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:†創世観測的創作文的作詩†:




*星が生まれて命が溢れて消えて逝く。
*そんな些細で在り来たりで残酷な噺。
*命の重さは星より軽いから救えない。
*救いは無いけど希望は在る…きっと。



【:†星に宿るちっぽけな命の噺†:】



(こちらは歴史分析室No.0001号室)
(そちらの未来構築は順調ですか?)



真っ暗な宇宙に光が弾けて
幾つものお星様が生まれた

その中のひとつのお星様で
雲が溶けて空と海が零れた

海の中で繰り返される起源
いろんな形崩れて生まれて

お星様がくしゃみをしたら
陸が出来て魚は竜になった

空から火の涙が降った後に
残されたのはちっぽけな命

四本足から二本足になって
空を見上げて火を起こして

絵と言葉で存在を記録する
ちっぽけな命の歴史は続く

家族を作って友人と語らい
恋人に愛を囁き子を慈しむ

敵を殺し神を崇め他を排し
親を慕い師を敬い夢を追う

心と感情で善悪を差別する
ちっぽけな命の歴史は続く

ちっぽけな命の歴史の行進
中途半端な出来損ないの形

背中には空を飛ぶ翼もない
手足には水を泳ぐ鰭もない

ちっぽけな命同士の背比べ
どっちが偉いか背伸びする

ちっぽけな命の意地っ張り
嘘を吐いたり逃げ込んだり

ちっぽけな命の間違い探し
肌の色とか言葉の差違とか

けれどちっぽけな命だって
同じ色した血が流れている

涙の色も分かち合う喜びも
はしゃぐ声も掌の温かさも

助けを呼ぶ声平和への祈り
同じ想いの光が灯っている

だからちっぽけな命は歩く
明日に向かって光に向けて

進んでいる方は明るい日と
ちっぽけな命は歩いていく

ちっぽけな命の鼓動の音色
ひとつしかない大事な歌声

ちっぽけな命の歌う歌声が
何処かの誰かの心に届く頃

何処かで幸せの花が咲いて
少しだけ世界が笑顔になる

そんな夢を見ているお星様
宿ったちっぽけな命を抱え

人知れずに見守るお星様は
今日もくるくる回って輝く

果ての無い宇宙の片隅では
ちっぽけな命の今日が続く



(こちらは歴史分析室No.9999号室)
(そちらの過去改竄は不要ですか?)







はい。どうも暁星燈乃です♪
今回は、今年最後の創作文的作詩と言うことで、ちょっぴり真面目な内容にしてみました。個人的にテーマ云々よりも珍しくメッセージ性が強い気がします。何か…う〜ん。一応テーマは『命と世界』にしてみたんですけどね。綴った背景(バックヤード)や心境が荒んでいたので何とも…orz←

年末なのに人がパタパタ殺される事件が後を絶たなくて、物騒な世の中だなぁと。
虐待だったり強盗だったり。世の中に対する鬱憤みたいな皺寄せの矛先が向けられるのは、何時だって力の弱い立場の人です。理不尽極まりない。何て酷い不毛な話。

個人的には、最近心が不感症な人が増えてるんじゃないかなぁと。他人の痛みが解らないと言った方が正しいでしょうか。自分がやられて嫌なことを、平気で他人に強要する神経が解りません。かち割りたくなります(何をとは訊いてはいけませんよ←)

確かに、他人の痛みは本人にしか解りません。痛みの尺度は感性同様人各々です。
だからこそ、他人の気持ちを推し測ると言う配慮…所謂思いやりが有るのではないかと思います。もしくは、優しさとか。

お節介が過ぎるのはあまり好まれませんが、それでも、衝動に任せて人の生命の尊重を根こそぎ奪うよりは、断然マシだと思うのです。だって、そうじゃなかったら、あまりにも悲し過ぎるじゃないですか。

人間として生まれて、生きて行く中で、培われた理性や感情が心を苦しめることもあるでしょう。思わぬところで誰かを傷付けて、傷付けられて、悩んで足掻いて、自分を追い込んでしまう時もあるでしょう。

けれど、人は分かち合える生き物です。
いろんな感情を、感動を、言葉や文化を共有し合える能力があります。それを誰かに伝えたり、表現する術を持っています。
それはきっと、人間に生まれて来た上で、何よりも喜ばしい、この上無い素晴らしい事実だと思います。人はそれをもっと、誇っても良いのではないでしょうか?

…さてさて。何分長くなってしまいましたが、そろそろ今年も閉幕です。

小さな、本当に小さくてちっぽけですが。私の言の葉の燈をここに灯して、今年最後の創作文的作詩にしたいと思います。

来年が、今日よりも明るい日でありますように。小さな、小さな祈りを込めて…。



ではでは、今回はこの辺で☆



*

:†久々の…†:



久々の更新が大晦日とか…どうしましょう何か無性に悲しくなっちゃう…(凹)

と言うわけでどうも、暁星燈乃ですっ!!
かの衝動的な旅から帰還して早3ヶ月。
いつの間にやら、気付けば師走の大晦日でございますよ皆様。うわぁ〜い(遠い目)

『年を取ると1年があっと言う間に過ぎる』と言いますが、実際に子どもと大人では時間の経過する感覚が違うらしいです。
お正月やクリスマスや夏休みが待ち遠しいと感じたあの感覚は、子ども特有のものだったんですね。成程納得しました(ヲイ)

今ではもう、お正月もクリスマスも夏休みも関係無い縁遠い人間になってしまいましたが、行事特有のお祭り騒ぎっぽい雰囲気は何歳になってもワクワクします。童心は忘れたくないですねぇ…勿体無くて(笑)

あ。ちなみに今回の年賀状事情ですが。
今回は、私の方から皆様へ募集もリクエストも受け付けなかったので、取り敢えず出せる方だけに限定して出させて頂きました。主に去年出した方が中心になります。

何が描かれているかは…届いてからのお楽しみです。鬼灯の冷徹の座敷童子だったり、落乱の勘ちゃんや喜八郎だったり…。
よろしければ貰ってやって下さいませ♪

さてさて。来年はどんな1年になるか楽しみです。魔法使いの嫁とか文ストとか七つの大罪とか…色んな新しいジャンルにハマりそうで、未々二次元の住人は辞められそうにありませんねっ!!(キリッ)


ではでは、今回はこの辺で☆


創作的作詩を1本載せて、今年最後の締めにしたいと思います(お辞儀)


*
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