HERE TODAY DIARY Season2

　今日は沖雅也さんのお誕生日。亡くなられてから、まもなく３５年になる。もうすっかり沖様の年齢を超えたが今なお新しいファンも増え続け、彼の生きた証である出演作品がDVDやBlu-rayになったりしている。まるで今も生きているようですな。

　CSで放送された遺作のひとつ、土曜ワイド劇場『幻の結婚式』を録画失敗して、未だに観られていない。誰か送ってくれないかなと待っているが、誰も送ってくれない(笑)。沖様、なんて有様なんでしょうね！(笑)

　最近、めっきり夢であの世に行けていなくて、沖様に会えていない。きっと坂口良子さんとお元気にされているはず。美しい花々に囲まれ、美味しいお料理を食べていらっしゃるんだろうな！会えたらまた皆さんに報告したいと思います！

　台風も大した被害がなく通り過ぎていこうとしている。今、ようやく晴れてきた。テレビでは米朝首脳会談のニュースが駆け巡った。拉致問題、トランプ大統領はきちんと伝えてくれたかな？これからいろいろ動き出すのかな。

　ここ数日、日曜日の新聞の行幸啓で訪れていた両陛下のグラビアにずっと見とれていた。まさに国父、国母の両陛下の優しい眼差しにキュンとする。よく見ると手相がくっきりしていて流石に素晴らしい！(そこかい！)生命線も太く長いっすね(笑)。私は線が細くこの半分もないや。いやーこの週末は植樹祭でいらした退位なさる前の最後の両陛下の来県で浜通りは凄かったらしく、私も浜通りへ行きたくて堪らなかったわ。式典の録画を観てたら何故か無性に両親が恋しくなった(笑)。いつぞやの「お父ちゃん！！」と言ってしまった記者の気持ちがよくわかった次第。

　この頃は暑さでバテていたが、土曜日の夜から涼しくなって寒いくらいになり、暑さで目が覚めることなくよく眠れて生き返った気分。頭が少し冴えてきた気がする…いや、それは気のせいだな。嘘をつきました(笑)。

　まもなく亡くなられてから一ヶ月になる西城秀樹さんの死には今も淋しく思う。特に熱心なファンでもない私であっても心から離れないのは何故だろう。いつまで経っても彼のようなスターがテレビで追悼番組すらないなんて本当に馬鹿げている。追悼の意味で在りし日の姿を流したのは『徹子の部屋』ぐらいではなかろうか。黒柳徹子さんは彼の死でコメントを出し「西城秀樹さんは『ベストテン』でもいちばん手のかからない子でした」と語っていた。あの『ザ・ベストテン』に出ていたアイドルたちはみんな徹子さんを「お母さん」と慕い、徹子さんもわが子のように接していたらしいから、秀樹さんも同じだったのだろうかと窺わせる言葉だった。
　秀樹さんが亡くなられてから、恐らくファンの方々だろうが毎日のように新たにYouTubeで懐かしい映像が次々とアップされていて、その多くがいつか観たことがあるような映像がいっぱいあって、当たり前だけどどれも素晴らしい歌唱力で驚くばかり。今観ると本当に歌が上手かった方だったんだなって感動する。トークも気取らず自然体で嫌味のない性格が全面に溢れている。この方はなるべくしてなったスターだったんだと思う。病気さえしなかったら今もテレビやステージで歌っていたことだろう。
　今の歌手にない秀樹さんの激情的な熱唱を彼を知らない世代にも観てもらうためにも、私は追悼番組はやるべきだったと思うなあ。今からでも遅くないからやるべきだよ！

　最近のテレビ離れは視聴者の思いとはますますかけ離れていくばかりだ。まず「ホンモノ」が出てこない。芸人は素人のちょっと面白い人が半年ぐらい芸やコントをして、その後はひな壇といわれる座って面白かった話をしたり、数年後にはドラマに出たり司会者になってたりする。あれ？この人はお笑い芸人じゃなかったっけ？って思いが過ぎるがただのタレントになっちゃう。
　歌手も本格的に聴かせる歌手というのがいなくて、カバーやグループやシンガーソングライターが主流の今は目立つ人がいない。もう何年もヒット曲すら生まれなくなって久しい。これは深刻なことなのだが、テレビなどメディアもホンモノを必要としていないのも問題がある。探せば才能ある人はいくらでもいるのに磨こうともしないのだ。
　私の子ども時代は本気で楽しませる番組やスターがたくさんいて、今にして思うと贅沢だったな。『8時だョ!全員集合』のドリフターズなんか生放送で毎週全力で笑わせるコントが観られたし、歌番組もたくさんあって寺尾聰さんが何週も『ルビーの指環』を一位のまま記録を伸ばしても飽きなく聴かせてくれたり、人気がある人はそれなりに実力やスター性が抜群にあった。
　西城秀樹さんもその中の一人で、私も子どもながらに凄いなって思っていたものだ。私がもし総理大臣だったら、西城秀樹さんに国民栄誉賞を差し上げたいくらい。彼は日本を元気にした偉大な立役者の一人だと思っている。
　私自身が懐古主義だからかもしれないが、どうも最近のメディアのやり方が気に入らない。だからNHKばっかり(笑)。昔は朝から晩までフジテレビ系列の番組が面白かったが面白かった番組をつくっていた人達はフジテレビを離れて散り散りになってしまったのも残念だ。本気で面白い番組を作ろうとしてもスターやホンモノが不在なのも原因なのかもしれないし、私たち視聴者もクレームばっかりじゃなくて要望が通るようになればまたエンタメ界が元気を取り戻してくるのではないだろうか。
　十代から二十代にかけての頃に観ていた深夜番組とか本当に面白かった。いつだったかTwitterで『たほいや』という番組が面白かったことを書いたら出演者のお一人だった俳優の大高洋夫さんからリプライをいただき、驚きとともにとても感激した(笑)。Twitterはたまにこんなことがあるからやめられない。






留守の間、またまたたくさんの拍手ありがとうございます！暖かいメッセージ、心から感謝しています。
金曜日から通常に戻る予定です。