風邪のせいでやたら眠くてたまらない。それでも微熱で喉が渇くから、枕元に飲み物を置いて時々飲んだりしている。しかも、喉が痛くて飲むのも一苦労である。鼻水も止まらないし、どうしてくれよう。マイッタマイッタ。降参したっ!(笑)
大好きだったドラマ『セクシーボイス アンド ロボ』の最終回をリアルタイムで観た。殺し屋の三日坊主(中村獅童)が幽霊になって二人の元へ現れた。人は誰しもが関わりあい、影響しあって生きているから死なないでってメッセージが込められているお話。何なんだろう、この込み上げてくる涙は!
人は誰しもが憎しみや痛み、そしてどんなに求めても埋まらない空虚を抱えている。それを物や誰かで埋めようとするけど、そういうモノって結局、求めてもどんなに求めても埋まらないし満足に至らない。そういう淋しさをある日、突然気づかされる瞬間がありますな。それは言葉にならないほど切ない瞬間でもある。
三日坊主が記憶を取り戻した瞬間って、ソレだったのではないだろうか。悲しい性だな、人間って。
昨夜観た作品は『ポセイドン』
大晦日の夜、たくさんの乗客を乗せた豪華客船ポセイドン号は北大西洋を航海していた。カウントダウンパーティーで盛り上がるフロアでは、元ニューヨーク市長のラムジー(カート・ラッセル)は愛娘ジェニファーとその恋人が心から愛し合っているのを見て和んでいた。その頃、ポセイドン号に大きな津波が近づいていた。
ジーン・ハックマンの『ポセイドン・アドベンチャー』のリメイク版です。カート・ラッセルが元市長にして元消防士という設定にニヤリとしたのは私だけでしょうか?(笑)『バックドラフト』みたいに、ショック爆発連発!でも、命に対してあまりにも残酷な描き方をしていました。ジーン・ハックマンの時はもっとたくさんのドラマがあったはずなのに、これは自分達だけ助かろうという気持ちが全面に出てしまっていました。ある意味、『タイタニック』より残酷ですよね。
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