拍手文『陽のあたる場所で』更新しました。
哲士15歳の話。この頃はまだもちろん部長じゃないので、香代子も根本も哲士のこと名字で呼んでいて新鮮でした。
だいたい由貴也と会う二年前ぐらいの話なのですが、まだこの頃の哲士は今の哲士からはほど遠い感じです。というか、あんまり話さないし、感情の起伏もあまりないのか(ずっと”空気”だったから)、地の文も自然と淡々としてしまいました。
高校に入ってから、彼のかくありたいという理想に、不断の努力で近づいていったのだと思います。
ちなみに香代子と根本は今の部長な哲士の印象が強すぎて、この頃の哲士のことをあまり覚えていません。

香代子のことをかわいいと思う→背を伸ばそうと牛乳を買う、というシンプルプロットだったのですが、気がついたらこんなに暗くなっていました。
行間を埋めたらこうでした。ほのぼの話がシリアスに転がるのはもう仕様です。ただ、牛乳買っている哲士に、ちゃんと青春してるよ、という気にはなりました(^^;
これから哲士はちゃんと175センチまで伸びるし、部長もやって、人望も集めていくのですが、いまいち幸せじゃないし、自分への自信はいまだに薄いようです。
相変わらず報われていない……。

最近、朝のニュースでのインタビューを見てからサッカーの長谷部さんがかっこいいなぁと思っています。
前に哲士を長谷部さんイメージで見ているとのコメントをいただいたことがあるのですが、ありがとうございます。あんな感じにかっこよく書きたいです。
哲士編を書くのがますます楽しみになりました!
ちゃんと彼を幸せにしてあげたいです