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お出かけ

引きこもりすぎなので、今日は友だちを乗っけて学園都市に行ってきました。
大きな大学を中心に、研究所が集まっている学園都市は道路も広く、木々が等間隔に植わっていて、とてもきれいな都市でした。
県北寄りの県央に住んでいるので、遊びにいくときは北の県庁所在地へいくのですが、今日は県南の学園都市へ。県南の高校に通っていたので、友だちの話に出てきても??だったお店にも行ってきたり。道路が三車線でものすごく怖かったです。
もちろん県内最大級のブックオフにも行って、本も100冊ほど売ってきました。いいお金になり、満足です。
県内できっと若い人が一番多い場所でとても活気があって楽しかったです。


以下、コメントレスです。
ありがとうございました!
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おひなさま

毎日筋肉痛に悩まされているななえです。
毎日(ときどき忘れますが)筋トレをしています。腕立て伏せ15回、上体起こし15回です。
こんな少ない数なのに、もう息切れがすごいです。そして筋肉痛も。
部活をやっていた現役時代は毎日ダイエットスーツのような防具をつけて、20メートルを面打ちながら全速力で20往復ぐらいした悪夢のような記憶があるので、とっても元気でした(^-^;
体力には自信のある剣道部でした。

おひなさまを出しました。
私のおひなさまは出す部屋に似つかわしくなく7段で、部屋の半分を占めています。
うちはみんな(主に身長が)ビックサイズなので、おひなさまもビックサイズでいいんじゃないか、ということに落ち着いています。
こんなに大きなおひなさまなので、出すのも片すのも大変で、出さない年もあったのですが、そしたら湿気で五人囃子の髪がごそっと抜けてしまって、毎年出すようにしています。
私が生まれたときに祖父母が買ってくれたので、二十年前のものなのですが、古典的な顔がとても美しいおひなさまです。
お嫁にいくときは持っていこうと思っています。


以下、コメントレスです。
ありがとうございました!
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SS

日記、書くことないからSSでも書こう!と思い立ったのが昨日。けっきょく書き終わらず日記上げられないという本末転倒な事態になってしまいました(^ω^;)
やっと書き終えましたので、お付きあいくださる方、下からどうぞ!
由貴也高三、冬。古賀家でのワンシーンです。








「髪、邪魔じゃないのか」
 参考書に視線を落とし、数学の問題を解いていると、巴の手が伸びてきて前髪をなでるようにかきあげられた。
 外は冬晴れだが風が強く、二人きりの和室を木枯らしの音が満たす。けれども室内はストーブがたかれていて温かく、目の前にはやわらかな湯気をたてる湯飲みがふたつ置かれている。志望大である国立大の二次を控えた冬の日、驚くほど平和な時間だった。
 由貴也は部活を引退してから古賀家で巴の家庭教師を受けていた。高校受験の時もあまり勉強せず、高校に入ってからはなおさら勉強していない由貴也はとにかく効率的に短期間で学力を上げなくてはならなかった。山のようなスポーツ推薦をひとつ残らず蹴ってしまった由貴也にはもう一般入試しか残されていない。とはいえ教師面したよくも知らない大学生と毎日のように顔を合わせるのはまっぴらだったので、親が連れてきた巴を選んだ。
 やわらかい動きで巴の手が離れていく。ずっと巴には近づかないようにしていた。ふられたあの時からずっと。オフシーズンならそこまで余裕がないわけではなかったのに、部活を理由として古賀家の行事もすべて欠席した。
 一年以上経ってやっとこうして顔を合わせられるようになった。触れられても従姉としてのスキンシップだと理解できるようになった。この家に漂う壮司と巴の気配が身をさいなまなくなった。幼い頃の記憶が由貴也をわけもわからない焦燥に掻き立てなくなった。あの頃に戻りたい、と。
「……平気」
 巴の白くたおやかな手から目を離して、いつも手首につけているヘアゴムをとった。何の変鉄もないヘアゴムだが、退色して元は黒だった色が藍色になっている。夏のインターハイ以降、走るときはいつもこのゴムで結んでいるから無理もない。
 ――美容師さんに髪切ってもらいなっていったじゃない。
 脳裏に真夏のグラウンドでの記憶がよみがえる。
 ――目、悪くするよ。ゴムあげるから結んだら?
 そういって彼女はインターハイの日、由貴也にこのゴムをくれたのだった。自分は結んで、と返し、髪をくくる手までも欲した。
 巴に拒絶されたときから、自分は巴と同じように優しく触れてくれる誰かを欲していたのだと思っていた。巴の隣で笑って一番幸せだった幼少期に戻ったような気になりたかった。
 けれどもどこがどう間違ってかげんこつ、ビンタを喰らわせられ、景気づけに背中を叩かれ、挙げ句に髪を遠慮なくぐいぐいひっぱって結ぶようなまったくもって優しくない手の方を思い浮かべるようになってしまった。
 その果てにこんな自分がどうなるかわからない場所に帰ってきて、おとなしくお勉強をしている。何がうれしくてあれほどなりふり構わず欲した巴と毎日のように顔を合わせているのだろう。まったく、自虐的にもほどがある。
 それでも、自分はここに戻ってこなければいけなかったのだ。もう巴が好きではないのだと確認するために。
 ゴムを口に食わえてから髪を手で適当にまとめる。毎日、走る際にはこうしているのでもはや習慣に近い。部活を引退した後もいくつか小さな大会に出たが、その時もこうして結んでいた。髪がうっとうしいというよりも、こうしないともう落ち着かないのだ。
 髪の束を通すとき、いつもこのゴムをもらった“最初”を思い出す。きつく結ぼうとされ、痛いんだけど、と自分は非難の声を上げる。
 ――だってアンタの髪、やわらかいんだもの。きつく結ばなくちゃ走っているうちにとれちゃうって。
 そんなささいなやりとりが、巴といた過去を愛しむのにも似て、やわらかくて温かくて、なつかしくて。きっとこの心の奥からにじみ出るような感情の名前は――。
 髪を通そうとゴムを広げたとき、パチンと軽い音を立て、ゴムが木目調の机に落ちた。押さえを失った髪が広がり、自由になった毛先が首筋をくすぐる。
 ゴムが、切れた。
 目を数回瞬かせる。色あせたゴムは伸びて弱くなり、弾力性を失って切れていた。半年間、毎日使えば無理もない。
 巴もまた音に驚いたのかこちらを見ていた。何気なく顔を上げると目が合う。
「直せないの、これ」
 目で切れたぼろぼろのゴムを指しつつ尋ねる。尋ねられた巴はといえば驚いた顔をし、あからさまに目を丸くしていた。
「切れたところを結び直せば直らないこともないだろうが……」
 驚きをとりあえずしまってという具合に、巴がゴムを手に取り結び直す。その細かい作業を由貴也は無言で見ていた。そして、なじるように思う。
 俺ではなく、アンタが悪いんだ。こうして髪が伸びて邪魔なのも、ゴムが切れて直してもらっているのも、巴とこうして相対しているのもすべてアンタが悪いんだ。
 アンタが近くにいないから、全部がうまくいかないんだ。俺のせいじゃない、と巴から直されたゴムを受けとる。もとあった結び目と、今切れた箇所を繋いだ結び目とふたつできていて、いびつだった。
「とりあえず直したが、いつ他のところが切れてもおかしくないぞ」
 いつ切れても、と言われ、由貴也はただじっとくたびれて限界を叫ぶゴムを見つめた。
 後少し、持てばいい。春まで待ってくれればいい。
「大丈夫」
 手のひらにのせられたゴムをそっと握る。
「春になったら髪、切ってもらうから」
 春になったら、春になったら、そうやって何度おまじないのように胸の中で唱えてきただろう。
 待ちわびた春はきっともうすぐそこまで来ていた。





原点回帰ともいうべきか、古賀家を訪れて巴と向き合う気になった由貴也です。
ですがさみしくてしょうがなくてつい巴のところへ来てしまったという理由も少なからずあります。
勢いにまかせてざかざか書いたので、いろいろ荒くて後日見直すとああー、と悶絶しそうな予感大!
次更新予定の『かざす花』番外編の由貴也視点でのワンシーンでした。


以下、コメントレスです。
ありがとうございました!
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短編掲載

短編『狭間の春』掲載いたしました。
これはサークルの方に去年あげた作品でして、半年以上経ったのでもういいかな、と上げさせてもらいました。
この作品は書いている最中ものすごく苦しみました。もうのたうちまわるほど苦しかったです。
ノープロットノープラン、行き当たりばったりな私にしてはめずらしく、最後まで流れが決まっていたのですが、書いても書いても納得できない、進まない、もう一生完結できない気がして、本当に苦しかったです。
けっきょく1万3千字に1ヶ月かかりました。
長編は書いたものに付け足す作業、短編は削る作業が大事だと聞いたことがあるのですが、この削る作業が私は苦手なのだなぁ、とつくづく思いました。

新しい作品をあげるとき、とても楽しい作業なのが作品のバナー作りです。
もちろんバナー台は素材サイトさまからお借りして、文字は私がフリーソフトで入れています。
今回の『狭間の春』はタイトルも気に入っていますし、バナーもいい感じにできてうれしいです。携帯をもっていない(スマホな)ので、動作確認ができていないのですが、携帯でご覧の方、大丈夫でしょうか?
どのバナーもセンスがイマイチな私にしてはすてきバナー台のおかげでかなりいいできなのですが、作るのに一番苦労したのが『初恋の君へ』でした。
タイトルとお花の色を合わせるのが地味に大変だった記憶があります。
今回の『狭間の春』はさわやかバナーですが、内容はまったくさわやかではないです。シリアスとかダークとかかっこいいカタカナ文字ではなく、ただ単に暗いです。
でも最初は『かざす花』だけだったサイトに4つも作品をのせられてうれしいです。
短編は初めてサイトを訪れてくださる方にも気軽に読んでいただけますので、増やしていきたいと思っています。(自サイトは短編の方が暗いですが……)

ダイソー

今日は追試でした。
本試験のときに人身事故で電車が止まってしまったという教訓を踏まえ、今回は早々と家を出て、早々と学校に着きました。
かなり私の大学は大きく、学校のある期間は生徒がいない場所なんてないのですが、さすがに今日は静かです。歩くたびに足音が響きますし、シーンと音がするほど静かでした。
肝心のテストは11の試験科目を同時にひとつの試験教室で実施し、追試者総数は11人。ということは1科目につきひとりの追試者だったのですね。
私の労働法は100人くらいは受講者数がいると思うのですが、それでも私ひとり……追試問題を作ってくれた教授に申し訳ない気分です。
わざわざ追試の詳細が記してある封筒に問題用紙が入っており、もちろん追試者リストと学生証&本人の顔確認……すごく緊張しました。
ひさしぶりにあのテストのドキドキ感を味わい、なんとも嫌な気分です。
答案はそこそこ書けたので、きっと単位は大丈夫かと思います。

東京とはこれでしばらくお別れなので、昨日のブックオフめぐりに続き、今日はダイソーめぐりしてきました。
親にブックオフとかダイソーとか、他に行くとこないのー!と盛大に嘆かれました。
往復切符+10円で都区内フリー切符を買えるので、定期のときには行けないところに行こうと思ったのです。
まず大きいと有名な錦糸町のダイソーに行ったのですが、よりによって定休日!
しかたないのでひとつ先の亀戸でお目当てのものをゲットです。
もちろん錦糸町、亀戸のブックオフにも行きました。
また足が棒ですが、楽しかったです。
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