舞台は兵庫県・西宮市。
たぶんあれは何処かの開業医の待合室。
硬い長椅子に座り、靴を探していました。
上半身を屈め、両手で円を描く様にして。
パンプスは何足かあって、皆マギーが履いて来たのと手触りが似ているんです。
当然、他にも患者らしい女性達がいるんですけど、誰もマギーに構いません。
声からして初老の彼女達は、それぞれの小さなグループで話しに夢中。
まるで彼女達とマギーとは違う世界にいるみたい。
いえ、ひょっとしたら、マギーの存在は彼女達には見えないのかも。
同じ時間を共有しているんじゃないのかも。

とても気持ちの悪いてか、落ち着かない夢でした。
何故西宮だったんでしょう?
そこが西宮だと何故マギーに分かったんでしょう?
兎に角、こうしてこれを書いている今も両肩に何かが乗っている様に重いんです。
いつか欅が言った、霊がマギーに浄化されたくて来ているんでしょうか?