に方しないので放っておきましょう。

個人的に共感よりも傍観の方が良い。別に万人に理解されなくても呼吸は出来る。





『自己愛』
⇒転じてこれは自己嫌悪の話です。他人に合わせて人格を偽る話です。嫌われたくなくて道化を演じる話です。影で誰かを呪っている話です。生きるのが辛くて苦しくて悲しくてそれでも死にたくないから生きるしかなくて救いようの無い話です。他人を煩わしいと罵っても孤独は寂しいと嘆く話です。どうしようもなく弱い人間の話です。脆弱過ぎる人間の自己嫌悪の話です。

登場人物は未決定です。私かも知れませんし、他の誰かかも知れません。けれども、これはどうしようもない人間の話です。





……はい。今回も今回で長くなってしまいましたが、ここまで読んで下さりありがとうございました。大分暗い内容でしたが、次回も多分こんな感じのが続きます(殴)

光よりも闇の方がヒトを色濃く照らすとは、然程不思議ではありませんので(黒笑)



ではでは、今回はこの辺で☆



*

:†徒然短編的創作文的作詩集{壱}†:




*それは人の織り成す喜劇悲劇偶像劇。
*現の闇と虚の光の先で浮かび上がる。
*誰しもが意図せずに描ける脳髄の夢。
*幾重にも枝分かれする心象風景の彩。



◇◆◇


【:†『焦燥』†:】


早く、早くと囃し立てられる無意識
オブラート越しに見え隠れする不安

(叫びたいのか、唄いたいのか)
(笑いたいのか、泣きたいのか)

今と言う現在地から見渡せる風景は
何処までも推測の域を出ない空論で

確実なものは何処にも無い未知の領域で
一瞬先の闇さえも一変して仕舞うような

何処までも広大な『展望(ビジョン)』は
決意を鈍らせ踏み出す一歩を躊躇わせる

耳を塞いでも騒ぎ立てる鼓動は生を諭す
前を向いて歩けと、内側からノックする

夢や希望と言う漠然とした空白の道に
深呼吸をして震える一歩を踏み出せば

(顔を上げて、瞼を開けて)
(耳を澄ませて、息を吐く)

開けた風景の中で見渡す世界は
何処までも歩き続けられそうな

何処までも走り続けて行けそうな
何色でもない自由の形をしていた


(届きそうで届かない場所に道は有る)


◆◇◆


【:†『共感の悪魔』†:】


押し付けるな強要するな騒ぐな笑うな
それは耳障りな感覚では無かった筈だ

意志をねじ曲げて首を吊るのは滑稽だ
他人と歩調を合わせるのさえ煩わしい

ズルズルズル惰性と不毛を引き摺って
上辺だけの薄い仲間意識を尊重し合う

心にも無いことを口に出して擬態する
流行最先端を気取る人型のカメレオン

周りと同じ色に染まらないと窒息する
個性すらも食い潰された歪んだ熱帯魚

これは独り善がりな感覚では無い筈だ
無意識に真心を殺す手段では無い筈だ

押し付けて強要して騒いで嘲笑う様な
そんな一方的な肯定の術では無い筈だ

ただ、寄り添って、静かに頷くだけの
穏やかに、個人の存在を認め合う方法

大切な誰かと、自分とを繋ぐ細やかな
そっと互い互いの色を重ねる様な共有

周囲に容赦無く自我を突き立てる様な
そんな残酷過ぎる術では無かった筈だ

だってほら、未だにこんなにも滑稽に
人の目と出方が気になって仕方が無い

『これは誰しもの中に巣食い続ける』
『一方的で利己的な共感の悪魔の話』


(時として人は心や涙さえも擬態させる)


◇◆◇


【:†『自己愛』†:】


(自分が好きで誰よりも好きで)

今ある自分を無くしたくなくて
周りから良い人に見られたくて

従順なフリをして笑顔を浮かべて
常に自分の意見は周りに合わせて

弱音や本音など隠し続けて
平気だと振る舞って見せて

(自分が好きで誰よりも好きで)

心にも無い会話に同意してみたり
無知なフリをしてワザと驚いたり

怒られても反省のポーズを装って
本心ではその人を何度も処刑して

傷付いていないように見せ掛けて
お前も傷付けば良いと呪詛を吐く

(自分が好きで誰よりも好きで)

楽な道が有れば直ぐに乗り換えたり
図星を突かれて相手に手を上げたり

何も上手くいかなくて自棄になったり
皆死んじまえば良いと泣きながら笑い

でも一人で寂しいのはイヤだと泣いて
矛盾ばかりの理不尽を頭の中に抱えて

悲劇のヒロインめいた自己陶酔に浸る

(自分が好きで誰よりも好きで)

そしてそんな自分が誰よりも嫌いである


(処世術の鎧に身を包んだ化け物の話)






はい。皆様こんにちは♪
日曜早出をして来てちょっぴり眠いです燈乃さんです(*´ω`){ネムネム……

今回の創作文的作詩は『徒然短編作詩集』と言う事で、メモ帳に走り書き状態で残っていたものを構築し直したのを三本載せてみました。文字数と構成が似たり寄ったりなのはメモ帳仕様で行数の都合上です。

そして。今回も例に漏れず『THE★燈乃'sダークサイド』仕様でお送りしました←

さてさて。本当は未々色々と綴りたいのですが、正直綴り足りないのですが、何やら長くなりそうな予感がヒシヒシとして参りましたので(←文字数の都合上)、次回は各々の作詩内容の介錯的解釈兼反省文をお届けしようと思いますっ!!(>ω<)/

余力の有る方は次回も是非どうぞ♪



ではでは、今回はこの辺で☆



*

:†積もり始めにドキドキ†:




……しながらも、何とか無事に帰還しましたっ!!(>Д<)/{寒くても生きてますっ!!


はい。皆様どうもですっ!!
そんな訳で。朝方の雪の降り具合にオロオロしていましたが予想していたよりも酷くならなくて安心しました燈乃さんです。

ちなみに↑の写メは出勤時間ギリギリで撮りました。降り始めて30分も経ってないのに田んぼと畑に雪が積もりました凄い。

帰宅時間になって鍋の材料を買って、覚悟を決めた帰り道でしたが、道路に比較的雪が残っていなくて良かったです(´ω`)

融雪剤のお陰か、はたまた止む間近になってみぞれに変わったからか。何はともあれ、明日はバキバキに凍ったアイスバンの道を走らなくて済みそうです。氷点下の気温で雪解け水が凍りそうですが、明日も安全運転で頑張って出勤しようと思います。

そして。今夜は暖かく眠れるように、ゴマ豆乳鍋で寒さを乗り切りますっ!!
ゴマ豆乳鍋の油揚げは最強です(真顔)



ではでは、今回はこの辺で☆



*

:†…………わぁ(滝汗)†:




はい。皆様おはようございます♪
出勤の準備をしていたら大分吹雪いていて一瞬言葉を失いました燈乃さんですっ!!

えー。なんかもう、えーΣ((○ω○;))

『行きはよいよい帰りは怖い』フラグが立ちましたね。山の木々がうっすら雪化粧し始めていて、もう綺麗やら寒いやら(泣)

取り敢えず。夕方は無事に帰還出来るように頑張りたいと思いますっ!!(´Д`)/



ではでは、今回はこの辺で☆



*
前の記事へ 次の記事へ