『神さまの手のひら11』、更新しました。
ドS大魔王・由貴也では書けない、普通の男子大学生の純朴さで、胸キュン展開を目指しましたが、なんだかシリアスになってしまいました。
哲士のターンで、彼のいいところをいっぱい書こうと思ったのですが、この真面目なふたりが今の状況で胸キュンになるわけありませんでした。

香代子側からすると、まったく由貴也からの愛情を感じていないどころか、由貴也が恐ろしく、逃げ出したいと思っています。
一方の由貴也の方は失踪中です。彼女を(厳密には付き合ってませんが)部活の先輩に奪われたら、失踪ぐらいしたくなるよね、と思ったりします。最近気づいたのですが、傷心で姿をくらますという展開にとても萌えるななえです。
ちょっと前の由貴也なら、こんな時、巴のところへ行ったり、手当たり次第言い寄ってくる女の子のところを渡り歩いたりしそうだったのですが、今はそういうことしていないあたり、成長したのだなぁとしみじみ思います。
彼の動向は次あたりで書けると思います。

そして哲士の名前呼び!やっと『部長』呼びから変えさせられました。哲士はファーストネームが『部長』なのでは?というくらい、誰にも名前を呼ばれませんでした。それを言うなら根本もですが(彼の下の名前は恭介です)。
香代子が「哲士」と呼ぶのが新鮮で書いていて楽しかったです。

次話も早く更新できるように、鋭意執筆中です。
どうかおつきあいください。