もてる女とは

彼女が幸せなのか不幸せなのか、彼女と出遭って随分長いけど判らない。
それはそうね、幸・不幸を決めるのは当事者自身でマギーでも他の誰でもないから。
ただ一つ彼女を見ていて解ったのは、男性にもてるのは美貌でも若さでもなく、
手を差し伸べて守ってあげたくなる様な頼り無げな所なんですね。

マギーが知る限り、これまでに彼女を通り過ぎて行った男性は4人を数える。
いいえ、正確には「彼女が通り過ぎて行った」と評言すべきでしょうね。
彼女には男性を手玉に取るつもりなんか全然ないんです。
自分の路を自分で決められないだけなんです。
いいえ、本当は彼女は自分の路は既に定めていて、
それを彼女に代わって伝えてくれる男性を待っているだけなんです。
一つの恋に終止符を打つのに、彼女は次の恋人にその役目を託すんです。
運が良い事には、そんな彼女に激情する元恋人はこれまでに一人もいなかった。
マギーが男性なら、彼女を卑怯呼ばわりするでしょう。

自分磨きと称して美容にお金を注ぐ別の女性に教えてあげたい。
男性を振り向かせるには、それも贈り物も、ましてや嘘泣きトリックも要らない。
先に紹介した彼女の様に、生まれ持った頼り無げさがあるだけでいいって。
そして最後に自信をもって言います。
マギーは二人の女性のどちらでもないって。

寒いよー、足が痺れてるよー

12℃と言われていた今日の最高気温が、正午には11℃に変わっていた。
雨雲は南下して、傘なしで歩いている人達の風景がTVに映し出されていた。
雨が上がって明日は暖かくなるとTV。
11時に届いた週間天気予想メールでも16℃が並んでいたけれど、
予想はあくまでも予想で、それは刻々と変わる。
窓にしっかり施錠していても、隙間風がじんわり忍び込む。
コロナで換気をしなくても、我が家は自然に冷気が入れ替わっているんじゃない(笑)?

腰のヘルニアの所為か単に年齢の所為か、足先が痺れて感覚が乏しい。
電気敷毛布に寝ているのに、痺れた足先は冷たい。
お風呂で温まって来よう。
そして昼間だけれど、暫く眠ってみよう。

あなたなら?

知立市のガイドボランティアさんからいただいたマスクで、昨日は耳鼻科に。
牛さんの絵が描いてある可愛い手作りマスク。
鼻筋も付けてあってなかなかにおしゃれで肌触りも優しい。
いかんせん、鼻ぺちゃマギーにはずれ易い。

新型コロナウィルスのお陰で、手の消毒スプレーや工夫を凝らしたマスクが出回っていますね。
商魂逞しいとこんな時に言ってはいけないんだろうけど、感心しますね。

さて、ワクチン接種が始まりました。
このニュースを知った当初は、副作用を心配して注射拒否派だった知人。
何が彼女を変えたか、絶対接種派に突然寝返りました(笑み)。
マギーはまだ迷っています。

バリアフリー劇団・風の「星の王子様」

「風」はその名の通り、誰でも楽しめるよう工夫されたバリアフリー劇団です。
上演中、会場では音声ガイドが流れ、役者の衣装や動き、舞台上の背景を説明します。
舞台では手話通訳が役者の台詞を語ります。
ほぼ全国の小学校などを巡演しているそうです。

2月20日、知立市で上演されたそのバリアフリー劇団・風に、
端役ですが、呑み助役の知人とマギーが出演させていただきました。
観客席にいた刈谷市の視覚障害者ガイドボランティア・ひまわりの会の女性が、
その日の様子を個人的に後でメールで説明して下さいました。
以下に貼り付けてみますね。

【呑み助は、舞台に向かって、左の手から 下手から登場しました。
白杖を持って、ガイドさんと登場。
出演者の名が客席から入る。

マギーさんの役は、背かっこうがちびだからのちび学者。
いやいや、小さいではなく、地理学者です。
呑み助の一場面後で、舞台に向かって、右の手から 上手から登場。
白杖なしで、ガイドさんと劇団の舞台のガイドさんが両脇をエスコート。
幅が30センチの高さが10センチの階段を右手は舞台のガイドさんとひとりでのぼる。
客席から見ると階段は見えません。
お椀を伏せた半円のへりの階段で、ちょうど赤道から北極点に到着。
その北極点は1メートル以下の正方形にあぐらで座る。
左から、地理の本が届く。
めくると脚本の日本語の墨字拡大版。
フランス語。
右から、虫めがねが届く。
天眼鏡といいますね。
白衣のポケットから、点訳文をおく。
白衣は、ドクターコートといいますね。
似合ってましたよ。
星の王子様とやりとりして、最後に北極点に立つ。
前半の出演者、ガイドもともに歌を歌い、15分の休憩に入りました。

2幕が下ります。
カーテンコールです。
ふたたび、地理学者がならび、全員で手話で♪行こうともう1曲歌う。
行こうの手話は、右手の人指し指を作ります。
肘を曲げ、人差し指をのどぼとけに持っていき、前に出します。
前に出す時、頭の上にだすと行こうの気持ちが大きく出ます。

拍手の手話は両手を開いて前に出して揺らす。
ひらひらとします。
大きい拍手なら、頭の上近くまで、あげてゆらします。
これで、めでたし。めでたし。】

はい、今回の演目は「星の王子様」でした。
ちび学者は刈谷市の視覚障害者女性が演じる筈でしたが、
急遽彼女の都合でマギーに回って来ました。
舞台への階段は上り下りするのにちょっと怖かったです。
午前中に一度きりのリハーサル、午後からは本番。
立ち上がって歌う時は体を適当に揺らし、
歌詞から想像してした動きが、偶然手話表現になっていたそうです。
久しぶりに小学生(の時は強度弱視でした)に戻って、色紙にペンを持ってサイン。
劇団の皆さんはとても親切でジョークも愉快で、
呑み助とマギーへの接し方も極自然でとても感動しました。

遠く近くそして長く

結局昨日は夕方までベッドの人でした。
食事は夜の総菜パンと口当たりの優しい林檎だけ。
しっかり目覚めて、頭のジグソーパズルが埋まったのも16時過ぎ。
半分無意識にトイレに通うのと冷たい水で喉を潤すのを、それまで繰り返していました。
当然、昨日の外出はキャンセル。

いやー、耳は遠くおしっこは近くなったなぁ。
でも(そしてと言うべきなのか)気は随分長く穏やかになりました。
他人の長所探しが自然にできる様になりました。
悪く言えば、他人を心地よい台詞で安心させているだけなんでしょうね。
こっちの考えを押し付けないのは、相手を本当は認めていない。
他人に無関心を装う事で自分が楽しているだけ。
マギーは卑怯な人に成り下がったのかも。
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