好きなものを語ろう第二弾です。
今回はついったーでさんざんつぶやいているので、お分かりかと思うのですが、大相撲についてです。ただいまお相撲に大ハマりしています。
事の発端は一年くらい前です。それまでは世間一般の女子大生と同じく、お相撲には全く興味のない二十一歳女子でした。
なぜハマったのかというと、一年前、私は就職試験の勉強で、毎日判を押したように同じ生活をしていました。9−17時まで図書館で勉強をして、ジョギングをして、帰宅するという生活です。
ちょうど家に帰ると、奇数月はお相撲好きの母がお相撲をテレビで観ていまして、何をするにも中途半端な時間だったので(我が家は夕食が18時で、帰宅が17時半〜45分ごろ)、なし崩し的にテレビを夕食まで観ていました。
お相撲に精通している母がいるので、「この力士はね、うちの県出身なんだよ」とか聞いているうちに、幕内力士は顔と四股名が一致するようになってきて、気が付いたらどっぷりハマっていました……。
今はもう幕内(お相撲は序ノ口→序二段→三段目→幕下→十両→幕内の順でえらくなっていきます。十両以上が関取と呼ばれ、四股名の後に敬称『関』がつきます)の始まる16時がら18時までテレビで観戦しています。
お相撲の魅力はといえば、なんといってもわかりやすいこと!
もちろん奥は深いのですが、土俵から出るか、地面に足の裏以外がついた場合が負けという、目が肥えていない私でも勝敗がわかりやすいので、観ていてもすぐに熱くなれます。
また、15日間、毎日ちがった力士の顔が見られること!
ごひいきの力士がいると、ああ今日不安そうとか、ああ今日気合入っているな、というふうに、力士の様子と取り組みに一喜一憂できます。
そして、大相撲は徹底した階級社会で、その独特の世界を知っていくのがおもしろいです。
もともとそういう独特の世界というものが好きで、過去には歌舞伎、将棋、ホテルマン、宝塚などの本を読み漁ったことがある私です。たぶんお相撲もハマる素地があったのだと思います。
ついに昨日、両国国技館に生のお相撲を観に行ってきました。
いつもテレビで観ているお相撲さんたちに会えるということで、おにゅーのバック、ジャンスカ、お気に入りの帽子をかぶっていざ国技館へ。
両国国技館に入ると、まったくそこは別世界。観戦中も現実じゃないみたいでした。
席は靴を脱いで上がるタイプのマス席。体大きい一家なので(私170、母165、父180)、マス席に入りきるか不安だったのですが、運よくちょっと広めの座席だったので、思ったよりも余裕がありました。
生はとにかく迫力があり、場内の一体感もすごい!一緒にわーきゃー言っていました。
着物を着た力士たち、そこここに残るしきたりなど、お相撲の、ひいては両国国技館の非日常感はすごいです。
また観に行きたいのですが、次の春場所は大阪ですし、4月以降は就職するので、難しそうです。悲しい……。
長々と語ってしまったのですが、お相撲をもっと多くの人に好きになってもらえたらうれしいです。
昨日驚いたのは、意外と若い人がたくさん両国国技館に観に来られているのですね。
お相撲は老若男女楽しめる国技だと思いますので、ぜひ機会がありましたら、ご覧になってみてください。
……小説の方、更新が遅れていて申し訳ありません。ちょっと苦戦しています。もう少しお待ちいただけますとありがたいです。