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:†後書き兼介錯的解釈な反省文†:




はい。皆様こんにちは♪
朝夕と昼間の温度差に秋らしさを感じつつも、その反面着るものを選ぶのが大変になって来ました燈乃さんですっ!!(^ω^)/

もうそろそろ、少しずつ衣替えをせねばと考えているのですが、その前に本棚の整理をしなくてはなりません。そんな燈乃さんの本棚状況の傾向としましては、最近書籍が怪談物ばかりに偏って来ているような気がします…Σ(○ω○;)

『モノノ怪』とか『world 4u_』とか『もののべ古書店怪奇譚』とか『霧雨が降る森』とか『地縛少年花子くん』とか『カイダンにっき』とか『空の境界』とか……。

……いや、まぁ、良いんですけどね。
『獄都事変短編夢奇譚』を書く時の参考資料にもなりますし。禍々しくて毒々しい人の情念とか亡者の心境とか。思わず人が目を反らしたくなりそうな歪で醜くも真理に近い場所(部分)にこそ、怪異なる現象は憑き物ですので(笑)

……さて。大分前置きが長くなって仕舞いましたが、ここからは後書きも兼ねた介錯的解釈な反省文を始めようと思います。


まずは今回夢主こと忌瀬の向かった任務先ですが……残念なことに、かの有名なイケオネェが出演しているフリーホラーゲーム仕様ではありません。レモンキャンディーもマカロンも皆無です。鉄臭いです(爆)

あの舞台は美術館でしたが、忌瀬の任務先は比較的小さな画廊(ギャラリー)でした。奥の方に工房(アトリエ)が有って、そこで生前の亡者が『作品制作』に勤しんでいた様です。多分生前からのシリアルさん←

そんでもって。若くして亡者になってからは、心霊スポットと化した画廊を訪れた生者を『作品材料』として連れ込んで殺していました。内装は忌瀬も感じていた様ですが、はっきり言って発狂ものです(爆)

参考にした描写は『キノの旅(←若き日の師匠編)』と『乱歩奇譚(←人間椅子)』です。ちなみに、『美術品』としての価値を高める(或いは悲劇としての概念をより一層鮮やかにする)為に、犠牲者の魂は意図的に作品の中に入ったままでした。
亡者としては、人間の死体は自分の世界を彩る為だけの『ドライフラワー(剥製)』の様な物だったのかも知れません(合掌)

あと。余り描写が少なかったですが、『依代』の部分で触れていた『年を経る(取る)絵画』も、実際に逸話が有ったりします(←亡者が使ったのはその応用編です)
美術品や工芸品や骨董品には逸話が憑き物ですが、それっぽい話題をちょいちょい入れられて楽しかったです♪(ヲイ)

個人的に心残りなのは忌瀬と谷裂君との絡みが少なかった事ですが、『獄卒と言う存在』として生きる二人には、若干意味深な終わり方になったかなぁとも取れるお話になりました。によによ…(*´ω`*)

最後に余談と言う名の恒例の蛇足ですが、今回の題名は反語になってたりします。

『不生不滅(ふしょうふめつ)』
→生じもせず滅しもせず常住であること。すなわち真如(この世の普遍なる心理)実相の存在、涅槃の境界を言う。

『メメント・モリ(memento mori)』
→「死を思え、死を忘れるなかれ」
(トラピスト修道会士の唱句)


電子辞書からコンニチハ創作意欲っ!!←


さてさて。次回の夢小説は、忌瀬が弟分として可愛がっている四人の獄卒の内の誰かが出て来ます。と言うか、暫く上司組と兄貴と同期は出しません。短編ならぬ個人戦的なキャラとの小噺がスタートします。

ああぁ……書き終わるだろうか。特に黄色と水色……木舌さんのビール腹に全力でタックルしたい……(Σヲイ)


ではでは、今回はこの辺で☆



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