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新章

新章『鎖』1更新しました。
今回は番外編的色合いが強い話です。香代子のあわてっぷりが書いていて楽しかった!

ちなみに、香代子のランニング・ランパン姿にノーコメントだったのはこういうわけがあります。
香代子がジョグでその場を離れた際に……
根本「なんかさ、ランパンでむちっとしてるとやらしくない?」
哲士「そういうこと言うお前の方がやらしいだろ。バカ!」
根本「痛えっ! 古賀、お前個別包装されているとはいえ、アイス顔に投げんなよ」
由貴也「知りませんよ、そんなこと」
哲士「俺にもアイスちょうだい」(顔赤面中。アイス食べて冷却)

そういうわけで、三人でアイス仲良く食べてます。それにしても哲士、初心です……!
ランパン姿の女子を見慣れているせいでノーコメントだと思っていた香代子ですが、ランパン姿で、筋肉のない標準体型の女子を見慣れていなくてノーコメントというのが男性陣の真相です。

今回、『鎖』というタイトルですが、何が香代子の鎖なのか、ご覧くださるとうれしいです。
最近めっきり寒くなってきましたが、作中はまだ8月……。
『スタート・ゼロ』→4月〜7月上旬
『サマーゲーム』→7月下旬→8月中旬
『鎖』→8月中旬〜(たぶん)9月初旬
という季節設定で書いています。

あともうひとつむだ話をすると、作中で出てきた体脂肪率ですが、短距離選手だと男性8%〜10%、女性は12%〜20%ぐらいだそうです。必須脂肪は男性2%、女性8〜10%ということを考えるとかなり低いですね。体脂肪ごとの体つきという図も参考に見たのですが、多くの女性のあこがれ、男性の細マッチョは15%〜20%の間くらいかと思われます。やっぱりアスリート、低い!
根本は中距離で持久力も必要なので、もっと低いかもしれません。竜二は400メートルまで走るオールラウンダーなので、7%と少し低めに拍手文では書きました。由貴也は体がまだ完ぺきに出来上がってないので、体脂肪率は不安定そうです。

と、マニアックな話をしたところで、長くなってしまうのでそろそろ終わります。
10月は今までと比べるとかなりよく更新できたのではないかと思います。11月もこの調子でがんばりたいです!

拍手文

拍手文『願わくば、その時までに』更新しました。
彼らの“その時”はいつくるんだと思いながら、ちょっと竜二と華耀子の書き納めが名残惜しくて、突発的に書きました。突発的だけに、何を言いたいのかわからない話になってしまった感じも……。
華耀子を書いていると、壮司の感覚とだぶります。もどかしいです。感情1:理性9の人たちなので。

文中で書きましたが、華耀子はすごい安月給です。いつも服装がスーツかジャージなのは(サマーゲーム最終話でシャツとジーンズというラフな格好をしていますが)、必要最低限の服しか持っていないからという理由です。たぶんジャージ×5セット、スーツ×2セット、シャツやジャージのインナー数枚という程度ではないでしょうか。加えて、県庁所在地に住んでいる設定なのですが、何せ地方都市ですので、車必須。その分家賃は安いですが、車のガソリン代と維持費払ったらカツカツでしょう。三食まともに食べられるかな……((((;´・ω・`)))
しかも、どう考えても休みがない!スポーツ選手相手なので、土日祝日、お盆、正月、ゴールデンウィーク一切ナシ。高校生、大学生、院生それぞれのライフスタイルに合わせようと思ったら、休みはないなぁと思います。時間がとれないから、閉店30分前のスポーツ用品店に車を飛ばして行ったりするのですが。運転荒そう。まがりなりにもスピード勝負のスプリンターなので。

華耀子視点の時は抑えて抑えてさらっと描写するようにしているのですが、意外と潔癖だな、この人と今回は新たな発見をしました。
突発書きなりに、指導者と選手の疑似恋愛というテーマがあったのですが、疑似でもなんでも選手が成長するなら使ってやる!とは思えないようです。竜二に対して疑似はイヤっ!と思っているところが潔癖っぽいなぁと思いました。
この分だと、竜二の姿は中田(指導者)に恋していた自分に重なって嫌だと思う気持ちと、純粋に慕ってくる竜二自体に対する気持ちの間で葛藤していそうです。

案の定、私の頭の中からバカンスに行っていた由貴也たちが帰ってこなくて、この拍手文を書いていました。
強制連行してきて、次章に手をつけたいと思います。

サマーゲーム完結

『サマーゲーム11』、更新しました。
サマーゲームはこれで完結となります。完結というか、“了”です。一応、竜二と華耀子の話はこれで区切ります。
ハッピーエンドではない結末です。バッドエンドとも言い切れないですが……でもやっぱり恋愛小説的にはバッドですね。この終わり方だからちゅーぐらいさせてあげようと思ったのですが……。
これ以後、竜二は華耀子に対して敬語を使うようになります。髪も黒髪のまま。彼の金髪が復活するのはいつになるのかな、と思います。金髪の時は彼の好調時のつもりで書いています。
金髪と、クラブの黒地に赤いラインが入ったユニフォームの対比を書くのが結構楽しかったので、黒髪になると張り合いないなぁと思う反面、人が何かの決意を表すために外見を変えるというのは好きな行動です。

『サマーゲーム』は竜二の若気のいたりというテーマで書いていました。
実際、華耀子の過去は二十歳の竜二が背負うには重すぎるし(だから暴走しましたし)、最近は年の差婚もめずらしくないとはいえ、彼が華耀子をどうこうする器量はまだないような気がします。若い運動選手ですから、自分のことでいっぱいいっぱいで、恋愛に割く精神力のキャパシティがなさそうです。
私の付け焼刃な知識でこういうことを言うのは本職のみなさまに大変申し訳ないのですが、『サマーゲーム』を通じて、どうして女性コーチと男性アスリートのカップルがみかけないのかわかった気がします。女性コーチの絶対数が少ないというのも大いにあると思うのですが、選手としてコーチにつき従う姿勢と、男性特有のプライドが両立できないからだと思います。竜二は年下なので、男性特有のプライドはだいぶ薄らいでいるとはいえ、その分年上の彼女に合わせようとして余裕がなくなって、余計に神経すり減らすハメになりました。このふたり、逆(年上男性コーチと年下女性アスリート)だったら、何の問題もなくうまくいったと思います。
彼が年上の華耀子に対し、あたふたしたり、しっぽをふったりするのは、年下男子の醍醐味でとても書いていて楽しかったのですが……。
『はじまりのエピローグ』中で、竜二がこの時(『はじまりのエピローグ』中の今)がもっとも幸せなときかもしれないと言っている箇所があるのですが、その通りになったな、と少し切なくなったりします。
それにしても、壮司といい、華耀子といい、どうしてこうも何かに縛られている難儀なキャラクターが生まれるのか、不思議です。

この後は、香代子編の『鎖』です。その後は哲士編の『神さまの手のひら』になります。由貴也編と、竜二編がカタカナタイトルできたので、カタカナを貫くべきかとも思ったのですが、タイトルをつけるのに毎回苦労している私には無理な相談でした。
どうか、今後もおつきあいくださるとうれしいです。

微糖な回

『サマーゲーム9』更新しました!
主役たちを差し置いていいのかなという恋愛色強めな回でした。
由貴也たち、先越されちゃったよ……と苦笑いです。
主役以外のカップル(竜二たちはカップルではありませんが)は、今掲載中の文中のどこかでちゅーしているので、だいぶ由貴也たちに申し訳ない気がします(´∀`;)
亀の歩みのような主役カップル……。

華耀子は指導者(中田)と関係をもった過去があるので、竜二のことを自分に重ねて見てしまいます。
竜二が尻尾を振ってこればくるほど、複雑な気分になっています。
中田(15歳差)とつきあっていたことを考えると、彼女は歳上好みでは?と思ってしまうので、竜二(歳下)は大丈夫かと心配になったり……(^ω^;)
私個人としては、地面にめりこむほど竜二を打ちのめした気がするので、そろそろ飴とムチの飴ターンにしたいのですが、いろいろ事情が面倒すぎて、そうならないのがこのふたりです。だから、竜二にちゅーくらいさせてあげたいという気になったのですが。

次は華耀子視点なのですが、次で終わってしまいそうな気がします。
もう次と1話かかる予定だったのですが、次が10話目できりもいいし、決着をつけてしまえるといいなぁと思っています。
あともう少し、おつきあいください。
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